バイクにナビを装着!



 2011年の目標は電子装備の充実。ETCが本命だが、昔のように長期連休中ずっと放浪
するようなツーリングスタイルはとれないので、密度が大事になってきた。走りに集中するには
ナビもあり。車で家族で旅行に出かけるときに、初めての訪れる土地にも関わらずホテルや宿に
たどり着けることにいつも感心するので。

探してみるとポーダブルナビはかなりこなれた値段になってきている。携帯もナビ代わりに
なる時代だから当然か。画面サイズも豊富だが、タッチパネルが微妙。タンクバックに
いれてグラブで操作するのも・・・。操作が簡便で、そこそこ大きな画面で携帯型のものは
ほかにPSP?これなら手元にあります。PSP活用を検討します。
 ZUMO550日本版 本体

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価格:88,508円(税込、送料別)


PSPをナビとして使うにはGPSレシーバーが必要。ナビゲーションソフトは
中古で入手しやすかったMAPLUSに。3まででているが、まだ高い。間をとって
2にした。これで7000円くらいだった。

GPSレシーバーを取り付けMAPLUS起動。初回起動時は東京駅で
立ち上がるらしい。起動は問題なし。衛星を探す時間は結構かかる。室内だと
なかなか見つけられない。

衛星をキャッチ!

現在位置をみると、精度は悪くない感じ。

問題はGPSレシーバーをつけたPSPのサイズ。かなり幅が大きくなる。
大きなナビ用のタンクバックは買いたくない。今使っているタンクバックも
同時に使いたいので・・・。ナビはナビゲーションが目的。やっぱり
ツーリングマップルは携行したいが、ナビ対応タンクバックでマップルにも
対応しているものは、シェードがないとか、高いとか、しっくりこないので。


で、選んだのが久しぶりにTANAXブランドのナビ用タンクバック。
小型、シェードつき。調べるとPSPは入るらしいが、説明書にある
許容ナビサイズよりPSPのほうがかなり大きいはずだが、余裕代ないなのか。

タンクバックに放り込むわけですから、貧乏性の自分は傷防止に
液晶保護シートと、本体カバーを買ってみました。


で、タンクバックに入れてみました。ぴったりというか、なんというか、入りました。
予想通り、GPSレシーバーの分、画面はかなり下にきます。せっかくの
シェードですが、これでは効果半減でしょう。多分日光下では見えないでしょう。
下に何か敷いて斜めにしようか?TANAXには角度を変えられるタイプの
タンクバックもありますが、マグネットが4つなので、今使っている
タンクバックのマグネットと干渉すると嫌なので、それは購入断念したのですが。
多分、多少のシェードでは何を買っても日光下では見えないと思うのですが・・・。

続いて電源対策です。充電用にするかシガーソケット用コンセントを買うか悩みます。
充電用で、充電しながら使っても問題ないのか少し不安になりました。家庭でPSPを
使う場合はACアダプターを経由して充電しながら普通に使いますが、そのACアダプターを
みると、出力5V2Aとあって、結構アンペアが高いので気になったのです。
シガーソケット用コンセントを買うとACアダプターも携行することになるので
充電用にしました。安かったし。

シガーソケットを購入です。結構高い。ヒューズはない。

車載用のPSP充電器の説明書をみると、ヒューズがありました。これでPSPが
壊れることはないでしょう?でも1Aです。少ないな?もしかして充電専用?
説明書には充電しながらの使用は推奨されていない。バッテリー寿命を
縮める恐れがあるとのこと。なんとなく予想通り。

で、格安で社外製の互換バッテリーを購入。捨てバッテリー。容量は純正の
1800mAhに対し、倍の3600だが、バッテリー駆動時間は噂では
半分近い2時間程度らしい。安いし、捨てバッテリーにちょうど良い処遇。

続いてヘルメットスピーカーを購入。PSP標準のイヤホンでは
ヘルメットを被っての装着はしにくい。以前使っていたツーリングコムの
ヘルメットスピーカーが具合よかった。片耳よりは両耳が聞こえやすいらしい。

ヘルメットに仕込むならこんな感じ。両面テープもあるのでヘルメットに
付けっぱなしもできるが、ちょい乗りでは使わないのでテープでは
貼らずに都度装着することにします。

走行時の騒音は大きいと思われるので、一応ヘッドホンアンプも購入。
単4電池で20時間駆動できるらしい。

システムとしてはこんな感じ。初めはヘッドホンアンプは使わない予定。
後日このヘルメットスピーカーに落ち着きました。
スピーカーの裏にゴム板を両面テープなどで
重ねて貼って、耳が痛くならない程度に耳に近づけると
かなり聞こえはよくなります。

個人的要望でツーリングマップルも携行したい。だから今のタンクバックも
同時に装着したい。ナビ用タンクバックを購入前にどれだけのスペースが
確保できるか検討した画。採寸するといけそうだったが・・・。

実際にマウントするとこんなレイアウト。計画通り、ナビ用タンクバックの
マグネット1つを踏み付ける形になる。給油口は塞がなかったのでよかった。

昼間はやはり見えにくい。これでも駐輪場の屋根の下。直射日光ではない・・・。
音声案内がやっぱり重要。クルマに積んでPSPナビを試してみたが、音声案内は
家のクルマの純正ナビ程度。最新鋭のカーナビはどうか知らないが。

今度は電源を確保するためにシガーソケットをバイクに取り付ける。キーON電源が
都合がよいので、以前燃料計の電源をとるために使ったポジションランプの
配線から分岐させたコードからさらに分岐させます。

自作しようと思ったのですが、300円程度だったので分岐コードを購入です。

燃料計へいく配線をカットして、ギボシ端子を取り付けます。そこへ分岐コードを
割り込ませれば完了です。

そこにシガーソケットを取り付けて終りです。

キーONにして、ちゃんと通電しているか確認です。OKです。

夜間は視認性良好です。

室内ではなかなか衛星をキャッチできませんが、屋外、バイク上では余裕でキャッチ。
ボタン操作なので楽です。が、暗いと大変。通常操作は簡単なので
手探りでもいけるかもです。

シガーソケットの通電チェック。PSP本体の充電中のランプが点灯。
問題なさそうです。
実走してみた結果、視認性は下記リンクにある、シェード追加で。より見やすくなった。
なくても日中走行で見れるが、それは信号待ちなどでの話。走行中、クルマの感覚でナビを
見ることは視線の移動量が多く、危険と分った。
そうなると、音声案内が重要になってくるが、音量はPSP&今回のヘルメットスピーカーの
組み合わせでは十分。が、両耳ふさがれるので、エンジン音などは聞きにくい。それはそれで
マシンの情報が減り、不安だったことも確か。なので片耳仕様にするかもしれない。
音声案内がメインで、信号待ちなどをのぞけば画面を確認する頻度は極限られてくるので、
あらかじめ中継ポイントなどを定めておき、走りたいルートを設定しておくことが重要。
案内どおり走ったら、通行量が多い幹線道路ばかり走らされたら、バイクのツーリングとしては
台無し。

マシンへの装着、ヘルメットを脱いだり被ったりするたびにスピーカーをつけたり外したりは
正直手間。ちょい散歩くらいならマップル持参で十分。ただ、見知らぬ土地を走るには
情報ツールとしてはやはり心強いと思いました。
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ナビ本体変更
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