レギュレーターに空冷ファン追加!



 バッテリーが過充電になって山中で遭難の憂き目にあったのはレギュレーターのパンク
でした。このVTRのレギュレーターはもはやリコール対象と思えるくらいメジャーな
トラブルのようです。WEBで検索すると数多くのオーナーさんがトラブルの憂き目に
あっているようです。そんな中でトラブル発生前に冷却フィンが着いた対策が施された
レギュレータに交換するオーナーも多いようです。
 バッテリーが過充電になると、笛吹き薬缶のような、ピーっとか言う異音がしました。
たまに無線の混信のような、ピギャ、ガリガリ、ブツっとかいいます。シートをあけると
湯気と硫酸の甘い匂いと、汗まみれの膨れたバッテリー!恐怖!そしてマシン沈黙!
 が、あの山中でのトラブルを2度と味わいたくないのでフィンだけに対策を信じずに
冷却効果を高めるためにファンを装着することにしました。フィンと空冷と言えば、当然
CPU冷却ファンを思い浮かべます。家のPCも相当排熱苦労した覚えがあるので部屋には
ケースファンやら、CPUファンやらあまっています。
 電源は・・・、テールランプから分岐するのがスイッチ不要でクレバーですが、あの分岐
クリップがなんか嫌です。いつかETCとかつけるとき用にショップさんに残しておくこと
にします。ということでトグルスイッチを使ってバッテリーから直で電気を取ります。
 出先で点けっ放しにしてバッテリー上がって遭難する姿が容易に浮かびますね!
まぁとりあえず装着できそうか組んで見ます!PCは12V用が多いので助かります。

テールカウルを外すとレギュレーターがあります。フィンがあるので
対策以降の部品と思います。が、これも壊れるものがあるそうです・・・。

本組みしてからカウル干渉とか嫌なので手持ちのケースファンをあわせて見ます。
これは60×60ケースファンです。ぴったりです!

ガムテープで仮組します。

テールカウルを付けてみます。干渉は無いようです。
使用するケースファンは60×60×25に決定です。

シート下のデッドスペースにトグルスイッチをつけることにします。

ケースファンは手持ちが静音仕様しかなかったので爆音を探しに
PCショップに行きました。しかし時代なので爆音高速仕様はありませんでした。
流量もショボイ標準仕様です。爆音が良かったのはバイクから離れる時に切り忘れが
ないようにと思ったのですが・・・。

屋外コンセント助かります!

マイナス側はバッテリー端子に直結させます。
プラス側にスイッチをかませます。

久しぶりのハンダ付けは芋ハンダ?なんか屋外では温まりが悪いです。
ハンダの乗りも微妙です。

適当に完成。線が細すぎて熱収縮チューブはそこまで縮まなかった。
ビニールテープの処理は見た目がさつです。

スイッチオンです!ファンは回りました。向きも正しいようです。

レギュレーターにタイラップで結束場所を適当に作っていきます。

当初イメージどおりタイラップでキッチリ装着できました。

スイッチオンで作動。干渉、異音は無いです。が、あまりにサイレント。
きっと点けっ放しにします・・・。いつか。

申し訳程度にオン・オフを書いてトグルスイッチを両面テープでマウントです。

あまったコードはタイラップとケーブルクランプで止めます。

なんとかカウルに干渉せずに収まりました。

スイッチの切り替えはグラブをしていても楽にできました。音は屋外だとよく聞かないと
聞こえてきません。風量も・・・。かすかに感じますが。
 PCの経験から言っても弱いと言ってもファンがあるだけで雲泥の差と思います。間違い
無く寿命を延ばしてくれると思います。欲を言えばカウル内なので排気が十分か微妙です。
外気が入らなければ熱風を浴びせてるだけですか・・・。停車時に熱風が出ていれば熱交換
できているのでしょうか?あとはやっぱり、スイッチ・・・。テールランプから取った方が
絶対に安心なのでしょうが・・・。また工事してみます。カウル破損見つけたのでその時!

後日電源をキー連動式に変更しました!
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