レギュレーターファンの電源をキー連動化します



前回のレギュレーターファン取り付けはこちら

 レギュレーターに取り付けた空冷ファン。効果の程は確かめ様もなく、悪いはずはない!
ということで装着しています。ただ、ファンを回さずにエンジンを始動し、レギュレーターを
指で触っているとあっと言う間に火傷しそうなくらい熱くなります。ファンはあったほうが
良さそうです。ただこの前装着した際はバッテリー上がりを誘発するトグルスイッチを介した
バッテリー直付けです。やはりスマートなキー連動ON化します。断線部位を新たに設けるのは
なんか嫌だったんですが、前オーナーがヘッドライトへトグルスイッチをかませる際に盛大に
カットしてくれていますし、被覆も破れて芯線が露出する有様。おかげで吹っ切れました。
キー連動電源は付近のテールランプから分岐コネクタでとることに。ついでにライトも当然
ですが常時点灯に戻します。

これが装着されていたライトスイッチ。廃棄します。

トグルスイッチの代わりのジャンパー線とレギュレーター用ファンの電力を
テールランプの配線からとるための分岐クリップです。


トグルスイッチの代わりに配線をジャンパーしました。用意した配線も
トグルスイッチよりは容量が大きいものです。ライトには十分です。

今回修正したいレギュレーター用のファンの配線。
この時はトグルスイッチを介してバッテリーから直でとりました。


トグルスイッチですが、キー連動ではないのでつけっぱなしでバイクを離れると
バッテリーがあがる危険があります。やはり見直します。

キー連動の電源としては常套手段のテールランプですが3本配線が入っています。
サービスマニュアルがないので回路図が不明です。いろいろなHPを参考にすると、
どうもホンダ車は
・アース 緑
・プラス 茶色(常備灯)
・プラス 緑-黄(ブレーキ灯)
らしいです。プラスが2本?コンビネーションランプ仕様らしいです。

あまりにも作業がしにくいようなのでテールランプを引き抜きます。
これで配線周りがフリーになるので楽になります。
ついでにランプを観察です。
なるほど、フィラメントが2つあります。だからコンビ仕様。
ダブルフィラメントとも言えます。
アース共用で、通常は5W点灯、ブレーキ時は21Wが点灯という具合です。
21/5Wはテールランプとしては一般的のようです。

今回はキー連動で常時使いたいファンなので、常備灯側に分岐クリップをかませます。
サービスマニュアルがないので確証がないのがちょっと不安です。

アースの緑色と常備灯側のプラス、茶色の配線に分岐クリップをかませました。
最悪配線を詰めてコネクタごとやり直せるように極力コネクタの根元に設置しました。
コネクタの根元に負担はかかっていないようです・・・。

次は分岐側の線をかませます。これもペンチでパチンで終了です。

プラス、マイナス側からそれぞれ分岐できました。同じ黒色の配線なので
結線前にどちらがプラスかちょっと確認はしないといけません。

ランプを戻して終了です。取り出した線は暴れないように寄っておきます。

CPUファンなので配線は極細です。端子をカシメても不安です。

念のためハンダ付けします。

ファン側、分岐線側ともギボシ端子を装着しました。

いよいよキーONにしてみます。ヘッドライトは無事点灯しました。


接触不良などないか分岐側の端子間の電圧を測定です。
ちょっと低いですがファンにとっては誤差。問題なさそうです。

念のためにファンの風向きを紙切れでテストです。良さそうです。

最後にテールランプ2灯の点灯確認です。作業中の断線などはなかったようです。
ただ、リアブレーキスイッチが死んでいるのか踏んでも点きません。これは以前、1ヶ月点検に
持ち込んだときもスイッチの接触不良を指摘されました。要交換かも知れません。
 車体から気がかりなトグルスイッチを排除できました。ファンもキー連動となり安心です。
電気の知識はかなり寂しいものがありますので、この位がDIYの限界です。とりあえず完了です。
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