初めての9Rクーラント交換!

 クーラントに起爆水を添加しようと思っていたが、その前に古くなったクーラントを交換しておきたいと思い
はじめて自分で交換。基本的にはオイル交換と同じ流れだが、オイルより軽視?してきたこともありショップに
お願いすることが多かったが、自分の目で現状を確認し、猛省しました・・・。
用意したクーラント

オートバックスで一番安かったやつ
バイク用ブランドを探しに行くのも面倒なので
最寄のクルマ用品店にて700円程度で購入
9Rはクーラント2.4Lなので1Lのクーラント
で満たすと約40%。寒冷地じゃないのでOK
自分の9Rは冷却系弱いので、冷却性よりポンプの
潤滑効果のリフレッシュに期待したい
ドレンよりクーラント排出してみるが・・・

キャップ外すと錆びだらけ!


スライム色を期待していたのに!?


ペットボトルに受けてみるとこの色の薄さ。水だよ!


言葉がありません・・・


リザーバータンク内の水も錆び茶色
冷却水交換するには両サイドカウル、インナカウルを外す
キャップを外してみて目を疑う!なんじゃ〜この錆びは!
サーモスタット・キャップも腐食しまくり
クーラントに錆が混入しているんじゃないかと慌ててドレン
からクーラント排出して、再びなんじゃ〜この色は!
手触り、色共にほとんど水。色は少し緑がかっているか
どうか。ペットボトルで受けてみるとその色の薄さは歴然
いつもお願いしているショップはこんなクーラントを
いれてるのか?それとも劣化するとクーラントってこんな
色になるのか?分からないけど、こんなだからウォーター
ポンプ2回も破損するんだ、きっと。真冬に凍結したら
エンジン破損したかもしれないな。半分あきれてしまう
サーモスタットが錆びているならリザーバータンクにも
錆があって当然。中の底には茶色の堆積物が・・・
ひっくり返すとやっぱり茶色の錆び水がでてきた
リザーバータンクくらいは洗えるから洗うことに
リザーバータンク洗浄!

洗面所に持ち込むことに。何となくタンクは茶色


100均ペットボトルブラシ


ペットボトル洗浄用ブラシで隅々までゴシゴシする


ウッホー!水がこんな色に。温泉だよ。って事はFe!


なんとか底が見えた
入り組んだ形状のタンク内を洗うために針金の先にブラシ
のついたペットボトル用のブラシでゴシゴシする。
洗剤は特別なものもないから中性洗剤で洗うことに。
洗面所に持ち込みぬるま湯に洗剤を混ぜてブラシでひたすら
ゴシゴシ磨く。タンク内に死角を残さないようによく磨く
一度すすごうとして中の水をかき出すと、一気に水が
赤茶色に・・・。お湯だったこともありどこぞの温泉の
ような錯覚に。温泉水と錯覚と言うことはまさに錆び水って
ことだよなぁ。
分解することもあまりないだろうからよく洗っておく
当然冷却水泡だってもらうと困るのでよくすすぐ
どうしても取れないところもあったが、95%以上堆積
物を取り除くことが出来た。画像のように中はすっきり
変わりのキャップを探そう

ギャンブルで購入!


弁の直径が2mm程度小さい?


高さは同じ。ストロークもほぼ同じくらい


でも・・・
皆さんは純正品を使用してください
いかなるトラブルもDIYは自己責任です!

錆び錆びバルブは嫌なのでバイク用品店を探すがこういう
時には見つからない。渋々クルマ用品店で物色・・・。
キャップ形状、弁形状をよーく覚えていったつもりだが
やはり不安だ。小さくても大切な機能部品だから怖い
店員に怪しまれるほど吟味し、購入してみる。形状、弁圧
なんかで見ると近いのは1品しかなかった。自宅に戻り
形状を比較すると、惜しい。若干弁の直径が小さい。
径って事は常にリザーバーにもれやすいってことか?
素人にはわからないな。気をつけながら使ってみるか・・?
真夏を乗り越えることが出来ればきっと大丈夫なのでしょう
リザーバータンクのチェックはより頻繁にしないといけない
けど今回洗浄したからレベルチェックもしやすくなった?
クーラント注入

リザーバータンクをマウント


1L分の水でさらに古いクーラントを流しだす


そろりそろりと注入


クルマ用つけてます。大丈夫か?


ブリーダーからエア抜き


リザーバーには補水用のクーラントを1本注入


見やすくなりました


ほんとは入れたい添加剤!
リザーバータンクを再びマウントする
新クーラントを入れる前にもう一度水を流してフラッシング
してみる。クーラントを希釈しようと思ったけど、作成した
クーラントを使い切れないで残すのも嫌なので、まずは
原液を注入。泡立てないように静かに注入。それから水を
注入していく。クーラントの容量は2.4Lで原液1L
入れたから残り1.4Lのはずだが500mlペットボトル
2本半しか入らなかった。
心配だったクルマ用のラジエターキャップも口だけは合う
ようだ。機能は知らないけど・・・
ブリーダーからエア抜きをするけど、エアの漏れ出す音も
特になし。いきなりクーラントが出てきた。やっぱり前の
旧クーラントとは液質が違う。うまくいえないけど表面張力
の感じとか・・・。やっぱりこれがLLCだよな
リザーバーにはもともと50%希釈してある補水用の
クーラント300mlを買ってきた。ブランドは違うけど!
まぁ成分ほとんど同じでしょ?
にしても、50%希釈でやっぱりこの色具合だよ。前のは
10%くらいかも?
クーラントの量もリザーバータンクきれいになったので
チェックしやすい。でもキャップ不安・・・
暖気運転

ファンが回るまでアイドリング
漏れやキャップ、リザーバータンク内の容量を確認する
ためにファンが回るまで暖機運転を続ける
気になったキャップからの漏れはないようだ
冷えた後のクーラント量も特に問題ないよう
しばらくこのまま様子を見ることに
振り返ると
 やっぱり、何事も自分の目でみないと実際のところは分からないということが判明。いい勉強になりました
気のせいか新品クーラントに交換したらエンジンのフィーリングが格段にいい。これでウォーターポンプ壊れ
ないといいけど。遅いか・・・な?           ※冷却系にも関心を持とうと水温計自作しました

【油温計・水温計】デイトナ:DAYTONA デジタルテンプメーター:ZX-9R 94-00 (ZX900 B/C/E)
高性能社外のラジエター交換は高いので、高性能クーラントに
交換して、冷却能力だけ高める方法もあります。クレバーな方法です。

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