日本テレマークスキー協会 updated 2013-12-05
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2013シーズンイベントレポート

2013TAJ第6回テレマークスキー技術コンテスト&第2回YakebiCup

2013TAJ第6回テレマークスキー技術コンテスト&第2回YakebiCup



LinkIcon2013第6回テレマークスキー技術コンテスト公式成績表

LinkIcon2013志賀YakebiCup競技結果


レポート

早春の爆弾低気圧をものともせず、テレマークスキーをこよなく愛する者達の真剣なパフォーマンスと交流の2日間、志賀高原焼額山スキー場で行われました。

雪上イベント参加者 合計67名
・ポールトレーニング 10名
・技術コンテスト    42名
・YakebiCup 15名
テレマーカーズナイト 約100名

Youtubeに動画を公開中です。
記録:2013TAJ第6回テレマークスキー技術コンテスト&第2回YakebiCupダイジェスト版


最悪の天候の中で撮影した記録のダイジェスト版で、楽しい交流シーンよりも各選手の滑る映像を優先したものです。悪天候のため大半がゴール付近から撮影の映像となっております。

4月6日 朝から春の嵐が到来、他のスキー大会が全て中止の情報の中、テレマーカーは続々と到着。
リフトが運行中止となったが、選手会で”ハイクアップ”により決行を全員が賛同し、力強く大会の幕を開けた。

Yakebi Cup~クラシックレース1走、ゲートフラッグなし、滑らない悪雪と強風の中で力走。

技術コンテスト~2種目、ショートターン、ロングターン
強風でゲートフラッグも取り、所々ブレーキがかかる悪雪にもめげず、選手たちは全員が見守る晴れの舞台で最高のパフォーマンス発揮を決意して次々にスタートした。

テレマーカーズナイトは競技の間となり、華やかな企画は少しに留め、参加者同士の交流を深めた。

4月7日 天候はやや回復しリフトが運行、しかし目まぐるしく変わる天候の中、技術コンテストの残り3種目を決行した。

総合滑降、不整地小回り、ジャンプ

表彰式

志賀高原プリンスホテル、志賀高原焼額山スキー場の柔軟で破格のご対応で成立した大会でした。ご協力を頂いた協賛各社および地元のタクトスポーツ、玉村酒造、参加されたテレマーカーと応援の方々、ありがとうございました。

レースの技術や用具が特化した現在、多くのテレマーカーが共通して競い、楽しめる大会として技術コンテストが定着しました。

残念ながら新シーズンは主催事業として開催が難しい状況です。富山で技術コンテストの開催が計画されており、TAJとしてご協力をさせて頂く予定です。

TAJ第6回テレマークスキー技術コンテスト・・・経過

2008年第1回大会、2009年第2回大会を秋田県田沢湖スキー場で開催。

2010年第3回大会から、過去26回パタゴニアカップを開催した志賀高原に移す。晴天に恵まれて成功。

2011年第4回大会は東日本大震災で中止

2012年第5回大会は、テレマークスキーの4つの楽しさを盛り込み(コンテスト+レース+ツアー+テレマーカーズナイト)、TAJとしては久しぶりに

多くの参加者が競い楽しむ、フェスティバル的な大会に変貌。晴天と季節外れの雪質に恵まれ今までになく充実した。しかし、

残念なことにレースで負傷事故が発生、コンテストも4種目に留まった。

2013年第6回大会は、2012年の反省を基に、レースの高速化に応えられるコースに変更、技術コンテストも5種目に戻し、確実な大会運営のために休館中の東館も起用、万全の会場設定となった。ツアーは取止めたが、テレマーカーズナイトで交流を深めた。