(2000年版)          「1999年版」


☆全地球的位置決めの仕組み(通称:GPS)その2

 すっかりSONYにはやられちまったゼ、との声も聞こえてきそうなのですが、ハンディーGPSレシーバーをまた買いました。今度は

PCQ−HGR3Sです。(今まではPCQ−HGR1S)

  ←左がHGR1で右がHGR3です。大きさもさることながら、液晶ディスプレイが新鮮です。


 新しいGPSレシーバーには液晶ディスプレイが装備されており、北緯・東経や移動方向と速度が表示されます。それだけでもかなり

面白いのですが、もっとも使い勝手がよくなった点は、今まで単3電池1本だったのが2本になって飛躍的に「スタミナ」化したことです。

クルマで長距離を移動するときの電池交換の煩わしさから解放されるのは、安全運転の面からも大歓迎です!測距も精度も心なしかよく

なった気もします。これはひとえにアメリカが従来は意識的に出していた位置情報の誤差を極力少なくしてくれたおかげなのですが。

 パソコンで使えるGPSレシーバーをこよなく愛していて、しかもパソコンを持っているとくれば、当然目指すのはカーナビゲーション

ということになるのですが、私はこのGPSレシーバーを使ってパソコン・カーナビゲーションを実現することを躊躇しています。なぜなら

ショックアブソーバとフロント・スタビライザ交換で強化されたうちのクルマの振動には、さすがのIBM ThinkPadも耐えられ

ないのではないか?と思っているからです。1台しかないパソコンのハードディスクがクラッシュしたら、それこそ悔やんでも悔やみ切れ

ません。でも、もしクラッシュしないハードディスクがあったらその時はぜひパソコンカーナビを実現してみたいものです。

 運転中は脇見をしないで運転に集中しましょう!そんな意味からも今の利用形態がベストだと思います。

 (2000.12.4)


☆Netscape6試用記

 ある時偶然にNetscape6日本語版がリリースされていることを知りました。Netscapeの愛用者である私はさっそくダウン

ロードして試用してみることにしました。この時ばかりは自分がジークフリートのごとき怖いもの知らずとは思いもよりませんでしたが。

 職場でLANに接続しているのでそのままNetscape6インストール用圧縮ファイルをダウンロードしようと試みましたが、FTP

サーバの具合が悪いらしくなかなか接続できません。時間もないのでやむをえず低速用のダウンロードをしてみました。これはインストール

用のファイル(25MBはあります)をすべてダウンロードするのではなく、www上にあるサーバから直接インストールするというもの

です。結果的には時間的に見てどちらがいいのかよくわかりませんでした。どうせならパソコン雑誌の付録CD−ROMにNetscape

6インストール用のファイルが入っているものを入手して作業した方が手間がかからなくてよいのかも知れません。

 インストール終了後、さっそく新しい6を立ち上げてみましたが...なかなか立ち上がりません。4.73と比較して倍以上の時間が

かかるようです。動作が軽いのがNetscapeの美点のはずなのに...どおりで4.73の上書きインストールでなかったわけです。

6と4.73はまったく別物だったのです。ブックマーク(Internet Explorerでいう「お気に入り」)はそのまま使える

みたいですが。

 まったく新しいものだけあって、インターフェースは「COOL!」です。この点はとても気に入りましたが、ブックマークが4.73の

ように一覧で表示されず、IEのお気に入りのように縦長に表示されるのはいただけません。これではたくさんのブックマークがある場合に

なかなか目的のブックマークに到達できないじゃないですか!もしかしたらカスタマイズ(最近禁句です、この言葉!)できるのかも知れ

ませんが...今までのNetscape製品にはないカッコのよさは特筆すべきものですが...

 それにしても動作が緩慢すぎてどうにもなりません。もはやPentium4が発売された時代にはPentium2−233MHzの

CPUで動作させることなど考えてもいないのでしょうか?というわけでインターフェースのかっこよさには惹かれつつも、このマシンでは

使い物にならずアンインストールせざるを得ませんでした。使わないソフトに使うHDDの容量はこのマシンに余っていません!

 MS−Officeなどの重たいアプリケーション・ソフトウェアに手こずるのなら納得がいきますが、ブラウザごとき(失礼?!)で

こんな目に遭うなんて...まったく納得がいきません。ちなみにNECのPC−9821 ただのPentium 133MHzのマシン

で動かそうとするとハングアップしたかのごとき沈黙が襲ってきます。確かに立ち上がりはしますが...ビビりますよ!

 (2000.11.21)


☆またまたショック・アブソーバー交換の巻

 うちのヴィータがショック・アブソーバーの交換をしたのは走行距離が28,000kmぐらいのときでした。ヴィータ・スポーツ専用の

その名もスポーツ・サスペンションは「カキン」と固くてそれなりによかったのですが、首都高のジャンクション(分岐・合流)のコーナー

で跳ねるような感じがしてかなり怖かったです。それに都内のデコボコつぎはぎだらけの道を駆け回ったせいか早くも振動が吸収しきれなく

なってきたようでした。

 ドイツ車ばかりではなく、今や日本車の間でもスポーツ・サスペンションとくれば真っ先に名前が挙がるのがドイツの名門ビルシュタイン

です。オイシイ物好き(私はグルメでは決してありません!)の私にとってはあこがれのショック・アブソーバーです。ヴィータ用のを探す

のは結構大変でした(カタログにはラインナップされていますが、輸入元にも在庫が全然ないのです。さすがにヴィータのユーザーにとって

は比較的高価なビルシュタインにまで到達するのは難しいのでしょうか?)が、なんとか現物を見つけだして交換してもらいました。

 ビルシュタインの特徴を一言でいうと「固い」です。しかし固いですがよく動くので変にタイヤがドタバタしなくて結果として路面への

追従性が高まるということになります。おかげで純正の時に恐怖をおぼえた首都高のコーナーも楽々パスできました。

  ←本当はフロントの方が見栄えがいいのですが、写真取り忘れました。黄色いのがビルシュタイン


 走行距離78,000kmを超えて、最近はややふわふわしてきたかな?という感じが出てきました。夜は加減速の時にヘッドライトの

光軸が大きく揺れるようになってきました。おそらくビルシュタインにとっては50,000kmはそんなにシリアスな距離ではないのかも

しれませんが、超軽量ホイールに交換したついで?もありますから思い切って交換することにしました。

 「アブソーバー、換えたいときに在庫なし:詠み人知らず」という言葉があるくらい、ヴィータ用のショックは在庫がないことで有名?

ですが、このたび世田谷区玉川台(東名・東京インターチェンジ入口すぐそばの環状8号線内回り沿い)のサスペンション・スペシャリスト

のお店「サンビーム」さんに1,000km使用の新品同様ショック・アブソーバーがあるとの情報をいただきました。1,000kmと

いえば、もともと固く組んであるビルシュタインのならしが終わるころです。ならさなくてよくて、お値段も安くなっているとくればまさに

「渡りに船」状態でいいことずくめですね。おまけにこのショックが倒立型という、強度重視のマニアックな造りをしている事実も明らかに

なりました。まるでレガシィかインプレッサのようですね。自慢!

 11月4日は夜にオーケストラの金管分奏があるので、朝一番の10時から作業を入れてもらいました。せっかくの機会なのでフロントの

ショックとクルマのボディをつなげているゴム製の部品、アッパーマウントも新品に交換してもらうことにしました。これは芝浦のヤナセに

取り寄せてもらいました。どうせならフロントのスプリングとアッパーマウントの間に挟まっているゴムも新品にすればよかったと後悔して

います。

 作業はテキパキと進みます。4輪ホイール・アライメントを調整してもらったのですが、ここで足回りのスペシャリストの本領発揮です。

一般的な道路は左側が右側より低くなっているので、平らな所でまっすぐ走るセッティングをしたクルマは自然と左側に向かって走る傾向が

あり、ドライバーが無意識のうちにステアリングを右に切ってまっすぐ走るように補正しているらしいのですが、それを意識しなくても

まっすぐ走れるようにアライメントを微調整してくれるのです。

 ほぼ3時間で全作業が終了してしまいました。16時ぐらいになるかも、と思っていたのでうれしい誤算です。さっそく藤沢に向かう第三

京浜でまっすぐの走りを試してみました。若干ステアリングが軽くなったかな?と感じましたが、轍(わだち)に乗っても急激に姿勢変化

を起こすことがなくなり安全運転になれそうです。こりゃ言い訳だ。

 あまりに楽しくて翌日の日曜日に再び藤沢まで出かけてしまいました。天気もよくて最高なドライブでした。ホント走るだけでしたが。

実はこの行動にはウラがあるのですが...もし知りたい方は「興味あり」のページを参照してみてくださいね。

 (2000.11.5) 


☆VITA車検報告

 私の愛車OPEL VITA SPORTもめでたく2回目の車検を迎えることができました。車検時の走行距離は77,984km

まあまあ走り込んだでしょうか?というわけで今回はエンジンマウントの交換をしてもらいました。これはエンジンを車体にぶら下げている

もので、劣化するとエンジンの振動を車体に伝えてしまうため、ある程度の走行距離で取り替えるといいらしい?そうです。でもちょっと

お高くて3カ所交換で工賃込み50,000円ほどです...その他に切れるとやばい補機類の駆動用リブドベルトが劣化していたらしく

テンショナー(ベルトをピンと張るためのもの)といっしょに交換しました。24,000円ほど!これらが大きかったです。

 ヤナセにクルマを預けたとき、「なにか大きい部品交換が生じるようでしたらお電話いたします!」といわれていたのですが、本当に電話

がかかってきて少々ビビリました。しかし、それは「ヘッドライトのバルブが片方切れているのですが、同じタイプのものを置いていない

のでどうしたらよいか?」というものでした。その時付けていたのは涼しげな色に定評あるPIAAプラチナホワイトバルブでした。これも

車検終了後にイエローバルブへ交換できたらいいかな?と思っていたのでちょうどいいタイミングで交換と相成りました。もちろんクルマに

常備してあるバルブを使ってもらいました。交換工賃はサービス!

 車検を前にして無謀にもいろいろなパーツを社外品に交換していましたが、すべて難なくパス!いやはや大したもんです。(自画自賛!)

気になっていたdevilのマフラーも平気でしたし、すべての窓に貼った断熱フィルム(無色透明)もおとがめなし。アルミホイールも

ほぼ純正サイズなのでOKでした。なぁ〜んだ、けっこう大丈夫なんだ!と思ってしまいました。

 つらい夏を乗り切っていよいよ調子のよくなる秋・冬です!どこか遠くへ行きたくなりました。VITAは長距離で本領発揮するクルマ

ですから。ガンガン走らないとまたグズりそうで怖いです。最近グズり気味なので...

  ←駐車場が斜めなので傾いているだけです。

 (2000.10.23)


☆超軽量鍛造アルミホイールへの道(その2)

 私の選択はRAYSのVOLK RACING:CE28Nというものでした。サイズは14×5.5J オフセット+45という純正

とほとんど変わらないものです。しかしその実体は製品名に違わぬ鍛造・超軽量のアグレッシヴなホイールなのです。ちなみに鍛造とは

ホイールを成型する際に高い圧力をかけて製品を作る方法です。一般的なアルミホイール(もちろん純正も)は鋳造という鋳型に溶けた

原料を流し込んで製品を作る方法をとっています。鍛造の方が強度を出せるので、同じ強度なら鋳造のものよりも軽量にできるのが最大の

メリットといわれていますが、手間がかかるためにコスト高となってしまうのが最大のデメリットです。

    ←色はブロンズなのですよ...


 

 おそらく純正よりも1本当たり1kg以上軽量になったため、明らかにスタートダッシュが速くなりました。これはサスペンションに

ぶら下がっているタイヤ・ホイールが軽くなったために以前よりも路面への追随性が高まったことが要因だと思われます。今までちょっと

ドタバタしていた足回りがかなり落ち着いてきました。おかげで路面から伝わる衝撃も今まで「ドカン!」ときていたのが「トコン」と

軽くなったため乗り心地まで向上したのです。

 一方、気になることはロードノイズが大きくなったかな?ということです。原因はよくわかりませんが、おそらく純正の鋳造では吸収

できていた振動や音が鍛造になったことによってダイレクトに車体に伝わってきているのかな?と思えます。また、純正ではセンター

キャップで隠れていた車軸が丸見えになってしまったことも気になります。CE28Nにはオプションでセンターキャップが用意されて

いますが、現物合わせをRAYSの東京営業所でした結果、車軸の突起・ハブとホイールとの隙間の少なさが災いして付かないことが判明

しました。ちょっと残念でした。

 純正ではハブとホイールがぴったり合うようにデザインされていますが、社外品ではハブとホイールの径が合わないことが多いのです。

CE28Nのハブ径は66mm、VITAのハブ径は56.5mmなのでこのギャップを埋めるべく変換ハブリングを取り寄せて後日取り

付けました。これでホイールはクルマとぴったりマッチングしたと思われます。めでたしめでたし!軽量化にともなうメリットの一つ、

燃費の向上についてはまだ新規の給油を1回しかしていませんのでこれから評価できると思います。

 実は気になることがもう一つ。「このホイールは本来、軽自動車向けのサイズなんですよねぇ。」ですと!う〜ん...?

 (2000.9.24) 


☆超軽量鍛造アルミホイールへの道(その1)

 先日、緊急で愛車のタイヤ交換をするハメになってしまい、インチアップを含めたホイール交換計画は白紙撤回を余儀なくされたかに

思われました。しかし私の運転技術未熟ゆえのホイールの擦り傷の多さは心痛む状況となりつつあります。それをいうならボディのキズは

どうなの?とツッコミたくもなりますが...

 なぜ私はホイールを擦るのか?もちろん車両感覚をつかみ切れていない甘ちゃんな私のせいでもあるのですが、ホイールのデザインにも

こうなる要因がなきにしもあらず、なのです。

  ←タイヤの側面よりホイールの中心部の方が出っ張っています。

 このため、高速の料金所などで寄せすぎたあげく「ゴリゴリ!」とやってしまうのです。タイヤのローテーションをしている関係上、

まんべんなくホイールは傷が付いている状況なのです。(どうあがいても自分の責任なのですが。)

 ここで疑問点がある方もいらっしゃるかと思います。「なぜホイールを替えるのか?」う〜ん、いい質問です。答えは2つあります。

 1.ファッション性 2.バネ下重量軽減

1.は要するに見栄えをよくしたいということです。オリジナルのホイールはVITAにマッチしていて丸っこくかわいらしいデザイン

ですが、できればもう少しスポーティなもの、たとえばレース用のホイールのようにすっきりしていながらも剛性感のあるものがカッコ

いいかなと思ったのです。

2.はサスペンションにぶら下がっているものはなるべく軽い方がいいよ、ということなのです。ちょうど鉄ゲタよりスニーカーの方が

ジョギングしやすいでしょ、ということと同じなのですが...また、同じ重さでも鉄ゲタのように足の先にあるよりも、まだ腰のあたり

にある方が走ることに対する影響が小さくてすむのです。それほどタイヤとホイールの重量は走ることにとって重要な問題なのです。

 ファッション性といえば、インチアップといってたとえば14インチのホイールを15〜16インチにすることによって見栄えをよく

する方法があります。この場合、タイヤの外径は14インチでも15インチでも変わらないことが必要ですから、必然的にタイヤのサイド

部分の厚みが薄くなる、つまり扁平率が下がることになります。しかしタイヤ幅が同じでは車重を支えるだけの強度を確保できなくなって

しまうのでタイヤ幅は広くなります。こうすればタイヤの接地面をなるべく大きくすることができて見栄えだけではなくグリップ性能の

向上も期待できます。もっとも金属の塊であるホイールを大きくしすぎるとかえって重量が増してしまい、2.の要因を解消できなくなり

かねません。それにタイヤのサイド部分が薄くなることによる乗り心地の悪化も無視できません。

 そのため私はあえて現状のサイズを維持すること(インチキープ)にしました。ところがVITA SPORTの標準ホイールサイズは

直径14インチ 幅5.5インチ タイヤオフセット+49mm 4穴 間隔100mm というものです。特にタイヤオフセット値が

かなり大きい(タイヤの取り付け面がタイヤ正面の中心から49mm外に出ている状態)のがあまり一般的ではないのですが今でもタイヤ

がフェンダーギリギリのところにあるので、あまりこの値を少なくする(タイヤが外に出る)ことは10月に車検を控えた現状ではしたく

ありません。

 そこで私が選択したのは輸入車の定番とはいい難いものだったのです?(つづく、実はホイールの写真が間に合わなかっただけ!)

 (2000.9.17) 


☆ビデオカメラの真価(進化)

 今回の藤沢市民オペラはすべての公演に出演するため、実際の舞台を見ることができません。オペラ好きの私としてはちょっと残念な

キモチです。あまりにも残念なのでイケナイことを考えました!いつもはゲネプロ(総練習)の様子をDATに録音してそれを記念に

残していますが、せっかく舞台上演のあるオペラなのでハイクォリティな映像を残したくなったのです。こんな考えを持つことができる

裏付けは、PS2を買ってDVDを見るために25インチのテレビを買ったことに他なりません。まさに芋づる式の浪費生活です。

 かなり以前からいろいろな演奏会(もちろんプライベート)の映像を8ミリビデオで撮影してVHSビデオに編集していましたが、

自分では8ミリビデオカメラもVHSビデオデッキも所有していませんでした。まあ、いろいろな手段を使っていたのですが、今度は

いよいよDV(デジタル・ビデオ)カメラを購入する気になりました。普通は結婚して子供ができると買うモノのようですが。

 さて、買うと決めると楽しいものです!でも買うと決めてから実際に使うまで2〜3日しかありません。とりあえず条件として、

1.トータルで15万円以内に収まること 2.画質優先? 3.手ブレ補正が光学式であることが望ましい 4.省電力

を掲げました。こんなに条件を出したら決まるものも決まらなくなりそうです。

 非常にタイミングよくキャノンから新製品「IXY DV」という現時点で世界最小・最軽量の機種が発売されました。これなら手ブレ

補正が電子式であること以外はハードスペックについてはいうことなしです。画質の面でも原色フィルタを採用していて、色彩があざやか

なことこの上なしです。しかしデジカメ「IXY DIGITAL」で飛ぶ鳥を落とす勢いのキャノンの新製品だけにお値段は高め。

キット込みで20万円近くになってしまいます。カッコいいんだけどなぁ...

 いろいろ検討した結果、購入候補機種はご覧のとおりです。

1.Sony:DVCR−TRV8K(1/4インチ68万(34万)画素・電子式手ブレ補正・補色フィルタ)

2.Victor:GR−DVL700(1/3インチ68万(34万)画素・電子式手ブレ補正・補色フィルタ)

3.Panasonic:NV−DS200(1/4?インチ39万(36万)画素・光学式手ブレ補正・原色フィルタ?)

4.Canon:FV2(1/4インチ38万(36万)画素・光学式手ブレ補正・原色フィルタ)

 今はメガピクセル機が流行っていますが、値段が高いんですよ!キット込みでほぼ20万円はしますので論外!それにCCDの画素の

大きさが小さくなるので感度が悪くなってしまいます。おもにオペラを撮影するのであればできるだけ暗いところに強いカメラがいいと

思います。

 まあ、選択しているときは楽しいのですが、今回は予算の関係もあり「IXY DV」を断念せざるを得なかったので、こうなったら

できるだけ安いのにしてみたいと思い、色再現がよろしいCanonのFV2をあちこちで探しました。大型カメラ量販店でもアキハバラ

でもよかったのですが、カメラのキタムラという全国チェーン店の東戸塚店(藤沢に練習に行く途中にある駐車場完備の便利なお店)で

キット込み価格128,000円というのを見つけました。意外なところにあるものですね。

 練習に行く途中で購入し、さっそく録画に挑戦しました。やや無謀ですね、試し撮りなしとは。オペラは会場内が真っ暗になって

スポットライト的に舞台が明るくなったりしますのでオートフォーカスは効きにくいはずですので、マニュアルでフォーカシングを決め、

字幕スーパーが入るようにしてセッティング完了!

 家に戻ってからプレイバックをしました。8ミリビデオカメラの時とはまったく違うカッチリとした画質で、新しい技術のすごさを

実感しました。特に編集機能の充実ぶりには驚いてしまいました。さすがデジタル!

 しかし、一つ気になる点が。おそらくCCD自体に欠損した画素があるようなのです。さっそくクレームだぁ!楽しいな!!

 (2000.9.5) 


☆酔狂?パワー測定

 クルマの給排気系ウルトラ・ライトチューンが完了したところで、我慢しきれずにシャーシダイナモでパワー測定をしてしまいました。

元々、馬力105psとトルク15.0kg/mしかない私のクルマ、73、000キロというかなりのクタビレ具合からして期待は

持てないのですが、なんとか現状維持していれば御の字です。

 「シャーシダイナモでパワー測定」と一言でいっても、この装置は大がかりなのでそれなりの場所に赴きました。そこは「スーパー

オートバックス東雲TOKYOBAY」です。やっぱり大きいお店は楽しいね!

 ドキドキしながら「あのぉ、パワー測定したいんですけど...」と店員さんに申し出ると「30分待ちですので準備ができたらお呼び

します!」とのお言葉。暇つぶしのために上の階のクルマ専門書店「リンドバーグ(トロンボーンソリストにあらず)」に上がって5分も

経たないうちに「準備が整いましたぁ〜!」の放送が!おいおい。

 さっそく測定用ピットにクルマを持っていくと、ここからはプロの領域です。おもむろにクルマをローラーの上に乗せますが、普段は

首都高湾岸線をブッ飛ばす私の職場の後輩HくんIくん家のような大きな車のタイヤを乗せるための装置だけに、14インチのホイールを

履くクルマはやや持て余し気味です。接触しそうで見ていてちょっと怖いです。

 なんとか無事にセッティングが終了し、まずは測定装置の確認のため6000回転までエンジンを吹かします。うるさいのなんの!

こりゃ社会の迷惑だわい、などとスッとぼけている自分が怖いですが...そしていよいよローラーを回転させます!いい感じ。

そして測定終了。フロッピーを測定器から取り出して分析機のパソコンに入れました(つながっていないらしい)が...どうやら

エンジンの回転数がうまく取り出せなかったようです。ノイズのでないハイテンションコードに交換したおかげ?

 結局、3回も測定してもらいなんとか終了しました。ちょっとトクした気分?気になる測定結果ですが以下のとおりです。

 1.気温:29度、気圧:993hpa、これを気温20度、気圧:1013hpa時に測定した時のように補正します。

 2.最高出力:107.5ps!/5610rpm

 3.最大トルク:13.9kg/m?/4710rpm

 出力は2.5馬力UP!していました。しかも6000rpmより低い回転数で達成しているのには驚きました。一方トルクは1.1も

下がっていて回転数は4000rpmよりもかなり回っています。さてはマフラー交換のツケが回ったか?

 最後に「107ps」と刻印されたプレートをいただきました。どこに付けようかな?(付けないよ!)

 (2000.7.30)


☆クルマのヴィジュアル・モディファイ

 私のクルマも今年の10月で満5年を迎えます。73,000km近く走りましたからそれなりにいろいろなことがありましたが、

なんとか無事に過ごせました。とはいいながらもチョコチョコいじってはそれを密かな楽しみにしている自分もやや不気味な存在です。

今度はついに大物となるサイレンサー、いわゆるマフラーを交換してしまいました!

 なぜ今回マフラーを交換するに至ったかと申しますと、それはひとえにインターネットのおかげとしかいえません。神奈川県川崎市に

あるワールドラリーショップ「ストリートライフ」のホームページを見ていたところ、以前から目を付けていたフランスのdevil社の

マフラーが大盤振舞されていたのです。定価69,000円がなんと33,000円ですからまさにそう言わざるをいえませんでしょ?

 名前からしてかなり凶悪そう!なマフラーのようですが、見た目は確かに102mmもの直径でド迫力です。肝心の音のほうは心配

していたほどでもなく、若干低音が強調されたかな、という感じです、主観的ですが。これなら車検も大丈夫ですし、ご近所にもあまり

迷惑をかけないで済みそうです、これまた主観的ですが...

  ←「devil」のロゴがシャレています!   ←斜め出し!


 純正のマフラーも最近はやや音が大きくなっていたのでちょうどよい交換時期だったと思います。また、devilに交換してからは

心なしかエンジンの吹け上がりが軽くなったような気もします。これなら新車時の味わいを彷彿とさせるといっても過言ではありません。

  ←ヤンチャ系?   ←実はいきなり内径が狭くなっています。


 今までの保守的な後ろ姿から、とてもヤンチャなクルマに変身してしまいました。お願いですからアオらないでくださいね!

 (2000.7.25)


☆パソコン買い換え基準

 1998年7月に私は今のパソコンを購入しました。なにしろ初めて買うパソコンですから、できるだけハイスペックなものを手に入れ

ようと考えていました。当然予算の許す範囲で、ですが。当時のノート型パソコン用CPUはインテル社のMOBILE PentiumIIが登場した

ばかりでした。クロック周波数は233MHzと266MHzです。いまやこのクロック周波数のCPUはありません。

 HDDは3.2GBでいまではこの容量も見当たりません。4GBが最低限でしょう。メモリは32MBをオンボード搭載でした。

今なら64MBが標準でしょう。最低でも64MBないとそれでなくても負担がかかるOS、WINDOWS98がそこそこ快適に動作

しないでしょうから。液晶ディスプレイは13.3インチで今でも中堅どころでしょう。それでも確実に14インチが主流となりつつあり

ます。

 コンピュータ技術の進歩はまさに日進月歩。2年前にその当時のかなりのハイスペックパソコンを購入した判断は間違っていなかったか

な、と思えます。新しもの好きの私としてはせっかくのオモチャがあまり早く陳腐化してしまってはガッカリですので。とはいっても、

私はそれほどパソコンのヘビーユーザというわけではありません。メールだってPOSTPETで十分間に合っていますし、画像処理も

ほとんど無縁。ましてや動画はとんでもない!Excelはやむをえず仕事で使うだけで、いちばんよく使うアプリケーションソフトは

このホームページビルダー2001なのですから。一太郎10もお仕事ソフトです。

 にもかかわらず、ソフトウェアの方は最新のCPUに合わせて機能UPをはかっています。OSもいわずもがな!WINDOWS98が

発売された頃の主流CPUはPentiumIIの廉価版であるCeleronの266MHzだったかと思います。メーカーの戦略的としては

ユーザがOSの重さを感じずに済む(実はユーザ自身が強く望んでいる!)程度のオーバースペックなパソコンが大量に売れればちょうど

都合がよいのです。もしそれ以降に発売されるソフトウェアが常にパソコンの性能のちょっと上をいけば、ソフトのバージョンアップの

たびに「なんか遅いなぁ!やっぱりパソコンが古いせいかな?」とユーザを思い込ませるのもたやすいのです!

 現在のスタンダードはCeleron400MHz以上となりつつあります。おそらく私の愛機よりも「速い!」と実感できること

でしょう。IBMからきたメールによると、ついに今の愛機よりCPUがランクアップ(PentiumIII)してクロック周波数が3倍

(700MHz)になってHDDも3倍(18GB!何を格納するのやら?)になってしまいました。買い換え基準に到達したのです!

でもいくらPOSTPETが速く動いてもモデムの通信速度は相変わらず38666bpsのままなんですから!ネットワークの速度の方

がむしろ重要となるのです。事実、金に糸目を付けずPHS(P−in)で64k通信をすればHPのアップロードが格段に快適になり

ますから。職場のLAN環境なら数十段もUP!これってF1がサーキットでこそ世界最速を保てるのであって、オフロードではまったく

走れたものじゃないのに似ていませんか?それにしてもお金は工面できないなあ...

 (2000.5.14)


☆一気にヴィジュアルへの道

 プレイステーション2入手を目前にして、私の寂しいヴィジュアル環境を抜本的に改善する必要性を実感し、ついにテレビの買い換えを

決意しました。今使っているのが15年前(!)に購入した東芝の15インチテレビ(モノラル・ビデオ入力端子なし)ですので、最低

でもそれより大きく、ステレオ音声で、ビデオ入力端子付きのが欲しかったのです。スペック的にはいまどき楽勝ですな。

 結局、DVDビデオを観るのでコンポーネント入力ができて、横長ではないけれどそこそこの大きさというわけで25インチのフラット

ブラウン管を採用しているSONYのKV−25DR1を予告どおり購入してしまいました。40キロ近くもある筐体(巨体!)を一人で

2階まで持ち上げ、なんとか設置して見た画像は綺麗のひとこと。買い換えてよかったです!これでDVDビデオも...!

 ついでながら、これから忙しくなる(3月時点の話です。)ので、ついにビデオデッキまで勢い余って購入してしまいました。購入した

のは「ビデオはビクター」のキャッチフレーズを鵜呑みにしたのかどうか?ビクターのHR−S200です。BSチューナは非内蔵ですが

S−VHS対応で、おまけにVHSハイグレードテープを用いてS−VHSクラスの解像度を実現する「S−VHS ET」機能搭載。

私なりに画質優先での選択をしたつもりです。DVDビデオを観てしまった今となっては悲しいかな、S−VHSでさえもそれほど感動

しないのですが...一昔前に録りだめしておいたVHSは近寄って観ることができないくらい荒い画質で驚きました。このビデオデッキ

でもっぱら深夜に放映しているF1を録画して翌朝ファイナルの結果をチェックしたり、NHKの大河ドラマをチェックしたりと大活躍?

しています。もちろんS−VHSで!贅沢に思えますが、実際にはVHSのハイグレードとS−VHSのテープの価格差は120分のもの

で50円もないのです。(私の市場調査が甘くなければ!)他人にビデオを貸すこともないでしょうから、できるだけ画質のよいテープを

使いたいというのが人情ですよね?!

 (2000.5.3) 


☆驚異の画質!PS2+コンポーネントAVケーブル

 今となっては昔のこととなってしまいましたが(今は昔、ってやつです)3月18日(土)にプレイステーション2を入手しました。

一応本来の目的に即してゲームソフトも購入しました。リアルなレースゲーム「リッジレーサーファイブ」、PS2の高度なCG描画能力

を存分に楽しめる花火ゲーム「ファンタビジョン」、リアルすぎて未だに楽しめない怒濤の「ドライビングエモーション TYPE−S」

です。私的には「ファンタビジョン」が美しくて好きです。自分のプレイをセーブして後からいろいろな角度から楽しめるのは理屈抜きに

うれしいものです。一方「ドライビング〜」はまっすぐに走らせること自体が困難ではっきりいってヤバイ状況です。どうなることやら。

「リッジ〜」ならレースになりました。ヘボヘボですが...向いていないのですね、きっと。

 ゲームはイマイチ(私の責任!)ですが、DVDビデオで見る映画はかなりよいです。PS2によるDVDビデオ再生はソフトウェアに

よる再生なのですが、私のヴィジュアルに不慣れな目では再生のぎこちなさや圧縮によるノイズなどは認識できませんでした。むしろLD

よりもきめ細かい映像を目の当たりにして感心してしまいました。

 その後、PS2の画像をより高画質で観ることができるコンポーネントAV接続ケーブルをプレイステーション・ドット・コムを通じて

入手しました。これでこそちょっと上のランクのテレビを購入した甲斐があるってもんです。さっそくPS2とテレビを接続して見た映像

は普通のビデオ入力端子(黄色いやつ)とは比較にならないほど色が綺麗に表現されていました。画質もカチッとしまっていてゲームでも

その威力を実感することができたのです。「ファンタビジョン」の背景がよりいっそうクリアになってリアリティが増した感じです。

 コンポーネント入力端子があるテレビはややお値段が高めとなってしまいますが、S端子による映像入力はかなり普及しているはず

なので、もしPS2でDVDビデオを堪能したい向きにはPS2用のS端子接続ケーブルを使ってテレビモニターと接続してみてはいかが

でしょうか?ひと味違う世界が広がるかも知れませんよ。ひとことでいうと「よりピントが合った感じ」でしょうか。

 ただ問題なのは、PS2用の純正周辺機器が入手しにくい状況にあるということでしょう。プレイステーション・ドット・コムでさえも

売り切れ状態にあることが多いのです。あれば売れる状態にあるだけにちょっとビジネスチャンスを逃している感が否めません。

 (2000.5.3)


☆DVD生活への遠い道程(悶絶編)

 私はビデオデッキを持っていません、いまどきの文化的な生活を送るものとしては非常に稀有な存在といえましょう。それなのになぜか

クラシックのライブ(自演の恥ずかしいビデオも含む)は何本か持っているのです。まさにムダの極致!

 そんなヴィジュアルに疎い私もレーザーディスクを経て目覚めようとしています!「いまどきはやっぱりDVDでしょ!」と聞いたこと

のあるフレーズを胸に秘め、着々とDVDプレーヤー購入計画を練り始めたのです。

 CDプレーヤーの時もそうだったのですが、技術の進歩はすさまじくて、登場した当時は高価だったDVDプレーヤーもいつの間にか

4万円台のものもちらほら見かけるようになりました。何も考えなければ一気に購入できるのです、こんな私にでも...ところが物欲の

奴隷と化している私は、いつもながらの購入検討モードに入ってしまいました。

 DVDプレーヤーを購入するうえで一番問題となるのはテレビなのです。私のテレビは昭和60年、今から15年も前に購入したもので

リモコンすら付いていないのです。さすがにロータリー式チャンネル(ガチャガチャ回すやつ)ではないのですが...当然ビデオ入力

端子(黄色いプラグを差すやつ)なんてありません。F端子(アンテナ端子のやつ)でもありません。ネジ留めです。古いんです。

せっかくDVDプレーヤーを買ってもその高画質をまったくといっていいほど生かすことなどできないシロモノなのです。だからビデオ

デッキを買わなかったのかも知れません?!

 今まではこのテレビで十分でした。が、さすがに寄る年波には勝てないのか特定のチャンネルボタンが引っかからなくなってしまい、

(それでもあと9チャンネル分残っています。しぶとい!)最近では色の鮮やかさも薄れ変な色が残像として現れるようになりました。

 そこで思い切って買い換えを前提にしました。スペックは4:3(横長でない)、25インチ(映画を見るときに許容できる限界の

大きさ)平面ブラウン管(何となくきれい?)このスペックを満たす中でソニーのKV−25DR1という機種が気になりました。

この機種のウリはNTSC方式(通常のテレビ信号)をハイビジョン信号に作りかえることによって高画質を実現していることです。

確かに同じ25インチの機種と比較してみると、画像のきめ細かさやインポーズされた字幕のくっきりさが違います。これだけ目に見えて

違うと心が揺れますね。一方で価格が1.5倍ほど高かったり、普通の25インチのデザインの方がソニーらしくて秀逸だったりします。

 肝心のDVDプレーヤーはどうなるのでしょう?ハイエンドオーディオの新規格DVDオーディオ対応機種はまだまだ高価で手が出ない

ですし、いま現在CDプレーヤーとCDレコーダーの2台を抱えていて置き場所もありません。またこの狭い6畳間でドルビーサラウンド

5.1chもないでしょうし...というわけで迷いに迷って決めました。

 ちなみに私はテレビゲームをやりません、ほとんど。ゲーセン(ツェーマンとかではなくゲームセンター)でも見ているだけです。

当然ゲーム機も持っていません。しかしこの週末最大の話題である「PS2(プレイステーション2)」は素晴らしい画像処理能力と共に

DVDビデオ再生機能をも持ち合わせているらしいですよね!(と問いかけてみます。)オーディオ機としてのDVDプレーヤーにも未練

がありますが...ここは新しもの好きの私としてはPS2を採りましょう。ソニーのテレビとは専用AVケーブルで接続できますし。

 今後期待するのはメモリーカードを使った「ファームウェア」による各種機能のヴァージョンアップです。これなら機種そのものを買い

替えることなく、ハードウェアを新しくすることができるのですね。メーカーとしては画期的な発想といえるのではないでしょうか。

 PS2によってDVDが飛躍的に普及することになるのは間違いないようです。DVDソフトメーカーもビデオテープからDVDに切り

替わることによって大きなメリットがありますし。それは...非常に強力なコピーガード機能によってソフトウェアの著作権が保護

されていることです。少なくともデジタルコピーは不可能なはずです。こういう攻め方もあるんですね、なるほど。

 (2000.3.6)


☆物欲魔人あらわる!(パソコン編)

 私の愛機はIBM ThinkPad600です、というのは先刻ご承知かと存じます。職場でも家庭でも所狭しと大活躍しています。

基本スペックはともかく、CPUはPentium2だし(でも233MHz)HDDだって6.4GBに置換したし、メモリーも

32MB+(64MB×2)=160MBでなかなかのもんだし...ただ2.5kgとはいえ持ち運ぶのにはやや重いです。

 モバイルPHSカード「P−in」も持っていることだし、もう少しモバイル向きなパソコンを物色してみたくなりました。条件は

1.重量が2kgを大きく切っている(1.5kg前後)こと。

2.XGA(1024×768ピクセル)表示が可能なこと。

3.HDDが10GB以上あること。

4.CPUがPentium3で466MHz(Pentium3ではあり得ませんが)以上あること。

5.価格が30万円以内であること。

と、贅沢極まりない、ThinkPad600をないがしろにするものです。

 さんざん考えたあげく候補はNECのLaVie LB500J/22DとSONY VAIO PCG−Z505NR、別格で

同じくVAIO PCG−C1XFを選び出しました。前の2機はどちらも上記の条件を満たしており、別格はPentium2ながら

400MHzで12GBのHDDを搭載し、重量は1kg。41万画素のCCDカメラも内蔵していてモバイルにはもってこいなので

あえて選んでみました。

 と、夢ばかり追っているのですが、パソコンの常で欲しいものは在庫があるうちに買わないと市場から消えてなくなる運命にあるので

踏み切るのなら早いうち!なのです。しかも悪いことに自宅のテレビ(15インチ・リモコンなしの1985年製)がついに寿命となり

つつあります。(画面中央に緑色が常時出る)ついでだからテレビの見えるパソコンにでもしようかな?とパワーアップ物欲魔人が私の

中で目を覚ましつつあります。

 更に追い打ちをかけるように2月19日「八甲田山完全版」がDVDで発売されるのです!もう行く道は決まったか?今日候補が追加

されました。SONY VAIO PCV−MX1TV7です。これなら17型ディスプレイにテレビチューナ内蔵だし、DVDもMD

も再生(MDは当然録音も)可能だし、FM文字多重放送受信可能だし...げに恐ろしきは物欲かな。

 (2000.2.11) 


☆速報!iモード(着メロのみ...)

 私の携帯電話は1996年1月に購入したNTTDoCoMoのEB−PD350(Panasonic製)でした。当時は最新の機能

たとえばバイブレーション機能や9600bps通信機能、9種もの着信音を持ち、重さも最軽量の165gでした。今ではこの携帯電話

のバッテリーだけでも最新のケイタイの本体+バッテリーの重さを超えているのではないでしょうか。

 ケチな私はニッケル水素バッテリーをできる限り放電してから充電していましたので4年も保ったのでしょう。上出来です。ところが

このごろは充電しても数回(ちょっとオーバー)電話をするとバッテリー切れになってしまうのです。これではいざというときに役に立ち

ません、せっかくのケイタイなのに。その上この手の機器は進歩が著しいので、私はバッテリーの寿命が尽きたら本体も買い換えようと

考えていましたが、ついにその時がやってきたようです。

 毎年、年末になるとなぜかケイタイを買い換えたくなります。最近ではcdmaOneのIDOとかPHSでもH”(エッジ)のDDI

ポケットなど魅力的なキャリアがありますが、NTTDoCoMoのPHS(P−in)を所有しているので「ファミリー割引」になり

ますし、その昔NTT関連の財団法人にお世話になっていたこともありますし、友人にも顔向けできます?ので、引き続きDoCoMoの

ケイタイにしました。メーカーブランドの端末でも機種変更できるのは助かります。

 私が購入したのは流行モノで、iモード対応のD502i(三菱電機製)です。私のいとこにも顔向けできますね!(こればっか)

256色カラーの大型ディスプレーを搭載していて、見やすいのですがデザインは「オバQ」です。

    本体の半分はディスプレイです。そんなに厚みはありません。


 あまりにも多機能なのでこれからマニュアルを読むしかありませんが、それでもスクロールキー?のおかげで操作はラクで理解しやすく

なっています。ただ、私のゴツい手にはボタンが小さいようです。指というより爪を使うのですが、この「ライラックパール」という色

はキーが透明になっていて触る部分には文字が印刷されていないので剥げてしまう心配はありません。この他「ピンク?パール」も透明

キーですが、「シルバー」「ホワイト」はキーに直接文字が印刷してあるので爪操作には注意が必要かも知れません。たまたま今回は

「ライラックパール」しか機種変更の在庫がなかったんですが...運がいいですね。

 まあ、他の機能はともかく!3和音対応着信メロディーを入れてみました。ちょうどスコアが目の前にありますので、プーランクの

「ホルン・トランペット・トロンボーンのためのソナタ」を。慣れれば簡単です。これじゃ仲間内でしかウケないですね。

 (2000.1.16)


☆エリーゼのために?

 ティーポという自動車オタク系(なんていうと怒られそう)雑誌が1990年代を代表するクルマは何か?という特集を組みました。

そこで堂々の1位を獲得したのはロータス・エリーゼというスポーツカーです。

 その昔、池沢さとし氏が描くマンガ「サーキットの狼」をきっかけにスーパーカーブームがまき起こりました。このマンガの主人公

風吹裕矢(だったと思う、確か)が乗っていたのはロータス・ヨーロッパという、ひとことで言えば「軽くて小さい」スポーツカー

でした。20年以上昔(当時私は小学生!)にこのクルマの実車を片田舎で見かけるすべもありませんでしたが、めでたく東京に出て

きてからは何度かそのご尊顔を拝する栄誉に恵まれることができたのです。想像よりもず〜っと小さいクルマでした。

 エリーゼは困窮にあえぐロータス社が久々にその志を形にして世に問うたエッポックメイキングなクルマです。やたらと軽くて

たった700kg弱しかありませんが、エンジンは1800ccのものを搭載しています。馬力は120馬力ほどとはいえ、最近大きく

なってきた軽自動車よりも軽量で馬力は倍なのですからその実力は想像に難くありません。

 いつも私がオーケストラの練習にいくときは目黒通りを通るのですが、運よくロータス車を扱う会社「ロータス・カーズ・ジャパン」

が目黒区碑文谷(柿の木坂(歌がありましたねぇ、古いですが...)の割とそば)にあって、その前を通るたびに一度足を踏み入れて

みたいと思っていたのでした。そしてついにその時がやってきたのです!(なんだか今回はオーバーな表現が多い)

 ショールームに入るとなぜかオイルのにおいが!気を取り直して見回すといろいろな形状、色のエリーゼが8台も置いてありました。

その他にこれまた渋いスポーツカー「ジネッタ」が2台。たまりません、こりゃ!さんざんなめ回すように(ちょっといやらしい)

眺めているとスタッフのお姉さんが色々説明してくれました。どうやら彼女はエリーゼをひとりで押すことができるようです。やはり

相当軽いんですね。ご厚意によりついにコックピットへ乗り込むことになりました。「腰から入る感じですよぉ」とのアドバイス。

洋式バスタブに入るよりも大変です。乗り込むと「おおっ!景色が違う!!」と感動するほどに視線が低いのに驚きました。

じっくり車内を見回すと...見回してもステアリングと速度計と回転計と警告灯とペダルとシフトレバーしか見えません。潔く

なんにもないのです。軽量化のためとはいえここまでするとは気合い全開です、ロータス!とはいえ決して安っぽい感じはなく、

アルミ独特の質感があふれていました。この時は買ったばかりのドライビングシューズを履いていったのですが、これまたしっくりと

ドライビングポジションが決まります。うちのヴィータでは乗降性に難があったのに...不思議だ?

 興味深かったのは、ロータス社にGMの資本が入っているということを知る手がかりがコックピットにあったということです。

それは、ウインカーレバーとワイパーレバーがうちのヴィータとほぼ同じ形状だったということから判明したのでした。う〜ん遠縁。

むこうにとっては迷惑な話かも知れませんが、一気に親しみがわきました。

 いくら親しみがわいたとはいっても使い勝手(オープン・2シーター・収納スペースほとんどなし・快適装備ゼロ)やお値段(確か

うちのクルマ3台分!はします。)や希少性からしてエリーゼのオーナーになるのには相当な覚悟が必要です。

 帰りのバスを待っている時、イエローのエリーゼがさっそうと走っている姿を目撃しました。オーナーは40〜50歳代とお見受け

するすてきなおじさま。バスに乗ってからも何度もその走る姿(エリーゼに、ですよ!)に目を奪われました。走る方向が同じだった

ようです。最後に恵比寿方面へ左折してあっという間に遠くへ走り去る様子はとても魅力的でした。いいなぁ!

 (2000.1.10)


☆GPSの楽しみ方

 私のクルマにはカーナビゲーションシステムがついていません。なぜなら取り付けする場所がないからです。その他にまだまだ

値段が高いということもあります。最新のDVDカーナビで30万円近くしますからね...

 地図好きの私としては、カーナビはぜひとも欲しいアイテムの一つですが、あまり運転中に注意が散漫になりそうなものを車内に

置きたくないのも事実です。(カーオーディオは?難しいところですね...音無の生活はさびしいですよ。)そこで(つじつまが

合いませんが)私が選んだのはソニーの「ナヴィン・ユーGPSキット」です。

 今まではGPSはPCカードだったので動作するためにはパソコンが必要でしたが、今回のバージョンからはGPSが単体で動作

するようになりました。これによってGPSを気軽にアウトドアに持ち出して自分の位置データを記録しておくことが可能となり、

より機動性が増したのです。

  ハンディですね。    ディスプレイにも取り付け可能。


 さて実際の使い勝手についてですが、私の住んでいる東京都文京区はあまり天空への距離が近くないのか?人工衛星を捕捉する

ことができないようです。もちろん室内・軒下や高架の道路下などは絶望的です。当然ですけどね。

 徒歩で出かけるときにはどこにGPSをくっつけるのかに迷います。まさか持って歩くわけにも行きませんし...別売キットで

デイバックの肩ひもににくくりつけるホルダーがありますが、私が北海道に出かけたときはデイバックのふたのところにある収納

スペースに入れておきました。ちゃんと記録されていましたよ。

 クルマならフロントのダッシュボードの上が最適でしょう。ちょうど天空を見渡せますし。なかなかいい具合に記録されています。

北海道旅行の帰りにB個室の寝台列車(あけぼの)に乗りましたが、これがまた都合よく上の部屋になりました。ここだと窓が屋根の

方まで大きく湾曲していますから窓際にGPSを置けば人工衛星を捕捉できるはずです。

  こんな感じになっています。窓際にあるのはラジオです。


 うまく記録できた自分の位置記録をUSB経由でナヴィン・ユーに取り込み地図上に表示させると、自分が歩んできた道のりを

今までよりもずっと実感させてくれるような気になります。結構イケますね!今回の帰省の時も記録しましたが高速道路上での走行

速度が表示されるのです。やばいですよ...こりゃ。(ドア・トゥ・ドアで5時間で到着できましたから...)

 GPSの位置記録方法は「連続」と「間欠」が指定できるのですが、意外と省電力モードでも電池の消耗が激しいようです。

単3電池なので入手は簡単ですが...USB経由でパソコンから供給すればいいのかも知れませんが、あの突き上げの激しい私の

愛車の中ではさすがのThinkPadもHDDがクラッシュしそうで怖いです。ROMだけで運用するのなら大丈夫でしょうけど。

 (2000.1.1)


☆ついにモバイルへの道が!

 故郷に帰省するときにはいつもThinkPadをお供させるのですが、ネットワークへの接続は実家の電話回線を使用させて

もらっていました。いい大人なのに!こんなに親がかりではいけない!と思い、ケイタイ経由でネットに入れるようなインター

フェースを探していましたが、だいたい1万円程度はします。

 そこで私が選んだのはNTTドコモのモバイルカード「P−in」でした。実売8000円程度(大型量販店なら7000円程度

で購入できるのですが、人気商品らしくてメーカーで欠品中とのこと)のPCカード型PHSですが、付属の携帯電話用ケーブルを

用いて通信することもできます。それに対応エリア内なら64kで通信することも可能なのです。そんなに必要となる場面が多い

とはいえませんが新しもの好きな私としてはさっそくこの恩恵にあずかろうと考えたのでした。

  IMEよりコンパクト   PCスロット挿入時の様子


 PHSの料金プランは「パルディオデータプラス」という1ヶ月1,980円でデータ通信料金1,000円無料のものです。

これなら1,000円を超えたデータ通信料金はドコモのPHS標準料金が適用されます。ただし音声通話料金は標準料金の3倍

ですが...PCカード型ですが別売のイヤフォンマイクで通話もできるのですよ、いちおう。PHSだけにいい音でした。

その他にドコモの携帯電話を主回線にしてPHSを副回線にすることにより主回線の基本料金が5%副回線の基本料金が10%

割引になる「ファミリー割引」にも申し込むことにします。(ついでにODNのホームページ公開代行も解約だぁ!)

 さっそく64k通信の実験?です。東京23区はエリア内なのですが屋内ではどんなもんかな?と思いましたが感度良好!

回線が空いているのか(はたまたドコモのPHS加入者がH”(エッジ)に圧倒されているからなのか?)いとも簡単に64kで

接続できました。「テキパキ」とブラウザに表示される画面に感動!通信料金のことを考えなかったらこればっかりになりそうです。

 帰省先の愛知県常滑市はドコモのPHSのエリア内ではありますが、64kには対応していないのです。それにPHS用アクセス

ポイント(PIAFS)は名古屋にありますから通信料金も高めになりますが、便利さを得るためには多少のコストがかかるのも

やむなし!というわけで常滑市からの通信を敢行しました。

 「感度良好!」というのが第一印象です。電波の旗は1本しか立ちませんがそれでも途切れることなく安定した通信が可能でした。

接続もアナログモデムより速くてかなり便利!です。PHSが登場したときは通話料金の安さ(ケイタイとの比較で)に注目が集まり

ましたが、通信速度の速さは注目に値します。

 ちなみにケイタイの9.6kでも試してみました。遅いといえば遅いのですが実用にならないほどではなさそうです。さくさく

ネットサーフィンにはキツそうですが。これで友人Kにも顔向けできます。

 (2000.1.1)