Mittenwald

Mittenwaldのコンペティションへ小生のバイオリンを搬入する日がやって来た

     バイオリン製作学校
     街の風景
     楽器の引取りの日
     Vn博物館
     5月28日のMittenwald

 



バイオリン製作学校に到着
Mittenwarldの観光局主催でバイオリン、ビオラ、チェロ、弓のコンペティションが5月10日から 
開催され18日に結果が判明し21日には演奏会も実施され、21日〜28日迄作品が展示される。
主催は観光局だが個人的に搬入する場合はバイオリン製作学校に納めるように指示を受け 
ていた。楽器を搬入するのだが恐れ多くて足を踏み入れるのに戸惑った。            




受付がなくMr Hoferに案内され扉をたたくとチーフの教授が向かえてくれた。暫くすると担当の
教授と受付の女性が来て手続きをしてくれた。
                            
  
今回出展したバイオリン


少々オールドタイプで規定違反になるか判りませんが審査員の判断を仰ぐしかないのです。
何れにしろほっとしたのが本音です。
 

受付が終わり構内を見学することになったが、構内は実に綺麗で清潔に保たれている。   
 
構内に展示されている楽器
 
 
  
学生の作った楽器が乾燥されている
 

様々なニスのが展示されている
 

卒業生の楽器なのだろうか
 
  
製作工房内も綺麗に清掃され整頓されている
 

 
  様々なブリッジ              このナイフは良い物と聞き購入





Mittenwaldの街


有名なMatthias KLOTZの像

 
何だか絵葉書みたいだが左の家がMatthias KLOTZの工房だった処


4月26日なのにまだ雪山が眼前に

 
古い街並みが続く




楽器の引取りの日

5月28日楽器を引取にMittenwaldへ向かった。この日は大変暑い日でマエストロがMunchen
から送ってくれた。Mittenwaldはすっかり夏の姿に変っていて行き交う人は半ズボンに半そで
姿で汗を拭き拭き歩いている。

バイオリン製作学校の玄関ホールは手造りの案内と生花で飾られている


2階ホールに飾られた楽器

小生の楽器はやはり規定違反のオールドタイプが良くなかったとマエストロが言っていた。
何れにしろ優秀な楽器を目の前にしゆっくりと拝見することにした。

  

  

楽器の引取りは4時のはずだったが5時になり帰りの便を一便遅らさざるをえなくなった。

会場中庭で富川さんの友人と撮影
富川さんは大変顔が広くちょっと手招きしただけで友人がこのとうり集まって来た

実はこの写真貴重な写真なのです。中央に世界のバイオリン製作の頂点にいるクレモナの
モラッシーさんの甥が一門の製作者の楽器をまとめて引き取りにきていたのだ。
日本ではMittenwald主催の催物にはクレモナは参加しないと誤った情報が一部にあるようだ
が全くその様なことはない。





Mittenwaldの博物館
4月に来た時は改装中で閉館していましたが、リニーアル完了
5月28日の写真です



Jacob STAINER

正面から撮影
 
Sebastian KLOTZMatthias KLOTZ
  
左から撮影                    右から撮影



 

  

 

その他展示品
  




5月28日のMittenwald

Mittenwaldの駅前には噴水があるが、これはドリルの刃なのです。バイオリンを作る小さな町
に象徴的なものではないか。

駅前の様子
 
駅前のビヤレストランは地元の呑ん兵がビールを楽しんでいる。
 

駅前にある地図



1時間半も列車を待たなければならないがコンペティションで友達になったJulia MENSCHICK
と途中まで帰ることになり話が弾んだ。
彼女はクレモナで4年間バイオリン製作学校に通い現在ドイツのNuernbergで活躍中。