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シリーズの購入ガイド(跡地)過去、このページでは秋葉原における入手の難易度を記していました。しかし入手できる店が少なくなった時点で需給動向についての調査を終了しました。さらに、現在は入手することさえ不可能に近い状況です。
以下、解説を兼ねて文章を残しておきます。
21世紀に入ってから急速に
PC-9800シリーズの影が薄くなってきました。これに伴い、それまで二束三文だったPC-9801初期型の価格に異変が生じています。往年の名機として名高い
PC-9801VMは2000年頃には500円程度で購入することができました。5inchFDDの部品取り用として重宝していたらしかったようですが、それ以外にはもはや用途はありません。ところが、誰も見向きもせず、廃棄が進んだ結果、今度は希少価値が出始めたのです。店によっては
5万円程度と、1992年頃の水準まで戻っているところもあります。産業用の用途でリプレース需要があるため、今後さらに値上がりする可能性もありますが、リプレース市場も小さいため影響は未知数です。デッドストックの吐き出しも散発的にあり、極上品が二束三文と言うこともある一方、状態が最悪にも関わらず価格だけ往年の新品並みと言うこともあります。
PC-9800シリーズの本体や純正パーツ類をジャンクと見るかプレミア物と見るか、秋葉原でも意見が割れているようです。大変値段の見極めが難しいのですが、1つだけはっきり言えることがあります。「次の入荷がいつかは分からない」と言うことです。欲しい場合はためらわず購入するのが、
PC-9800シリーズの本体や周辺機器の鉄則です。2008
年時点で秋葉原でPC-9800シリーズ関係の機材を扱っていたのはラジオ会館から移転したFirst Point(X-Mateの中古があります)ぐらいで少数派です。(レトロPCのメッカと言えた大漁エレクトロは2009年3月に閉店しました。)むしろ、ネットオークションでの入手が容易でしょう。2010
年1月、First Pointの実店舗でもPC-9800シリーズを見なくなりました。その時点ではなぜかPC-9800シリーズ用マウスがあり、非常に高い値段で売っていました。そして、
2011年、もはや秋葉原でPC-9800シリーズのPCを買うことは限りなく不可能に近くなりました。前のページへ
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