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(室内編)
室内で使用しているオーディオ機材について紹介します。
使用しているヘッドフォン(代表例のみ)
自宅は狭く、大型のスピーカーを並べることができない状態です。そんな時に役立つのがヘッドフォンです。私の場合は主に下の3機種を使っています。
SONY MDR−34TV 購入価格2640円(生産終了)
典型的なドンシャリ型(低音と高音を強調した音作り)のヘッドフォンです。ですが、MP3などの圧縮音源を聴く時は後述のヘッドフォンよりこちらの方が(圧縮音源特有の雑味がぼやけるため)いい音で聴けます。軽い装着感のため、耳にかけても負担にならず、オープンエア型のため、外の音が聞こえないと言った弊害もありません。また、これは元々TV用で二重音声を切り替えるスウィッチがあります。これはL側、R側の音だけ聞きたい時に重宝します。いわゆる「耳コピ」をする時にもよく使います。現在は後継機種としてMDR−AV35があり、同程度の値段で購入できます。
SONY MDR−Z900 実売価格2万円程度
モニター用のヘッドフォンでプロの現場でも使っているようです。(TVで時々見かけます。)良い意味でヘッドフォンのキャラクターがなく、録音にこだわる上では必須のヘッドフォンでしょう。私も録音時にはこれが手放せません。なお、片耳モニターもできるのでDJにもお勧めです。姉妹機にMDR−Z600があり、こちらは9000円程度で購入できます。音作りのコンセプトはMDR−Z900と同じで、ヘッドフォンに2万円も投じたくない方にお勧めです。また、プロ用としてMDR−CD900STがあります。これは大型店で入手できます。税抜1万8000円の定価通りでの販売が基本のようでしたが、最近は1〜2割引で購入できるようです。
なお、2005年1月に予備機を購入しました。しかし、エージング前の音は硬く、これで音質の判定をするのは危険です。
SONY MDR−CD3000 購入価格31500円 (生産終了)
ヘッドフォンとしては高額な部類に属するものですが、それだけに音質はピカイチです。装着感も良く、聴き疲れしません。高音域が上品に良く伸びますから、良質な音楽ソースを選べば最高の音楽を満喫できます。(高音域を上品に再生するヘッドフォンはなかなか存在しません。)なお、私の耳で比較した結果ではオーディオテクニカのATH−A10JPN(実売価格5万円程度)より優れていましたのでこちらを購入しました。
10年来のロングセラーでしたが、ついに後継機種が出て生産打ち切りとなりました。
使用しているCDプレイヤー
SONY CDP−228ESD
購入価格 47800円 (生産終了)ソニーの高級単品コンポにESシリーズがあります。7シリーズ、5シリーズ、3シリーズ、2シリーズのうち3種類のラインナップがあるのが一般的で、現在はMDデッキを除いて7,5,3シリーズになっています。(番号が若い方が低廉なものです。)このCDプレイヤーはESシリーズにあっては比較的安価な2シリーズです。パーツや筐体はESシリーズならではの良質なものを用いており、D/A変換は発売当時(1988年)は当たり前のマルティビット方式です。個人的には低音が伸びるマルティビットのD/A変換を気に入っており、現在も愛用しています。ピックアップの寿命は1500時間ほどで、これまでに2度取り替えました。(取り替えるのにおよそ1万5000円を要します。)
SONY RCD−W500C 2004年購入 購入価格 50400円
7年ぶりに購入した新規のコンポです。
現在購入できるソニーの民生用CDレコーダーです。Wデッキ構造になっており、再生側は安物ミニコンポに搭載しているCDチェンジャーです。一応CD−R/RW対応となっており、CDP−228ESDでは読めないCD−RWはこちらで再生しています。
録音側はファイナライズしていないCD−R/RWも読めるようになっています。
音質面では見るものが全くありませんが、CD−R/RWにすればパソコンにオーディオデータをノイズを乗せずに渡すことができるため、便利です。また、CCCDなどの「規格外CD」の解毒(どのCDプレイヤーでも正常に読めるようにすること)にも使えます。
使用しているDATデッキ
SONY DTC−300ES
購入価格 40000円 (生産終了)基本性能に徹したシンプルなDATデッキです。余計なものは一切ついていません。これはヨドバシカメラの棚ずれセールの時に格安(定価は11万円)で購入したもので、これで私は音楽の道にはまることになりました。古いタイプのDATなので、CD音源からのディジタル録音ができない反面、コピーガードもありません。DTM(デスクトップミュージック)では欠くことのできないデッキです。
購入当時は特に貧乏で、格安とは言え、このデッキを購入した後は全財産が数千円と言う状態になりました。
SONY DTC−77ES 購入価格 112000円 (生産終了)
DTC−300ESとは正反対の、多機能DATデッキでDTC−300ESとペアで使用しています。このデッキはMDウォークマンを購入した後、44.1kHzのディジタル録音がDATでできないことの不便から購入を決めたものです。このデッキはCDからのディジタル録音ができます。そのためコピーガードもついているSCMS仕様です。
そして、録音内容をすぐに確認できる4ヘッド仕様になっています。
このページを最初に記載した時点でDATデッキを製造しているのはソニーとパイオニアだけで、しかもDTC−77ESクラスの製品はもう生産していませんでした。2005年12月、DATは全て生産中止になりました。
SONY DTC−2000ES 2005年購入 購入価格 中古115290円 (生産終了)
歴代DATデッキの中で最も多機能な名機です。DATデッキの生産中止を聞いて危惧し、中古品を購入しました。
DTC−77ESの機能を全て実装している上、SBMとエンファシスをかけることが可能な仕様です。
使用しているMDデッキ
SONY MDS−JE700
購入価格 55200円 (生産終了)単品コンポとして所有している唯一のMDデッキです。CDやDATからベスト版を作る時には欠かせません。なお、最初に購入したのはMZ−1と言うMDウォークマンで、この時と比べるとMDの音質の進化は著しいものがあります。現在は後継機種としてMDS−JB940があり、実売価格は5万円程度です。
使用しているカセットデッキ
SONY TC−WR910
購入価格 59000円 (生産終了)オーディオマニアは決して使わないダブルデッキです。これを購入した当時、私はカセットをメインに使っていました。保存用もベスト版も全てカセットでしたから、頻繁にダビングを行っていました。機能の割に高額でしたが堅牢です。操作が簡便ですので、現在も保存用カセット作成に使用しています。しかし、ついに最近、Bデッキの方にがたが来始めて、修理をしなければならないようです。
ついに2002年12月、修理に出しました。ところが、修理部品がないと言う無情な伝票と共に返ってきてしまいました。以前は20年前の製品でも修理ができたソニーなのですが、今やこの有様です。仕方ないので自分で修理し、今も使っています。
SONY TC−K222ESJ 購入価格 39700円 (生産終了)
ドルビーS対応の3ヘッドデッキです。しかし、このデッキの購入から間もなくMDデッキを購入したため、出番がそれほどありませんでした。購入したデッキ類の中でテューナーと並んで数少ない、使用頻度の少ないものです。
使用しているオープンリールデッキ
SONY TC−255
購入価格 不明 (生産終了)私の保有している最も古いソニー製品です。7号リールまで対応しています。基本機能のみの「ファミリーデッキ」ですが、スペックは今日に通づる水準を持っています。
オープンリールの保存性は驚異で、35年前の録音でも未だに生々しさを残しています。
使用しているアンプ
SONY TA−FA7ES
購入価格 90000円 (生産終了)標準的な作りのアンプです。
ESシリーズトップモデルの7シリーズですが、人気は中堅の5シリーズの方があるため、7シリーズは売れ残ってしまっていました。私も本当は5シリーズで良かったのですが、既に売り切れでいました。そこで、半額になっていた7シリーズを購入しました。
これより後のモデルはリモコンがつかなくなり、手元での音量調整ができなくなりました。そこで型落ち品を探しました。そこで行き着いたのがこのアンプでした。
ESシリーズのトップモデルだけあって、嫌なハムノイズが出ません。これに接続しているスピーカーは1973年製のULM−10(これもSONYです)なのですが、まるでコーン紙についていた頑固なほこりが取れたかのように見違える音になりました。
バランス入力も備えているのですが、私はバランス出力を持つ高級オーディオは持っておらず、無用の長物です。
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