★ジオジオからのメッセージ
289 号
11月。 ジオジオのツタの紅葉に心奪われます。自然からの毎年のかけがえのない嬉しいプレゼントです。 冬支度の季節ですね。生活がだらしなくなるのは承知の上で、今年もまたこたつを出しました。 こたつにもぐりこんでの うたたねのひと時、私にとっては至福の時間です。
今年はオリオン流星群が月明かりがなくよく見えるということで、10月20日過ぎの明け方近く、
何度か毛布にくるまって星空を眺めました。 新型インフルエンザの勢いが衰えません。どうぞお気をつけて、お元気でいてくださいますように。
少しはやいですが、冬にむかっての子ども達の最大の関心事はクリスマスでしょうか。ビッグイベントです。
サンタクロース ジオジオの定番の絵本になりますが、ぜひこの2冊を...。
宗教とは関係なく、すっかり日本にもなじんだクリスマス。
どういうわけか幼い頃、私はカトリックの幼稚園に行かされて、(そういう雰囲気のある家ではなかったのですが)
クリスマスの物語の中から... こちらも、やっぱりジオジオの定番ですが...
「アンナの赤いオーバー」 ハリエット.ジィーフィールド ぶん アニタ・ローベル え 松川真弓 やく 1365円
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今月の新刊より
![]() 絵本館 |
「ひなたぼっこです」 高畠 純 さく ひなたぼっこ。 こういう時間を味わうこと忘れていました〜。 動物たちの表情にのんびり〜とした気持ちがわいてきます。 高畠純さんの 絵がひなたぼっこの心地よさにぴったりです。 (1050円) |
![]() 偕成社 |
「まんまるおつきさん」 ねじめ正一 さく さいとうしのぶ え おつきさまっておいしそうなんですね。 子ども達の目にはどうみえるのでしょうか? おせんべい?メロンパン? ねじめ正一さんの ことばが楽しいおいしいお月さんの絵本です。 <735円> |
![]() 福音館書店 |
「あかちゃんがやってきた」 角野栄子 作 はたこうしろう 絵 お母さんがぼくの耳にささやいた。 「あかちゃんがうまれるの。」 少しずつ大きくなっていくお母さんのお腹。 男の子かな、女の子 かな...。 お母さんと一緒にあかちゃんを迎える準備をします。 あかちゃんが生まれるまでのおにいちゃんの気持ちを描きます。 そして生まれたのは...! (840円) |
![]() 講談社 |
「みみかきめいじん」 かがくいひろし 作 みみかきめいじんの ひょ・うーたんせんせいのところには いろんなおきゃくさんがやってきます。 おてつだいのひょうすけは、おきゃくさんに合うみみかき草をとってきてせんせいにわたします。 ほじほじほじ...あまりのきもちよさに、みんなとろとろ...。 とうめいにんげんも思わずその正体を! 先月亡くなられたかがくいひろしさんワールドです。 (1260円) |
![]() 徳間書店 |
「おたすけこびとのクリスマス」 コヨセ ジュンジ 作 なかがわちひろ 訳 人気の「おたすけこびと」クリスマス編です。 サンタさんからの電話です。 おたすけこびとたちはブルドーザーやロードローラー、クレーン車などなど たくさんのはたらく車を用意して サンタさんからプレゼントを受け取ります。 夜の町を走って、プレゼントを届けるために大活躍。 言葉は少ないのですが絵のすみずみまで楽しめます。 (1575円) |
![]() 徳間書店 |
「クリスマスのてんし」 エルゼ・ヴェンツーヴィエトール 作・絵 さいとうひさこ 訳 クラシックな雰囲気の絵と 10人の天使の顔の型が切り抜きになっている装丁は クリスマスのプレゼントにぴったりです。 もうすぐクリスマス。 10人の天使たちはこまっている人をみるとそっと手をさしのべます。 そして、クリスマスイブ。10人の天使の歌声が...。 カバーの折り返し部分はメッセージカードに使えるようになっています。 (1785円) |
![]() 文研出版 |
「パラレルワールド」 小森香折 作 森友典子 絵 宇宙はひとつなのでしょうか...、それとも...。 こういう世界はありえないと思うか、ひょっとしたら...と思うか、 ハラハラドキドキのSFファンタジー。 小6の村上里菜の前に突然あらわれた友達そっくりの如月斗真。 滅ばされようとしている自分の世界を救うために、彼は時空を超えてやってきたのだ。 わけのわからまいままに斗真と共に、3つのパラレルワールドを行き来することになった里菜。 はたして里菜の住む世界は...。 ありえるかも...!? (1365円) |
![]() ポプラ社 |
「反撃」 草野たき 作 人生けっしてあきらめない...。どこかでだれかとつながり、何かに救われ、きっと道はあるはず。 方向転換だっていいんだからと...。 そんな、しぶとく、おかしく!生きていく中学生の女の子の5つの物語です。 スポーツでヒーローになれなければ、素適な 彼をみつけてやる! デブでもブスでもクラスの平和を守るのは、私だ! なんで私はパリではなく、こんな田舎に生まれたんだ!などなど。 みんな真剣にたくましく自分をはげましながら生きてるよ〜と なんだか大人の私には嬉しい本でした。 (1365円) |
![]() 福音館書店 |
「魔女の宅急便 その6 それぞれの旅立ち」 角野栄子 作 佐竹美保 絵 「魔女の宅急便」シリーズ新刊。 キキはトンボさんとの恋を実ら せ、家庭をもち、今ではふたごの子どものお母さんです。 やがて自分もそうだったように二人の子どもたちもそれぞれに旅立ちを迎えます。 「魔女の宅急便」もこの巻で完結となります。 キキの成長はジオジオの開店の年からでした。 絵は途中から佐竹美保さんに。 (1680円) |
![]() 福音館書店 |
「小さな生きものたちの不思議なくらし」 甲斐信枝 作 草花や小さな虫たちにかぎりない愛情をこめて、 40年にわたって絵本を描き続けてきた甲斐信枝さんのエッセイ。 鋭くしんぼう強い観察と、深い愛情、そこから 生まれた感動や驚きが 豊かな、そしてやさしい 文章で綴られます。 ところどころに、その時々 の絵本の絵が紹介されているのも嬉しい。 (1470円) |