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★ジオジオからのメッセージ
           



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286 号

毎朝、クマゼミの元気のいい鳴き声で起こされます。宵っ張りの私にとっては睡眠不足の夏です。

みなさま、お元気でお過ごしでしょうか?

そろそろ夏のお疲れが出てきた頃...!? いや〜まだまだ半分、暑さに負けないで夏を乗り切ってください。
私も帰省する孫たちとの時間を楽しみに、せっせと仕事をかたづけています。

気温やセミだけではなく、選挙で日本中がいっそう暑いにぎやかな夏になりました。
私たちの国です。子どもたちの未来です。政治を変える事ができる私たち国民が持つ選挙という権利です。
棄権することなく、私たちの意思を一票にこめて投票に行きましょう。
日本がどう変わるのか、私も期待をこめて選挙を注目したいと思います。


先月のブックランドでもお知らせしましたが もっちゃんの夏休みしかけ絵本教室 を復活 再開 します。
夏休みの宿題のお手伝いができれば...と毎年、お盆過ぎの日曜日に開いていましたが、今年もそうしたいと思います。
是非、ご参加ください。いつもはおたよりだけの皆様にお会いできるのを楽しみにしています。


      夏休みしかけ絵本教室

   日時  8月23日(日曜日) 1回目 10:00〜12:00 2回目 14:00〜16:30
   定員  各 25名 先着順( 電話、メール、FAXにてお申し込み下さい。)
   場所  ジオジオにて 教室A 
   会費  一人600円 (材料、道具ともにこちらで用意します。)
   親子参加 1000円 (お子さまが小さい場合は600円で)

   基本的にははさみが使えましたら、お一人で参加できます。
   小学生でしたら大丈夫だと思います。
   保育士さん、幼稚園 学校の先生、学生さんなど大人の方の参加も歓迎します。

   ジオジオしかけ絵本教室作品


詞華集 生きていてほしんです ー戦争と平和―  

谷川俊太郎書下ろし詩「戦争と平和」などたくさんの詩人による全41編の反戦詞華集

   

谷川俊太郎 田中和雄 編
  1313円 童話屋



  

 2009.8




ブックランド紙上で紹介した本をご希望の方は、配本に追加する、あるいは配本に入れる、 という形でご注文くだされば、翌月、翌々月にはお送りできます。
不明の点は、TEL、FAX、Eメールでお問い合わせください。またブッククラブ以外の方のご注文もお受けします。
注文


今月の新刊より

                            


アリス館

「らくちん らくちん」
高畠 純 作
高畠 純さんの描く動物は、表情がなんともユーモラスでとぼけていて楽しくなります。
ぶらさがったり、背中に乗ったり、 よりかかったり
“らくちん“ はいいなあ〜。楽しい動物たちの”らくちん”。
そして、やっぱり最後はぞうさん、こう なりますねぇ。
この絵本を読んだ後は もちろんパパのかたぐるまでらくちん!
(1365円)


主婦の友社

「だいすき、パパ!」
マーガレット・ワイルド 文
スティーブン・マイケル・キング 絵
さんべりつこ 訳 
パパと遊ぶのがだい好きなこぶた。
でも「このいたずらっこめ!」とパパに叱られてしまいます。
急にパパが自分を好きなのかどうか 心配になったこぶた。
農場の動物たちにも「わたしのことすき?」と聞いていきます。動物たちの返事は...?
<1365円>
         


アリス館


「やあ!出会えたね カブトムシ」
今森光彦 文・写真
応募者全員大サービス 昆虫シールプレゼント!
今森光彦さんの“やあ出会えたね!”の写真絵本シリーズ新刊です。
昆虫の王者 カブトムシ。クワガタとならんで子ども達には あこがれの昆虫です。
卵、幼虫、冬を越し、さなぎ から成虫への脱皮。迫力のある見事な写真です。
放置された雑木林には、カブトムシが少なくなり ました。
人の暮らしにもかかわっています。
カブトムシの飼うポイントも載っていますよ。
(1470円)
      


ほるぷ出版

「ないしょのおともだち」
ビバリー・ドノフリオ 作
バーナラ・マクリントック 絵
福本由美子 訳
むかし、マリーとう女の子の住む大きな家のすみっこにネズミの 家があって、そこにもネズミの女の子が住んでいました。
ある晩、床に落としたスプーンを拾おうとして、
ネズミはフォークを拾おうとして
二人はお互いの存在に気がつきます。
二人はないしょのおともだちになったのです。
やがて二人は大きくなりお互いに 家を出て結婚。二人は会えなくなります。
ところがマリーの娘マリアがある時、気がついたネズミの家には...。
母娘2代にわたるないしょのおともだち。
ページの左にはマリーの部屋、右にはネズミの部屋。絵もとても楽しい。
(1680円)


ほるぷ出版

「むこう岸には」
マルタ・カラスコ 作
宇野和美 訳
南米チリの絵本です。
川のむこう岸には、私たちとはちがう変わった人たちが住んでいる。
父さんも母さんも決して行くんじゃない、と言う。
ある日、むこう岸から手をふっている男の子がいた。
そしてまたある日、一そうの船が...。
勇気をだして渡ったむこう岸には、みかけはちがっても、同じ 暮らしをしている人たちがいた。
私たちの夢。大人になったらこの川に橋をかけよう!
(1365円)


偕成社

「クグノタカラバコ」
いとうひろし 作
いとうひろしさんのお話の中に入ると、日常とはちがった不思議な感覚にひたされます。
なんなのでしょうか...「クズノタカラバコ」って。
博物館のようですが、どうやって行ったらいいのでしょうか?
展示されているものは、クグが世界中を旅して集めたも の。
つまらないものに見えても、博物館に必ずいる クグの話を聞いたなら、なぜ“クグノタカラモノ” なのかわかります。
ふしぎで、しみじみして、おも しろいクグの、そしていとうひろしさんの世界です。
(1365円)       


あかね書房


「ゴーストアビー」
ロバート・ウェストール 作
金原瑞人 訳
ママが死んでからはずっとフラフラしているパパと、手に負えない双子の弟の面倒をみながら、
なんとかパパを立ち直らそうと 健気にも一人がんばる少女マギー。
建築家のパパに古い修道院だった邸宅の修理の仕事が入り、家族の再生を願い、この邸宅アビ ーに引越す。
このアビーは古い歴史とそして意思をもつゴーストだった。
このゴーストアビーが送ってくるメッセージにマギーは気付くようになる。
が、気付こうとしない、気付かないふりをする大人たち。
マギーは絶望しながらも、家族を守り、アビーの思いをかなえるために行動をおこす。
(2205円)


朝日新聞出版

「f植物園の巣穴」
梨木香歩 作
妻を若くして亡くした主人公は f植物園で園丁の仕事をしている。
歯痛を患い、歯医者にでかけた 事から、夢か現実かわからぬ異界に入り込んでしまう。
最後に植物園の椋の木の巣穴に落ちていた所を見つけられることになるので、
気を失っていた間の自分自身の過去なり記憶の中での彷徨だったのだろう。
植物の息遣いがからみつくような、けれども不思議で心地よい世界で、
記憶の底に沈んでいた幼い頃の出来事が、浮かび上がる。
千代という女性の影を求めて、人の内部にある意識の中でこれでもか...と思われるくらいの堂々巡り。
最後は現実の生活と死んだはずの妻に収束していく。見事!
(1470円)



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