新年あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお付き合いください。
さて、ジオジオの2002年は…といえば、これはもうたった一つ。”出会いの場”として
全力疾走するだけです。
その第一弾として2月から偶数月の第4土曜日に「絵本ライブ」をやっていこうと思っています。
8月は毎年恒例のしかけ絵本教室になります。毎回、新しいネタを加えて、いつも新鮮な「絵本ライブ」に
詳しくは年間予定のご案内を作りますので、それをごらんください。
今年は冬季オリンピックに、サッカーのワールドカップを世界を意識させられるイベントがあります。
昨年の事件以来、世界は今どうなっているのかが気になります。というよりも、自分がいかに知らない事が
多いかに恥ずかしくなります。
以前に朝日新聞の「天声人語」に”世界がもし100人の村だったら…”について書かれてあり、この
紙上でも紹介しましたが、それが一冊の本になりました。「世界がもし100人の村だったら」(838円)
数値が正しいかどうかはわかりませんが、およその世界の現状の把握は出来ます。六千万分の一に
するのですから細かなことは表せないだろうとは思いますが、それでもこの本に示された数値は
驚くべきものです。世界を知ること、その中で自分たちがどういう位置にいるのかを知ること、これが
社会とつながる第一歩かもしれません。
今年の4月からは小、中学生の教育内容が大きく変わります。総合学習では「国際理解」というテーマも
当然出てくるでしょう。その中でどのような取り組みがされるのか気になります。偏狭な視野で
自国賛美に終わるような「国際理解」にならないことを願っています。
2001年は「ハリーポッター」に明け暮れましたが、その中でも「児童文学」という文字が輝いて見える 本に出会いました。カニグズバーグ作「十三歳の沈黙」。作品集の中の一冊で本邦初訳の本です。 カニグズバーグの作品は”本を読む”ということが、楽しく、充足感を与えてくれるのを実感します。 すでに紹介されているものも含めて全10巻の作品集となります。少し値段が高い(各巻2500円)の ですが、改めてカニグズバーグを読み直そうと思います。皆様もぜひ!
2002年1月 もとはる