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私見 | 治水特別会計(国土交通省所管) ⇒ 「既に、特別会計ではない」と言える! | |||||||||||||||||||||||||
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1 | 治水事業等の経理を明確化する目的で計上されている会計.2つの勘定があり、一つは多目的ダム建設工事勘定.もう一つは治水勘定.あまり詳細を見たくない会計で概要のみとする.平成16年度の予算は以下となっている. (注:億以下の単位は切り捨てているので合計が合わない事がある.赤字は借金.紫は問題点.緑は他会計への資金提供). 1)多目的ダム建設工事勘定
治水工事に関しては、水の需要予測に大きな間違いがあるから、その計画自体が疑問である.水資源は枯渇してきているので、国もエネルギー確保手段として治水事業を重要視していない(原子力に向いている).諫早湾干拓、長良川河口堰が良い例である。古い計画をそのまま見直しせず着工している(大変な規模の工事であるのに).それとは別だが、事業費の算定がおかしい.事業の算定は事業本体のみの見積もりしか取らないから、着工後の附帯工事をいくらでも水増しできるのである.これが国交省の常套手段で、傘下の公益法人が潤うように仕組んでいるのである. |
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参考 | 1)「特別会計への道案内」松浦武志著:創芸社出版 2)「日本国の研究」猪瀬直樹著:文集文庫 3)「財務省ホームページ」 |