今回のライヴで気になったのが、全曲ともハンドマイクで歌ってたこと。 今まで、ヘッドセットがお決まりだったからね。 でも、ダンスにはほとんど影響なく、相変わらずのキレた動きで踊ってる℃-ute達。 思えば、これまでのイベントで、ヘッドセットが誰一人もずれずに最後まで歌った事って、 ほとんど無かったんだよね。 ヘッドセット付けて歌いながら踊るには、かなり激しすぎる曲が多い℃-ute。 だからそういう状況を考えて、それならって事で、ハンドマイクに切り替えて、 最後までフルパワーで思いっきり踊れるようにしたのかなって思えた。 しかも、全曲とも生歌なのに、最後までフルパワーが落ちない。 それどころか、ライヴ終盤に行くにしたがって、どんどんヒートアップしていくんだから、 ℃-uteのパワーはたまったもんじゃないよ。 曲ごとにも、センランより頂いたセットリストに沿って、感じたことをレポ。 千聖ちゃんに負けないように、気合い満点でレポ! 01.JUMP いきなり、熱すぎるナンバー。 振り上げたこぶしを下ろさせないライヴが、これから始まるんだって事の宣戦布告な曲。 桜チラリのc/wだけど、桜チラリとは違って℃-uteの持ってる勢いとパワーを前面に 押し出している曲は、初ライヴのオープニングナンバーにはまり過ぎる。 ℃-uteのパワーでいきなり沸騰させられるよ。 途中の「ワァオ!」っていう叫びでは、千聖ちゃんは飛んでくれると思ってたんだけどね。 身体能力系で千聖ちゃんとシンクロするのは、とても楽しいから。 一緒に飛びたかった。 実際は、その直前が座っている動作だからか、実際は手を振り上げる振り。 まぁ結局は、構わず飛び上がったけどね。 千聖ちゃんの衣装は、黄色い袖なし微妙にお腹出しの上着に、ホットパンツ。 素材を生かしつつ、アクセントを加えるくらいで、ありのままの℃-uteの魅力が出てて、可愛い。 千聖ちゃんの大好きなボーイッシュスタイルだね。 ただ、どうみてもボーイッシュじゃない千聖ちゃんがそこにいるわけだが。 他のメンバーも配色は一緒で、形はそれぞれ。 02.EVERYDAY YEAH! 片想い 2曲目は、一転、可愛らしさ溢れる曲で攻めてくる。 だけどこの曲、可愛らしい曲なのに、ロックを感じるだよな。熱いんだよ。 誰かに置かれたセンターじゃない、もう、まいまいがセンターを立派に張っているんだ。 それをサポートする、周りのメンバーの熱い気持ちもすごい感じるんだ。 そんな状況が、曲調を超えた熱さをかもし出しているんだな。 03.As ONE か細いイメージの愛理ちゃんの、迫力のある声が、会場を包み込んでた。 声を聞いてるだけで愛理のすごさを感じられるので、安心して千聖ちゃんを見ていられる。 この曲のサビのような、うねる様な動きでは、千聖ちゃんのしなやかな動きが映えるね。 見ていて惚れ惚れするよ。 MC 梅さんがかみまくりだったり、愛理ちゃんが「今日からからはお鈴」とか言ったり、 栞菜が「ありかん」だったり、「千聖でちっさー」だったり、なんかおかしい自己紹介。 04.ENDLESS LOVE 〜I Love You More〜 この曲では、℃-uteの切れ味抜群3人、千聖とナッキーと栞菜が3人組でダンサーになってる。 そのダンスっぷりが、すごくかっこよくはまっているんだ。 まだまだ荒削りな感じに見えるんだけど、雰囲気をすごく持って3人が踊ってる。 それが、曲全体のイメージをきっちりと締めてる感じがした。 05.即 抱きしめて かたっぺ的には、他の曲とは別次元で一番大好きな曲。 久々だから、とにかく嬉しさでいっぱいだし、動きたい気持ちでいっぱいだしで、 あんまりしっかりとは見れてないかも。 そんな余裕が無いくらい、曲全体として大好きなんだ。 千聖ちゃんも、久々にこの曲をやれて、すごく嬉しそうに見えた。 以前よりも数段上の激しさで、思う存分思いっきり歌い踊ってたからね。 かなり、胸にジーンと来る嬉しさを感じた。 06.YES! しあわせ 千聖ちゃんが「一番好き」と挙げる曲。 かたっぺ的にも、「ひとはいつも〜」っていう千聖ちゃんのパートが大好きだからね。 当然の事ながら、楽しそうに嬉しそうに本気で笑いながら歌ってる千聖ちゃんを見ていて、 感動のピークも来ちゃうっていうもんだ。 初回公演では、ここで、不意に涙が出た。 だって、コンサート始まって、もう6曲もやっているのに、まだ℃-uteが出てるんだよ! そんな幸せな状況にいるんだって事の重大さに、一気に実感してしまった感じで。 キューティーガールズ ショートコント 一瞬、ん?って思ったけど。 でもこれは、℃-uteには欠かせない要素になってきてるからね。 千聖、まい、愛理という3人が、これだけやりきっているっていう事が重要。 ここでは、明日菜ネタが登場。 「ハロプロで小学生は私だけ」っていうまいまいに対して、 「ハロプロエッグに小学生いるよぉ!」 「もっと、ちっちゃくって、可愛い子が!」 「ウチのいもうととか!」 っていう千聖ちゃん。 ここで、岡井姉妹の絆まで感じられるとは。 そういえば、千聖ちゃんの「間」のすごさもあったね。 コント中に千聖ちゃんが、手を広げて「セーフ」っていうポーズをする時があって、 その時に客席から「セーフ」って言う声が上がるんだけど、 最終公演に限って、千聖ちゃんはフェイントで、ポーズをやらない! でも、先走って「セーフ」って言っちゃう客席。 その瞬間の、してやったりの顔を客席に向ける千聖ちゃんの「間」がすばらし過ぎるんだ。 出来る子だな。前から分かってたけど。 07.Shall We Love?/矢島・梅田・中島・有原 ナッキーの表情と、ダンスのキレと妖艶さが、めちゃくちゃヤバイ!! 立ち姿は、梅さんや舞美さんが抜群の色っぽさを持っているのに、動き始めると、 ナッキーの姿が際立って映るんだよな。 これは絶対に、ライバル栞菜を意識しているよな。 天性の色気ある動きを持っている栞菜と一緒に、そういう雰囲気を求められるこの曲を やることになって、刺激を受けたんだろう。 そういうストーリーが見えて、すごく楽しめた曲だった。 この曲からは、白いゆったり目の上着と白いパンツに衣装がえ。 08.会えない長い日曜日/岡井・萩原 ℃-uteの中でも、歌声という部分では秀でてる二人のカップリング。 曲が分かった時、バリバリみきてぃの物まねモードで来たらどうしようかと思ったけど、 そういう、この2人しか持ってない「歌声」っていう魅力を活かそうとしてきたんだね。 その魅力がすごく活きてるから、心地よい幸せな世界を作り出してるよ。 原曲が、かなり個性ある歌い手のこの曲なのに、この2人のパワーにかかったら、 オリジナルな世界を作っちゃうんだなって思った。 ℃-uteの日のあぁ!とか、冬だもんとか、この二人の歌声のカップリングについては、 かなり期待したくなる予感を感じたんだけど、それが現実になった感じ。 歌の世界の素敵さっていう部分では、このコンサートの中では随一だと思う。 09.さよならのLOVE SONG/鈴木 愛理ちゃんのソロっていう、直球ストレートを投げてくる所も、このコンサートが 大好きって言い切れる理由の一つだな。 選曲としては、愛理ちゃんがあまり出さない部分の音域を使ってると思うので、 その意外性からか、「会場中を愛理色に染める」っていう域にまではって、実際思う。 でもそれは、このコンサートが終着点じゃなくて、スタートラインなんだっていう事を とても感じさせてくれるから、この先の楽しみが増えたという事で、そこは嬉しい。 もちろん、青年館のステージ上に一人で立つ愛理ちゃんは輝いていた。 愛理に1曲全部を歌わせるっていう行為には、「幸せ」しか感じない。 10.ミラクルルン グランプリン! まさかの選曲。 でも、千聖ちゃんの愛らしさとか、ぷりぷりな所とかを堪能できる楽曲なんだから、 何も文句は無い。楽しいしね。 11.ちょこっとLOVE/中島・鈴木・岡井 千聖ちゃんとナッキーが、愛理ちゃんともう同じ段階まで上がってきてる事が分かった。 12.乙女パスタに感動/矢島・梅田・有原・萩原→全員 2004年夏ハロ以来の乙パス。 途中で、歌ってない3人が出てきたから「もしや、あの伝説のワンピースか!?」って 思ったんだけど、そこまでは望みすぎだった。 まぁ正直、オリジナル曲に比べると、このコーナーの気持ちの盛り上がりはね。 けど、使い古された楽曲が使われなかったのが、そのイメージが付いてなくて良かった。 それに、オリジナル曲をやられた時のテンションが異常なんだ。 VTR コンサートに向けて、メンバーがレッスンに励む「体」なVTR。 各メンバーのレッスンを、こっそり除いてる「ナッキー@家政婦は見た」が楽し過ぎる。 愛理の発声練習、栞菜の柔軟は良いとして、 まいまいはグラサン選びに集中、 梅さんは鏡の前でポーズを取って「私って可愛い!」っていう、 舞美ちゃんは℃-uteのコールでかみかみ予防練習してるけど、やっぱりかみかみ。 そして我らが千聖ちゃんは「青年館」っていうハチマキをしてランニング。 けど、その字が違う。「青年間」。そして、間を消して書き直したのが「舘」。 芸が細かすぎるな。 その後、ちっさー&まいまいが、横アリで先輩にアドバイスを貰いに行く。 なっちとか、柴ちゃんとか、チャーミーとか、VTRに写るだけで笑いが起こる、 出落ちの連続。 ハロプロメン、やっぱすごいな! 13.わっきゃない(Z) 千聖ちゃんのダンスが、ありえないほど激しい!! 日記にも書いたけど、近寄る者はすべてなぎ倒す!っていう感じのダンスをしているんだよ。 やっぱりメンバーも、この曲には思い入れが強いんだろうな。 けど、この曲はラストかなって思ってた。 だけど、このコンサートを見てると、これをラストにしなきゃならないっていう拘りは 無用なものだって気付くんだ。 ここからは、赤いドレス風の衣装にチェンジ。(衣装の表現は適当なので参考まで) 14.タイムカプセル この曲は、応援企画やワンダでもお馴染みの曲だけど、ダンスが大幅に変更。 1番のサビ以降は、ほとんど振り付けが無くなって、2番になると全員階段に座る。 しっかりと曲を聞かせたいっていう思いなんだろうな。 そして、その後のラストスパートへ向けて準備を整えるためにと。 気になったのは、その、座る時の千聖ちゃんの姿。 階段に座るんだけど、スカートを気にしながら、女の子らしく座ってんだ。 座る時にはだけないように、しかも、丁寧にスカートを気にしながら。 その姿が、ちょっといつもと違って見えて、新たな面を見ちゃった感じ。 それがどういう心境からなのかは、千聖ちゃんのことだから分からないけどさ。 スカートが大嫌い!っていう千聖ちゃん。 でも、嫌いなスカートにも愛情を持って接しられる千聖ちゃんは、天使なんだ。 15.桜チラリ 「怒涛のラストスパート3連発」が始まる。 この曲は、可愛らしい雰囲気に反して、とても重厚なパワーを持っているんだよね。 曲調も可愛らしいし、ダンスも可愛らしくシンプルなのに、気持ちが熱くなってくる。 さすがに、シングルに選ばれるだけある。 他のシングルにも負けないくらいの存在感がある曲だよ。 踊りスト&振りマネストが多い℃-uteだから、℃-uteをしっかりと見ながら真似できる あえてシンプルな振りをつけてきたのかなと思う。 みんな、℃-uteをしっかり見ながら、℃-uteと一緒にクラップする。 そのせいで、どんどん高まっていくんだろうな。 元より、シンプルなのは形だけ。 ℃-ute達にとっては、シンプルな振りで魅力を見せ付けなきゃいけないんだから、 そういう意味では高難度な楽曲なんだよ。 もちろん、そんな難関くらい、かるく超えてっちゃう今の℃-uteだけど。 シンプルさゆえに、千聖ちゃんは、千聖ちゃん自身の可愛らしさを、これでもか!! ってくらいアピールしてきて、見ているだけで高まれる。 16.大きな愛でもてなして ラストスパート2発目は、これまた可愛らしいのに激しく盛り上がる系の大もて。 個人的にも、一番の高まりポイントがある曲なんだ。 ここだけは外せない、千聖ちゃんとシンクロできるポイント。 ここだけは、誰にも負けられない。 しかも、細かいところを結構変えてきたね。 曲の始まりは、「小さくOhYeah」みたいにちっちゃい「大きな愛で」な振りから始まる。 それがどんどん大きくなってくるから、そりゃこっちのテンションだってどんどん上がるさ。 それと、ラストの「大きな愛で〜」の部分は、かなり声を張る歌い方に変更されてる。 最初に聞いた時は、ちょっと異様な雰囲気さえ感じるくらいね。 その途中の1パートを客席に歌わせたりもするし、強引に無理やりテンション上げさえられる。 17.まっさらブルージーンズ 散々、テンションを上げまくられた状態で、ラストにまっさらを持ってくる。 この怒涛の流れはね、キツイんだけど、そのキツサが最高に幸せなんだ。 千秋楽公演で、指差しが全部こっちの方向に向いてたのに高まったのも事実だ。 間奏では、℃-uteの可愛らしさには似つかわしくないほどの、強烈な「あおり」。 「うぉーーーー、おぅ!」って、どこからあんな声を出しているんだって感じだよ。 ここまでお膳立てされたら、会場はステージ上も客席も問わずに荒れ狂うよ。 これほど強引な力技で「会場を一つ」にする℃-uteのパワーを感じまくる。 千秋楽の終演後は、最後の挨拶中に梅さんが泣き出した。 それにいち早く気付いた千聖ちゃんは、指を指して笑ってた。 でも分かるよ、そうでもしないと、千聖ちゃん自身が泣いちゃうからね。 梅さんの姿に影響されてか、ナッキー、愛理ちゃん、栞菜も、堪え切れなくなって 泣き出してしまう。 舞美ちゃんも、かなり気持ちは高ぶってたみたいだけど、最後まで堪えてたね。 千聖ちゃんは、ずっと笑顔だった。 千聖ちゃんが泣き出す時は、いっつも最初にソワソワし始めてから泣き出す。 今回は、楽しい笑顔でいたい!!っていう気持ちが強かったんだろうね。 かたっぺも、ずっとずっと、 「千聖ちゃんを最高の笑顔にしたいから、ずっと応援し続ける!」 って言い続けてる。 手紙でも書いてるし、握手でも言ってるし。 そんな気持ちが、少しでも伝わってるのかなと思えれば嬉しい。 ライヴ終わったあとの感想は、400m走を走り終えた感じ。 1時間20分のライブだけど、あっという間に過ぎちゃう。 ラストの怒涛の盛り上がりもあって、80分間の無酸素運動という感じだよな。 こんなに楽しめて熱くなれた現場は、他にはない。 唯一無二、かけがえのない、千聖ちゃんと℃-uteはそんな存在なんだって思い知った。 この楽しかった思い出を語り合うだけで、しばらくは生きていけそうな気がする。 だけど、もう4月5月には、次のツアーが決まっているんだよ。 そんな状況が、「幸せ」でならないよ。 |