ベトナム(ハノイ・ハロン湾・ホアルー・チャンアン)
         
<平成27年1月4日~8日>

 
        ベトナムという国は 常に他国の脅威に晒されながら 被支配と戦争を繰り返してきた歴史がある 
       こうしたことを一通り把握してからベトナムを訪れることで ベトナムという国と ベトナム人の独自性
       をより深く理解できるはずだ

一日目  ミューで8時20分空港着 10時30分発ベトナム航空ハノイ行 (A330型)は8時30分から搭乗手続開始 ベトナム航空はwebチェックインが
     できないためか大行列となる 大荷物を預けるアジア系の人が多い 後 ラウンジで30分過ごす 
     保安がまた大行列 1月4日のアジア便でこんな行列は記憶にない 機内では4席を二人で使え ゆったり過ごせた ディスプレイで音楽(バッハ)
     映画(ゴジラ)・飛行ルート案内・事前購入の週刊誌を読む 午後2時30分 6時間で ハノイ・ノイバイ国際空港到着 この空港は1月1日に完成
     したばかりでピカピカ 市内へ向かう連絡道路も完成したばかり 寒い日本から春5月の気温のハノイへ 途中の大きな日越友好橋は 今日
     1月4日完成したばかりで見物人で大賑わい 広大な敷地にある壮大なホーチミン廟から ハノイ市内の中心にあるホアン・キエム湖を巡り 
     雑踏のなかにあるハノイ大聖堂へ 日本からの人は見ない 歩道とか道路に小さな椅子を持ち出し飲食しながら歓談する大勢の若者が目立つ 
      夕食は レストラン, ベトキッチン白身魚を揚げたチャーカーなどハノイ名物の料理 宿泊のデー・ウーは大型ホテル ロビーは狭めたが
      部屋はゆったり バスルームは広く清潔 湯の出は良い タオルも豊富 TVはここもサムスン製 PCとラインがあればネットにつなげるとのこと
     だったが PCの重さが気になり持ってこなかった 7階の窓 眼下はハノイ中心街 夜の雑踏がよく見える
     
      本日開通の日越友好橋       ホーチミン廟       ハノイ大聖堂       寛ぐハノイの若者
二日目  6時 プールと庭園が見える朝食レストランへ オムレツは美味 陶磁器の街バッチャンへ この時刻バイクの通勤ラッシュで渋滞
     バッチャンに観光客の人影はない 埃っぽい 3時間バスに乗り ベトナム屈指の景勝地 世界遺産<ハロン湾>へ テンダーボートで
     大型観光船<エメラルド>へ 乗客定員88人のところ 日本からの人が6人 イタリヤからの人が2人の計8人で出港 移りゆく景色を眺
     めながらゆったりとした昼食 <ソンスット鍾乳洞>へ 岩山の中腹にあ.る入り口から洞内へ 天国の宮殿と呼ばれるだけあり色とりどり
     のライトアップで美しい  エメラルド号は静かな海面をゆっくり進む 
     このハロン湾 大小数千といわれる奇岩・奇峰がありそれが次々に船の両舷に現れ まるで水墨画を観る様 デッキに出ても人影はなく静か 
     スープが美味のディナーのあと デッキでベトナム名物春巻きつくりの講習 あと明るい電灯を点けてイカ釣り 姿は見えるが釣れなかった 
     これは食いつくのを待っているのではな く  寄ってってきたら引っ掛けなければいけないことに後で気がついた 船室のシャワーの出は良い
     夜は 島々の中の広いところに大小の観光船が十隻ほど停泊して休む 周りに音の気配はない            
   
陶器の街バッチャンの工場 鍾乳洞内 ハロン湾 船内ディナーのひととき

 三日目  6時 サンデッキで目覚めのコーヒーの後 太極拳を習う 水墨画の様な光景の中での朝食は爽快 後 小舟に乗り換え 島影に筏を
     浮かべ真珠の養殖をしているところを見学後 岩山の下の洞穴潜り 頭を引っ込めていないと岩肌に当たりそうになる 
     ゆっくりと港へ イタリアからの二人と別れを惜しむ
     3時間かけてまた喧騒のハノイ市内へ 喧騒は前と変わらないが ヘルメットの着用は徹底しているようだ
    文廟
へ 高級官吏を育てたベトナム最古の大学 科拳が行われていて 合格者1306名の名を刻んだ石碑が立つ
    歩道らしきところには飲食する人とか バイクがいっぱいで歩道の機能を果たしていない そんな雑踏の中のレストランで米粉で作られた麺
    フォーの昼食 市内の散策は 横断歩道の信号もなく 道路の横断には一苦労だが 道を横切っているとバイクの方から避けてくれる
    ベトナムの伝統芸術水上人形劇へ これは その名の通り、水上を舞台に カラフルな人形たちが物語や音楽に沿って縦横無尽に動き回
    る劇で 伝統楽器の伴奏に沿って物語が展開する 観客はほとんど外国人
    この日のディナーは レントラン プレスクラフで ピアノ演奏を聴きながら同行の人たちとコース料理とワイン 宿泊は同じ ホテル デ・ウ
    

       
ハロン湾洞穴潜り 文廟  ハノイ市内 歩道の雑踏 伝統芸能 水上人形劇
 
四日目 今日はハノイから南へ120㌔ 渋滞で3時間かかったベトナム初の都のあった 昨年新しく世界遺産となったホアルーへ 
     ここも奇岩・奇峰が連なる水辺の景勝地 初代皇帝を祀るティン・ティエン・フアン廟 当時の都の遺構があちこちに今に残る 
     隣地のチャンアンへ 流れをせき止めた様な静かな水面を 4~5人乗りの小舟で巡る 漕ぎ手は村の女性 小舟も時間も静かに流れていく 
     その先には鍾乳石の洞窟が待つ 行く手には光が差し込む出口が見える こんな洞窟の穴を8箇所ほど巡る オールが船の中に乗員分置いて
     ありついつい頑張って漕いてしまう 2時間ほどの小旅行のあと港に着くと  漕ぎ手の娘さんが お客さんが漕いでくれて楽でしたと言っていたようだ
     ハノイ市内に戻り
フットマッサージの店へ行ったが 30分ほどかけた後の効果の程は不明 
     夕食は スペイン大使館を改築したレストラン・マダムヒエンでベトナム料理
     空港に向かう 道路は広々として快適  新しい空港は見物人でいっぱい 21時にチェックイン 有名ブランドの店の数は少ない
     0時30分出発 帰りの飛行機はA-320

       
同行のイタリアからの二人と チャイアンでも洞穴潜り  舟遊びはここから 始まる ベトナム名物春巻き 

五日目  6時30分 志摩半島上空で大きく左旋回 知多半島に沿って飛行 帰りは西向きの気流に乗って4時間定刻6時45分
     中部国際空港到着 早朝のため空港内は空いており すんなり入国 7時26分発のミューに乗車 8時15分帰宅 
 
  上空の日の出 6時30分 


   
空港内 入国審査前 日越友好橋 

ハノイ・ノイバイ国際空港(590億円) 市内~空港連絡道路(180億円) ニヤッタン大橋(540億円) 日本のODAで建設