トルコ             トルコブルー

                                      08年8月17日〜25日

国名=トルコ共和国        経済=総生産に対する比率=工業25%農業12%サービス業他63%
総面積=日本の約2倍      宗教=98%がイスラム教だが信教の自由は憲法で保障されている         
首都=アンカラ            教育=義務教育は8年(6歳〜14歳)公立校は無償 高校は3年 
総人口=約6800万人      大学は国立53校 私立3校
公用語=トルコ語         初代大統領ムスタファ・ケマルはアタチュルク(建国の父)として尊敬されている

 中部国際空港9時50分発の大韓航空機エアバス330機は 3×4×3の座席配列 通路を挟んだCとDに座る この座席配列は 
長時間だと窓側はつらい トイレなどに席を立つときとか乗務員からサービスをうける時などいろいろ困ることが多いので嫌な機種だ
韓国インチョン空港まで約2時間 それでも軽食が出る
アジアの有力なハブ空港で広大な空港だ ここでイスタンブール行きのボーイング777に乗り継ぐ この機種はボーイングの最新型で
2×4×2 出発直後 最後部の空いている席に移動 12時間のフライト中 オムライス・フィッシュ ビビンバなどの食事が2回出た 
飲み物はワイン赤・白 ビール・ジュース3・4種類 座席のディスプレイで映画2本 オーディオは数種類 
窓の外はマイナス55との表示
イスタンプール アタチュルク国際空港に予定通り19時50分到着 すんなり入国
バスで30分 グランドシェバヒルホテルは丘の上にあり イスタンブールの満月が部屋からよく見え印象的
翌日7時30分 大型の観光バスに14名が乗り出発 座関は横三列でゆったり
エーゲ海を左に見て フェリーでアジア側に渡り 世界遺産トロイ遺跡へ 長らく伝説上の都市と思われていたこの遺跡を
発掘したのはドイツ人のハインリッヒ・シュリーマン 1873年の発掘以来 現在も発掘が進められており 5000年前の人々の
暮らしが垣間見られる
宿泊はアイワクルのリッチパークホテル 夕食はブュッフェ 部屋はコーナーで広く展望も良かった
夜遅くまでプールサイドは賑わっていた 
                             

画像はクリックすると大きくなります

窓の外は−55°

イスタンブールの月

9層になっている

5000年前の石柱

トロイの木馬

 三日目 5時起床 鮮やかな星空の下朝のランにでる 真っ暗だが道の両側に街路灯があり明るい 6時に帰る
朝食は外のテラスの席で風が心地よい 特色はないが果物の種類が多い
7時30分出発 アレキサンダー大王の遺産を受け継いだ栄光の都 世界遺産ベルガモン遺跡のアクロポリスへ
この古代の都市は 約400mの頂から上市・中市・下市と広がっている 下市は市街にある
途中通ったイズミ-ルは人口250万の大都会 高速道路が縦横に通り 緑のない山の頂上までマンションが建ち並んでいる様は壮観


アクロポリスの丘

スタジアム跡

トラヤヌス神殿


イズミールの住宅

このバスで周った

昼食にトルコ風串焼きを食べたあと 世界遺産エフェソス都市遺跡へ この紀元前10世紀ころから栄えた古代都市は 
保存状態が良いことで知られている 
暑い・・ ゲートから遺跡の目抜き通りであるクレテス通り沿いにある古代施設を観ながら坂を下る
往時 王や皇帝の列がここを行進した由緒ある道 最盛期には25万人の周辺人口を抱えたこの地 今はのんびりと
観光客を迎えている
ここは両側の小高い山の谷間になっている場所だが 反対の山の斜面はまだ未発掘で 山頂付近には僅かに遺跡を
望むことができる
写真右下のトイレは 使用したあとコインを穴から投げ入れると 奴隷がそれを待っていて 探して収入としていたという
宿泊したパムッカレのリカス・リバーサーマルホテルは温泉 ここは紀元前より保養地として栄えたところで
トルコ有数の温泉リゾート 茶褐色の湯が直径約15mほどの温泉プールに満たされ 水着を着て入る 深さは2mほどもある 


遺跡の大通り

野外劇場

図書館

高級住宅街の列柱

トイレ

 四日目 今日はカッパドキアまで720キロのバスの旅 午前5時30分から朝食 ホテルから近い世界遺産パムッカレ
ここは綿の城とよばれる世界屈指の奇観 丘陵を流れる石灰を含んだ温泉水が 長い年月をかけて幾重もの白い岩棚を
造り上あげた 目前に現れたその景観には感動した 隣接して聖なる都市ヒエラポリスがある
荒涼とした大地 山には植物が生えていない 突然都会風の街が現れた トルコ最大の面積を持つ100万都市県都コンヤ
メビラーナ博物館へ寄る イスラム神秘主義のメブレブィ教団を創設した導師メビラーナの廟所で現在は博物館になっている 
青緑の美しいタイル張りの塔が建てられたのは13世紀末で その中心の下が聖人たちの墓所 塔の真下でひときわ
大きいのがメビラーナのもの 
ここから一直線のシルクロードを通る 周りの山に緑はない 荒涼たる大地 遠くに蜃気楼が見える
立派なキャラバンサイトに立ち寄り 丘陵地帯に入るとカッパドキアの入り口にあるペリタワーホテルに到着 高速道路を
70キロ使ったが通行料は300円 夕食はプールサイド

パムッカレの石灰棚


メビラーナ博物館

一直線のシルクロード

カッパドキアへ

 五日目 薄明かりの5時30分 ホテルをランに出る 周りにキノコ岩は見えない モスクの尖塔を目印に行くが早朝で
中には入れない
7時に部屋に帰る この日も快晴 雲ひとつない 8時30分出発予定なのでゆったり
朝食はスイカ・トマト・ウリなどの果物が豊富 パンも種類が豊富で美味い
このホテルで連泊するが やっぱり連泊はゆっくり出来て良い 
ホテルを出るとすぐにキノコ状の岩が見えてきた これを妖精の煙突というそうだが 自然はこの世のものとは思えない
この風景を作り上げた
カッパドキアの中心ギョレメの鳩の谷・ベルゼ谷 尖った城塞を意味するウチヒサールには岩山に無数の戸口や窓が
掘られている ひときは大きい岩山を中心に大小さまざまな岩山が集まって堅固な城塞の様 トルコ地震までは実際に
住居として使われていた様だ 今も五人の家族でこの洞窟に住んでいる一般家庭を訪問した 家賃は無料で良いのだが 
トイレが外なので冬はちょっと困ると話しておられた
キリスト教徒がイスラム教徒の迫害を逃れるために造った神秘のカイマクルの地下都市を見てホテルへ
夕食は涼しいプールサイドでブュッフェの料理 
そのあと 今日昼食のマス料理を食べた洞窟レストランでペリーダンスを観る


ウチヒサール

洞窟内の部屋

妖精の煙突

ギョレメの谷

妖精の煙突

 6日目 4時30分モーニングコールの5時ホテル出発 6時 まだうす暗い中 気球に乗ってギョレメの上空をゆっくり飛ぶ すぐに
日の出となり周辺の山々や気球に陽があたり美しい 空は快晴 岩すれすれに飛ぶこともあれば 高く上がって他の気球を見下ろす
こともある 風はないが ガスの出方を加減して上下左右に気球を移動させる いったん上空に揚がるとガスの噴射はあまりしない
昨日訪問した ウチヒサールの洞窟城塞もよく見える 約1時間20分の遊覧飛行をして畑に着陸した シャンペンで乾杯後
記念写真を撮る
早朝でやや冷えるが短パンにTシャツで良い ホテルに帰り 遅い朝食後 昨日に続いてカッパドキア観光へ
ギョレメの野外博物館 ここもキリスト教徒がイスラム教徒からの迫害を逃れるために洞窟に住み 岩を刳り貫き造った洞窟教会が
集まっていて 現在は博物館として一般に公開されている 昼食の煮込み料理を食べたあと トルコの首都アンカラへ快適な道路
アンカラのビュユック・アナドールホテルの周りは広大な牧場 部屋から見た景観は 遠くに阿蘇の五岳とその手前はカルデラの
阿蘇平野 遥か彼方には米塚に似た小山まであり 懐かしい景観だった
大型プールもあったが水温が低く過ぎ二三回往復しただけで水温の高い小プールで泳ぐ


気球観光


朝日を浴びる気球

一緒に乗った人と
国際親善

気球搭乗記念証

洞窟教会内部

 7日目 7時にホテルを出てイスタンブールまで高速道路を約500キロ(通行料は1300円) 周りの景色もいままでの砂漠の様な
景観から山には緑がある景観に変わってきた 雨がよく降る地域だとのこと 途中 一時間半か二時間ごとに休憩しながら
イスタンブールへ ここまでイズミール・コンヤ・アンカラなどの都市部では信号もあったが その他はほとんど信号は無し 
渋滞も無し 道幅も広く快適
アジアのヨーロッパの境界 ボスポラス海峡を渡って ヨーロッパへ ここは人口1000万人の大都会 車も人も多い 
イスタンブールは 今 橋を渡ってきた向こう側がアジア地区 ヨーロッパは金角湾を挟んで 旧市街・新市街と二つの地域に
分かれている

1467年完成の歴代スルタンの居城 トプカプ宮殿 現地の人たちが芝生の上で食事をしていたので写真を撮らしてもらったら
満面の笑顔でチャイとお菓子でもてなしてくれた 
野球場ほど広さのところに4400軒のいろいろな店がひしめく屋根付き市場のグランドバザール とにかくここのものすごい規模に
圧倒された
夕食は街のレストランでシーフード料理 7時に一日目に泊まった高台にあるグランドシェバヒルへ 10階の部屋は広くなかなか良い
明日は10時ホテル出発なのでゆっくりできる


ボスポラス大橋を
渡ってヨーロッパヘ

トプカプ宮殿の
儀礼の門


ボスポラス海峡


グランドバザール

グランドシェバヒル
ホテル

国際親善

 8日目 朝のランニングは6時30分から7時30分 南の方は高速道路とトンネル工事中で足場が悪い
朝食はゆったりできたしブュッフェも上質だった
あい変わらずの快晴 大型貸切船によるボスポラス海峡クルーズは最高 二階最後尾の椅子で海峡を一人占め
(本当は暑かったが我慢 !!)
地下宮殿は地下貯水池 各地の宮殿などに使われていた円柱などを使って建てられたのだが それが林立していて宮殿の様に
豪華 度重なる火災の後 537年に再建されたアヤソフィアの大聖堂はビザンチン美術の最高傑作と言われる
ドームの直径は31m 高さは54m 壁のそこここにあるモザイク画はランプの光を受け金色に美しく輝いている
ブルーモスクの内部は一つの大きなドーム 見上げるとモザイクが美しい 現在はとくにブルーが強いという印象はない
裏町に溶け込んだモスク リュステム・アヤ・モスクは一階が商店街になっており その賃貸料をモスクの管理費の
一部にしているとのこと ここもモザイクが美しい  
世界遺産イスタンブールの歴史地区の観光を終え 街中のレストランでパスタ料理で早めの夕食をとり ネド氏の見送りで空港へ
21時20分発帰りも ボーイングの最新型B777 2×4×2 満席だったのでウインドウサイドをリクエスト コリアンエアーの食事はまぁー
上質の方 サービスもまぁー良い ただオーディオは往復とも同じ内容 往復で内容を変えられないものかといつも思う
11時間10分のフライトでインチョン空港到着



ボスポラス海峡
クルーズ

地下宮殿

アヤソフィア

ブルーモスク

後方はブルーモスク


ブルーモスクの
       円形天井

 九日目 韓国 インチョン空港でトランジット  5時間40分待ち 長い待ち時間だが商業施設が充実しているのであまり気にならなかった
中部空港からの直行便がない場合 関西空港か成田空港からとなるが 重いバッグを持っての移動となる
ところが中部からインチョンきはは毎日数便あり ハブ空港インチョンから国内線感覚で乗り継げば バッグは目的地まで手を触れる
ことなく着く インチョンは便利 帰りはインチョン〜中部空港は1時間40分 
まさにインチョンは国内と同じ感覚 成田危うし・・(東洋経済紙)
中部空港20時40分到着 22時に家に着く 留守中 いつも花など植物の管理をお願いしてあるMさんのおかげで庭の植物も
順調こ育っていた

夕焼けの中を飛ぶA330 インチョン空港内商業施設 トルコで買ったモザイク陶板画 トルコて゜買った絨毯