台湾 (台北・高雄・台南・台中・日月潭)

<2014年1月5日~8日>
 

 1月5日  中部空港9時54分発 チャイナエアライン台北行 A330-300型機 シート配列2×4×2 座席は18JK 満席                
      座席前のディスプレイ 内容は豊富そうだが 搭乗時間も短いので 飛行情報だけ見ていた                      
      今回からスーツケースをグリーンのゼロハリバートンに替えた 75ℓ 重量は3,8㌔ ファスナー開閉式               
      飛行時間3時間10分で台北桃園国際空港到着 バスで約30分 台湾高速鉄道桃園駅から1時間36分高雄へ JR東海が新幹線規格で丸ごと
      輸出したため 改札から車内・乗り心地など日本の新幹線と同じ 最高時速は260Kの表示が出ていた
      高雄は熱帯で最高気温は24度の表示 暖かいがダウンコートにマフラーを着用して冬のおしゃれを楽しんでいる人も多い
        台湾の代表的な観光スポット蓮池潭の龍虎塔へ 龍の口から入って虎の口から出ると悪行を帳消しにしてくれるという 塔の最上階から
      また 近くの壽山公園から高雄の高層ビル群と高雄港を望める
      宿泊の台湾国賓大飯店(アンバサダーホテル)は愛河の畔に立つ大型ホテル
      夕食後 愛河のショートクルーズをした 

       
 台湾高速鉄道  蓮池潭 龍虎塔  高雄市街  愛河畔 台湾国賓大飯店
             

1月6日  このホテルのビュッフェの朝食 料理はちょっと上質 パンの種類は多い
      9時に台南に向けてバスで出発 高速道路は多いところで5車線 快適 50㌔ 一時間で台南へ
      台湾の歴史は この街から始まったといわれるように 史跡や寺院が多く 高層ビルも少なく落ち着いた佇まい
      赤嵌樓 激動の台湾史の舞台 かっての政治拠点 城内には創建当時の姿をジオラマで再現 文献や石碑が展示してある
      延平郡王祠 オランダの植民地であった台湾を解放した民族的英雄 鄭成功を祀るところ 昼食は台南名物担々麺
      ここから 景勝地 標高746mにある湖 日月潭までは230㌔3時間 道路は快適 途中 バスの運転手が 予定より早く進んでいるので
      ぜひ見てほしいところととして
武昌宮へ寄る 遠くから見て 立派な建物だがちょっと変だ 傾いていないかと思って近くまでいってよく見ると
      やっぱり大きく傾いている 阪神淡路大震災の時 ここもM7,3kの地震があり 一階部分が崩落したそうだが これはそのままにして
       隣地に新しく建てたものがある  
日月潭 周囲24㌔ 湖の東北部が月の形をしていることからこの名が付いた
      文と武の神を祀る文武廟の最上階まで上り振り返ると日月潭の全貌が見渡せる
      台中まで80㌔時間30分
 途中 寶覚寺で布袋に似た微笑む阿弥陀菩薩を見る 

   
延平郡王祠
 
武昌宮
 
文武廟から見た日月潭
  赤嵌樓  

1月7日 9時30分ホテル出発 高速鉄道台中駅へ ここから見る台中市内はモヤで霞んでいる 高雄も台南もビルや周りの山々が霞んでいたが 
     聞くところによると 原因は中国からの影響という 台北まで160㌔ 10時16分発の列車で50分 地下3階にあめる台北駅に着きエスカレーターで地上へ 
     日本の新幹線駅とは機能的には似ているが乗客などの数は少ないようだ
     台北一の名刹龍山寺 ここの本尊 観音菩薩はどんな願いも 悩みも聞入れてくれるとのことで境内は善男善女で大賑わい 
     中国式のおみくじを引いてみた 台北市内の中央に広がる25万㎡の公園の中央にそびえる高さ70mの中正記念堂 中正とは蒋介石総統の別名 
     堂の左右に国立劇場と国立コンサートホールがある 総統府 日本の統治時代の総督府だった歴史的建造物 高さ60mのタワーを中心に左右対称
     ルネッサンス様式の建物 朱記飴餅粥店で美味しい点心の昼食後 バスで50㌔ 一時間 レトロな街 九份へ 
     2000年ゼンリン発行のガイドブックに載っていないが 今では台北随一の観光スポットになっている 清の時代に金鉱が発見され賑わったが 
     1970年代閉山になり寂れた過疎の街になっていた
     ここをモデルにした映画 非情城市がベネチア映画祭で賞をとってから有名になり また日本の映画の 千と千尋の神隠し のモデルにもなり 
     日本からの観光客も多い 狭くて急な曲がりくねった階段を吸い込まれるように登ると 日本の縁日の様な賑わいの狭い道の両側には土産物店が
     軒を連ねている そんな中に 千し千尋・・・のモデルになった阿妹茶樓があり ここの二階からの眺めは素晴らしい
     広東料理の夕食後 台北一のスケールと賑わいの士林夜市へ 
     宿泊ホテルは 台湾観光局認定の五つ星 新築の台北花園大酒店(タイペイガーデンホテル)
          
       
 龍山寺    中正記念堂から見る
       国立劇場とコンサートホール
 九份 阿妹茶樓  阿妹茶樓二階からの眺め

1月8日 9時20分にホテルを出発 忠烈祠へ 辛亥革命や抗日戦争で殉じた英霊を祀っている 1969年に建立 北京の紫禁城の大和殿を模して造られた
     11時からの衛兵の一糸乱れぬ交代セレモニーを見る 陸・海・空軍から選び抜かれたエリートたちが四か月交代で任務につく 一時間後の交代
     まで微動だにしない
     故宮博物院 中国文化5000年の歴史を象徴する逸品が約70万点収蔵されている そのうち一階から三階までのフロアーに常時約15000点が
     展示されている 一階正面の入り口に蒋介石総統の肖像があり ここから見学のスタートとなるが 全部見るには膨大な時間を要する
     小籠包の昼食を済ませ 空港へ 途中免税の店へ寄る 
     以前この空港は 中正国際空港と呼ばれていたが 今は桃園国際空港と名称を変えている
     17時15分出発 座席は10JK 帰りも満席 中部空港まで1880㌔ 平均時速900㌔ 2時間5分で到着 バッグも早く出て 20時45分家に着く

         
    忠烈祠 衛兵交代式  故宮博物院  台北花園大飯店フロント A330-300機から 午後5時40分