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北海道周遊・サハリンクルーズ
 
 
           平成26年8月16日~23日   

中部空港札幌小樽・函館・室蘭・釧路・知床・網走・サハリン・小樽・札幌・中部空港

 
サン・プリンセス 77.000t

 1日目   中部空港国内線7時35分発 スカイマークエアラインで札幌千歳空港へ
      6時40分 自動チェックイン機でチェックイン 座席は事前に指定していて29-A・B バッグを預け機内へ 満席 B737-800型
      これは737型の新型 札幌・千歳空港まで1時間50分 バッグはすぐに出てきたが ここで10時45分まで待って 後から着いた
      各地の方と合流 バスで小樽港まで高速道路で約1時間 港の岸壁にこれからは乗船するサン・プリンセスの大きな白い船体が
      見えたときは嬉しかった 岸壁横の広場に いくつもの大きなテントが張ってあり そこで乗船手続き パスポートやクレジットカードを
      登録し 船内用のクルーズカードを受け取る これは部屋のキーとかクレジットカード いろいろな船内のレストランなどを利用するときに使う
      万能のカード タラップを昇ったところで セキュリティーチェック  部屋は10階のB528 へ やや狭いが機能的 快適に過ごせそう  
      部屋のバルコニーに出ると 北海道の風が肌に心地よい
      タクシーで小樽運河へ 土曜日で大賑わい 小樽一の賑やかな堺町へ 店先に出ている<お父さん預かります>の看板が気になったので
      聞いてみると お母さんの買い物中は お父さんはここで休んでいてください と 休憩する場所が用意してあり 茶菓の接待があった
      往世はそこで土産物を買っていた 船は 5時に 次の寄港地函館に向け出港 
      5時30分 5階のダイニングレストランー<マーキス> へ フルコースの料理に美味しいワイン 今回の船旅で新しく船友になった方々と
      一緒にクルージング初日のディナーを楽しむ 

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小樽運河  船友と ディナーを楽しむ    クルーズカード 

 2日目  5時15分~6時 甲板でウォーク 6時30分函館港に入港 本州行きの大型カーフェリーが接岸していたが小さく見える
     8時 14階後部のブュッフェ ホライゾンでゆっくりと朝食 船員はフレンドリー
     9時30分 シャトルバスで函館駅まで行き そこから市内バスで五稜郭へ 日曜日で賑わっている 五稜郭タワーからの五稜郭を見る
     港の方遠くにサン・プリンセスの姿が望めた 親切なボランティアガイドのアドバイスを受け ここから市電に乗り ベイエリアの 金森赤レンガ倉庫群へ
     ここは 港に並ぶ赤レンガ倉庫群を中心に 函館土産がなんでも揃うショッピング&グルメタウンになっている 目の前で焼いてくれるイカせんべいは
     美味しかった ベンチで休んでいると風が心地よい
     ここからタクシーで レトロな建物が残る元町地区の八幡坂の上まで行く 坂の上からは港が一望できる 函館ハリスト正教会~チャチャ坂~
     二十間坂を下り タクシーで函館駅前の海鮮料理の店が軒を連ねているところで昼食 どこも行列の繁盛 さすがイクラ・ウニ・カニにエビは
     美味しかった この辺りは朝 朝市が開かれるところ 13時50分にシャトルバスに乗り 乗船口でクルーズカードを示して部屋に戻る
     この部屋担当のリーズが 部屋の整頓やベッドメーキングをしてくれていた
     ディナーの時間まで 船内のショッピングエリアなどを回った
     5時30分から 今晩もマーキスでフルコースのディナー いろいろアラカルトを選びワインをキープした
     部屋のドアーの横にボックスがあり そこにいろいろな連絡文書が投函されていて 中でもPRINCESS PATTERという船内新聞には
     各種イベントや情報が載っているので目を通しておくと船内生活が充実すると思う
          



五稜郭タワーから
 
     

プラザデッキ
 

プラザデッキ

 3日目  日の出は午前4時32分 日の入りは6時19分 5時15分から7階デッキでウォーキング(一周約500m) 5時30分 水先案内人がダグボートで乗船
     室蘭港口に架かっている東日本一長い白鳥大橋の下をマットすれすれで通る 6時30分接岸 ホライゾンで朝食後  8時にバスでショアエクスカー
     ションに出発 2000年3月有珠山で約23年ぶりの噴火となった西山山麓の火口群には 散策路が整備され大きく段差のできた道路など歩きながら
     当時の様子を窺い知ることができる
     洞爺湖へ ここを訪れるのは49年ぶり 遊覧船で中島へ 静かな湖面に乗客が与える餌を求めてカモメが舞う
     昭和新山の麓のレストランで噴火弁当の昼食 現在の昭和新山は死火山となっており 5合目あたりまで樹木が茂り 麓には土産物店や
     レストランが営業している 
     そこから106人乗りのロープウエーで約6分 有珠岳展望台へ 昭和新山・洞爺湖のパノラマが眼下に広がる
     そこから また 137段の階段を登り有珠岳火口展望台へ
     今晩は フォーマルナイト 正装でダイニングへ 同席の船友と美味しい食事を共にしたあと アトリュウムで船長主催のシャンパンレセプション
     &ウォーターフォールに参加 J・シュトラウスの曲をピアノで聴く サン・プリンセスは午後6時 釧路に向けて出航した      
      
 
タグボート 
 
白鳥大橋 
 
陥没・隆起した道路

昭和新山 
 

シャンパン
  レセプション 

4日目  最高気温25℃ 最低気温13℃ 5時15分からデッキ7でウォーキング 7時前はランニング禁止 毎朝PRINCESS PATTERが配られるが 
    今日も朝から深夜まで船内各所でいろいろなイベントが行われる 船は夜間航行し 朝 次の目的地に接岸する 
    7時 釧路港着岸 朝食はデッキ6 中央のリーシェンジダイニングで和食 
    釧路は夏の最高気温が22℃前後で その爽やかさを求めて長期滞在者が多く 北海道で三年連続一位となっている
    JR釧路駅より 湿原をゆっくり走るノロッコ列車に乗り国立公園釧路湿原へ 車窓から雄大な大自然が望めるとのことであるが 
    大展望を望むなら 展望台の方が雄大な景観が望める 列車に45分乗車し 塘路で下車し 昼食後 大津事件の津田三蔵が収監さ
    れていた釧路集治監を見学 釧路市は 16年間 述べ2万名近いここの囚人たちの外役により 交通路が整備された その道が今も残
    っている 細野展望台へ ここは広大な釧路湿原とその中を流れる釧路川が一望できる大パノラマ 
    湿原の中の一直線の道路を通り船に戻る  
    今夜のドレスコードはスマートカジュアル ディナーのあと 音楽を聴いたりショッピングモールを散策 船室TVでも船内や次の寄港地など
    の情報が提供されている サン・プリンセスは午後6時 知床に向けて出航     
   
 
 
ご当地ユルキャラの
出迎え 
総料理長のカルロスと  細野展望台  シアターで料理教室  厨房見学会 

 5日目  終日クルーズの日 早朝 根室半島沖を通過 ロシア領に入り 色丹島を通過 択捉島(右手)国後島(左手)の間を通り 
    二つの島を抜けたあとは 進路を西にとり知床岬沖を通過 正午頃 半島先端から西側沿いに進む 部屋のバルコニーから 
    カムイワッカの滝・クネンポール・フレベの滝などが遥かに見える  知床半島クルージングを終えると 網走港の長い防波堤抜けて 
    タグボートのサポートを受け 午後5時 網走港に接岸 
    この日は一日 バルコニーからアリューシャンの海を眺めたり シアターでショーを観たり 厨房見学をしたり ショッピングアベニュー
    を散策したり 音楽を聴いたりしてゆったり過ごした 今晩のドレスコードは スマートカジュアル 船友になった8人で
 
ながーい廊下
  約250m

アトリュウム中央で
音楽
 

 雲に霞む択捉島
  

    国後島
 

    網走港
 

6日目  朝食はいつもの ビュッフェレストラン ホライゾン 数え切れない料理と果物 飲み物は数種類 それにヨーグルトが並ぶ 
     目の前で作ってくれるオムレツが美味 窓の外はオホーツク海 波は静か 今日は世界遺産<知床>へ
     ガイドのNさんは博学 早大を出て 教授で退職 今は観光ガイド 今は楽しいという 小清水の原生花園にこの季節 花は無い 6月が見頃という 
     国道334号線は快適で車は少ない この国道沿いにあるオシンコシンの滝は 知床観光の人が必ず寄る所とのこと
     駐車場には 北海道周遊のバイクなどがたくさん駐車している 豊田ナンバーのライダーとちょっと話をした
     ウトロを通り 知床五湖 ここは連休などには大賑わいだという 駐車場から熊避けの電線付きの快適な高架木道を通り 知床五湖のうちの
     一湖へ 2~5湖へは木道にゲートがあり 事前講習を受講した人だけが訪れることができる
     帰路 道沿いに 北きつねとえぞ鹿を見た
     船に戻り 7階後方のビスタラウンジで ロシア入国手続きをする(パスポート・クルーズカード・ロシア入国カード用意)手続き後は船外へ出られない
     今晩のドレスコードはフォーマル ディナーはフルコースをオーダー ディナーのあとの船内は華やか
     今日の最高気温は25℃ 最低気温は17℃ 日の出4時32分 日没6時18分 サン・フリンセスは 午後5時 ロシア コルサコフに向けて出航
          



知床五湖案内図 

 

五湖への高架木道 
 

北きつね 
 

えぞ鹿 
7日目  サン・プリンセスは6時 コルサコフ港沖3㌔に投錨 朝食後 8時に ユジノサハリンスクへ コルサコフ港には大型船の接岸できる
    堤防がないので テンダーボートに約10分乗り 港へ 港湾施設は整ってない 韓国からの中古バスに乗り市内へ 道幅は広いが舗装は
    中央部のみ ユジノサハリンスクの市内まで約30分  所々に日本の面影を残す建物が残っている
    市内に入り 街の中心 中央駅の近くのレーニン広場にはレーニン像が残り その近くには 日本時代に使われていた機関車D51が 綺麗に塗装
    された姿で保存されている 立派な建物ののサハリン州郷土史博物館は かっての樺太庁博物館 展示物は 自然史・考古学・先住民の
    分野に別れ それぞれの文化・ 歴史のコレクション19万点 内 一部の展示品は 日本時代に日本に持ち去られたとしている
    市内観光ツアーで回ったのだが ガイドは全く日本語は話せず トイレ休憩も 紙にプリントされたロシア語の行程表の10分のところを指すだけ 
    聖ニコライ教会で10分の休憩だが トイレボックスは一つ その中は物凄いもの とても使い物にならない まだ観光に熱心ではないのか?  
    ただ大きな建物の中で このツアー客のためのマトリョーシカなどの物品販売はあった ちょっと立派なアイススケート場で10分休憩 
    市内どうも活気が無い感じ
    船に帰り 昼食 あと一服して マーキスダイニングルームで最後のディナー このシート担当のジュリアスは いつもフレンドリーなサービスで
    嬉しかった ディナーの後 14階で 映画 パバロッティを観る 霧が発生し 霧笛が何度も響く
    今回のクルーズでお近づきになった たっくんはじめ 6人の方は 皆 いい人ばかりで このクルーズをより楽しいものにしていただき 感謝の気持ちで
    いっぱいです 特に たっくんは そのあどけない無邪気な仕草や 可愛らしい表情で ディナーをいっそう楽しいものにしてくれた
    これから立派に成長されることを かげで応援したい  
    サハリンに上陸 
レーニンの像
 


サハリン郷土博物館      日本時代のD51

 映画 パバロッティー

ジュリアスさん

  たっくん 
8日目 昨夜のうちにスーツケースはクルーに預けた 夜 宗谷海峡は濃霧で 船内に霧笛がなんども響く 
    午前6時 小樽勝納埠頭に接岸 14階前部のホライゾンコートで朝食 毎日ディナーが一緒だった友と別れを惜しむ
    バゲージタグの色別に指定された場所で 税関検査~入国審査を経て クルーズカードを示して ギャングウエーから下船
    埠頭の大きなテントの中で 昨夜預けたスーツケースを受け取り 佐川急便に土産物のバッグを預け バゲージタグの色別で指定
    されたバスに乗車 快適な高速道路を通り 札幌を経由し千歳空港へ 中部空港行きの便まで だいぶゆとりがあるので 札幌市内まで
    戻り ちょっと観光と思っていたが エアーポートエキスプレスが直前の事故のため ダイヤがみだれており 満席の列車が続いていたので
    止めて 空港内ラーメン横丁で ラーメンコンクール一位と看板の出ていた梅光軒という店でラーメンを食す
    チェックインして 待合室に行ったら 中部空港付近に落雷があり 飛行機点検のため 使用飛行機未着のため2時間遅れとのこと
    飛行機の窓からの景色はちょうど日没前と雲が多く変化がありなかなか良かった
    中部空港には次男と孫ふたりが出迎えてくれた 途中 幸子さんも合流して一緒にレストランで食事をして 家に着いたら午後10時半だった 

小樽勝納埠頭に接岸
 

船内528号室

 

梅光軒


機窓から