ニュージーランドの旅
<04年8月14日〜8月21日>
真夏の国から 雪が舞う真冬の南島 ・ 桜が満開の北島へ
午後6時30分名古屋空港をニュージーランド航空B767機で出発 鈴鹿山系に沈む落日が美しかった
ニュージーランドまでは約11時間ほとんど夜ばかり
B767型機の座席配列は2×3×2 出入りも楽だし サービスも受け易いので好きだ
夕食後 後方座席が少し空いていたので 私がAB席 往世がCDE席でゆったり休む
上昇中の飛行機から見た落日 |
機内は食事のあとすぐにライトを落とし静かになる
乗務員はあまりまわって来ない
本二冊とオーディオで過ごす
到着一時間半前の日の出 |
オークランドに近づくころ素晴らしい日の出が見えた
午前8時オークランド到着 気温13度 いったんバッグを受け取り
国内線に預けなおしB737型機でクイーンズタウンへ
空港の周りの山は雪化粧
クイーズタウンは小雪が舞い 寒い!!
バンジージャンプ発祥の橋を通ったら数人が飛んでいた
サザンアルプスの2000m級の山々に囲まれ 先住のマオリが翡翠の湖と呼んだ 湖面が青緑色に輝く
ワカティプ湖畔の街 人口13000人の国際観光都市クイーンズタウンへ
小さな街だが その素晴らしい景観から<女王が住むにふさわしい街>と言うのが名前の由来だ
ボブスヒル山頂から見た 街とワカティプ湖 |
街と湖が一望できる スカイゴンドラに乗る
平均斜度37度という世界屈指の急勾配を 標高790mのボブスヒルまで登る
温度計が氷点下5度を指している
ホテルの部屋から見た ワカティプ湖 |
ホテルの部屋からはワカティプ湖 その向こうには雪をいただく美しい
サザンアルプスの山々が見えた
翌日は1860年代ゴールドラッシュで栄えた街 アロータウンへ
往時の面影を今に残す建物を利用したショップやレストランにはノスタルジックな風情がある
ゴールルドラッシュの街 アロータウンは雪の中 |
湖岸に静かに建つホテル・教会 |
蒸気船アーンスロー号に乗ってワカティプ湖遊覧
ノルウェーのフィヨルドを思わせる景観が続く
1912年建造のアーンスロー号 |
この近くのゴールドフィールドで砂金採りをしたら2〜3粒の砂金が採れた
サザンアルプスの最高峰 マウントクック(3753m 近年山頂が崩落してこれよりやや低くなったようだ)
へ向かう途中は羊と牛や鹿の群れ以外
人間の姿はなくニュージーランドへ来てからまだ信号を見ていない
素晴らしい景観が次から次と現れる
小さな集落があった | 周りの山には雪がある | 羊を追う牧羊犬 | 車の姿の無い国道 |
マウントクック国立公園
宿泊した ハーミテイジホテルは マウントクックの麓 標高760mにあり冬のこの時期寒さが厳しい
朝のランニングは路面が凍結していたので危険 ゆっくりゆっくり走った
庭先には テンジンと共にエベレスト初登頂をしたイギリスのエドモンド・ヒラリーの像が建っている
E・ヒラリーの像 後方は ハーミテージホテル |
プカキ湖畔からセスナ機に乗り マウントクックへ向かう
下にミルキーブルーの湖面
周りは雪をかぶった3000m級の山々 素晴らしい景観
パイロットがマウントクックが見えた!!と叫ぶ 雲の間に全貌が見えた
左右には雪をかぶったサザンアルプスの高峰 その山腹にぶつかりそうな感じ
ゆっくり飛ぶので失速が怖いぐらい グリーン色の氷河が見える
夏はここに着陸する
テカポ湖畔に着陸
マウントクックの山頂付近と 右 はプカキ湖 |
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テカポ湖畔に着陸 |
旅のパンフレットによく載っているテカポ湖畔の
善き羊飼いの教会へ
善き羊飼いの教会 |
南島最大の都市(人口35万人)クライストチャーチへ やっと人の姿と信号が現れた 妙に懐かしい
ガーデンシティーの名にふさわしく 花と緑に包まれた街だ 桜の花がが今満開
街の中央にはランドマークにもなっている優美なゴシック様式の大聖堂が建っている
信号の色が変わるのが凄く早い ほんの3〜4秒で変わってしまう ほとんどがスクランブル式信号だ
車は左側通行だから迷うことはない ほとんど日本車 他にVW BMW ボルボなど
歴史あるモナベール邸を散策 | NZの普通の家 |
北島のロトルア行きはエンジントラブルのため
1時間15分遅れて8時25分出発
1時間15分のフライトの後 小さなロトルア空港に着く
ここは別府と姉妹都市になっている 現在も活発な火山活動を
続けている大地熱帯の上に位置する観光地だ
日本の春の気温だ
ワイマング火山渓谷をガイドの案内で周る
色鮮やかなフライパン湖やエコー火山 ワイマング間欠泉など美しく不思議な景観が続く
湯気を上げるフライパン湖 | 別府の海地獄の様な色 | 熱湯が流れる川 |
北島は 桜が咲き モクレンが咲き 暖かかった
ロトルアからニュージーランドの中心都市オークランドまではバスの旅 途中 ワイトモの鍾乳洞を見る
ロトルア〜オークランド間の車窓から |
ここはNZしか生息していないツチボタルが見られるところ 階段を下り
鍾乳石をみるのだが 日本のように案内板は無い
照明もガイドの照らす懐中電灯が主 鍾乳洞の奥を流れる川をボートで
下りながらツチボタルを観察する
青白い光を放つツチボタルが天井一面を
びっしり覆い幻想的 空の星座の様 音に敏感でそれを感じると
光るのを止めてしまうので静粛が要求された
勿論撮影は出来な
(ニュージーランドのツチボタルは発光昆虫の幼虫でエサを引き寄せるために光を発する)
車窓からは次々と夢の様な素晴らしい景観が現れる 看板は全く無い 車もあまり通らない
車が多くなってきたと思ったら 人口100万人を超え この国の人口の約三分の一の人が住む
大都会オークランドの ハーバーブリッジが見えてきた ここは別名<帆の街>
シティー・オブ・セイルスと呼ばれ港にはおびただしい数の帆船が
繋留されている
市内が一望できる死火山マウントイーデンは絶好の展望台だ 市内の展望台と言えば 地上328m オークランドのランドマーク
スカイタワーも良い 床がガラス張りで下が見える構造になっている またここでは192mのところからスカイジャンプにも挑戦できる
市内の夕方は車のラッシュを久しぶりに体験できた
夜は港から帆船に乗ってディナークルーズにでかけオークランドの夜景や南十字星を見てノスタルジックな気分にひたった
ハーバーブリッジから 市内を望む |
火口跡のマウントイーデン より 市内を望む |
スカイタワーより ハーバーブリッジを望む |
帆船上より オークランドの夜景を望む |
オークランド国際空港は2000年を前に シティー・オブ・セイルスをテーマにリニューアルされクライストチャーチ空港とともに
この国の玄関口としてなかなか機能的な空港だ 市内から約25分
帰りも後方の席空いたいたので 私がAB席 妻がCDE席でゆったり休めた
映画はなにかやっていたが見ず オーディオ聴いたり本を読んでいた いつも思うのだが
往復とも同じ曲というのはなんとかならないのかなぁー
復路は11時間30分 古戦場の小牧城を左手に見て 北から定刻17時15分名古屋空港に到着した
古戦場の小牧山を右手に着陸態勢 | 定刻名古屋空港着陸 |