カナダ
(カナディアンロッキーの旅)
06年8月17日〜23日



宿泊のホテルと部屋からの眺め

フェアモント・シャトーレイクルイーズ リムロックリゾート フェアモント・バンクーバーホテル
一日目

 今年3月で中部国際空港〜カナダ便がなくなり 成田発のエアーカナダ利用となった
成田へは国内線のボンバルディーの50人乗りのプロペラ機
 空港の端の方に駐機しており
バスに乗り機内へ 低いところを飛ぶので地上がよく見える
好天 13時25分成田着 第二ターミナル南ウイング到着 待っていた二男と真季ちゃんと
鹿島神宮へ そこで昼食 16時半ごろ空港へ帰り 二人の見送りでバンクーバーへ
(幸子さんと果歩ちゃんはピアノコンクールに出場のため見送りにこられなかった)
バンクーバーでいったんバッグを受け取り 目的地のカルガリーへは再度預け直すのだそうだ
エアーカナダ バンクーバー行きはA−340 4発エンジン機 2−4−2の座席配列
この配列はサービスは受けやすい ディスプレーなし クラッシック音楽は1chのみ 
映画はなにか映っていたが見なかった 乗務員のサービスは笑顔はあるが事務的
飲み物の種類は多い
2時間後に夜食 特徴の無いチキン&フィッシュ
ヨーロッパ・アメリカ便の夜行は寒い セーターが必要 到着2時間前に朝食
おにぎりも選べる
9時間10分のフライトで午前11時50分バンクーバー到着 入国はスムーズ
出たところでトランジットアシスタントがいて 乗り継ぎの手伝いをしてくれた これは便利
14時発のカルガリー行きA321に乗り継ぐ 爆発の危険があるとのことで水分の検査が厳しい
1時間20分のフライト 
目的地のレイクルイーズまではここから220キロバスで向う 道は一直線の4車線 車は少ない
一時間ほど経ったころカナディアンロッキーの山並みが見えてきた お城の様な形の山 
キャッスルマウンテンの横を通り 宿泊のシャトーレイクルイーズに着いたのが午後9時 
まだ十分に明るい
チェックインの前に 名高い景観を見るため湖畔へ行く 写真で見た通りエメラルドグリーンの
湖面の向こうにビクトリア氷河が見える 快哉!!
部屋からも正面に湖が見える 9時半 まだ明るい
すぐ夕食にする メインレストランへ メインのビーフはロースト風 量は多いが
味はやっぱりローストビーフ ビールは500円 

中部〜成田間のボンバルディア機 成田〜バンクーバー間
カナディアンロッキー上空を飛ぶ
キャッスルマウンテン レイクルイーズ 午後9時
二日目

 サマータイムということで日の出は6時30分 6時15分に部屋の窓を開けて
気温を感じる だいたい7・8度ぐらいか? ランパンにTシャツで出る ややひんやりする
レイクの向こうの氷河に朝陽が当たってきれい 快晴 レイクサイドの 巾2〜3メートルの
よく整備された道を行く これに勝る快感なし 誰もいない
レイクエンドまで2.8キロ ここまでは平坦だが その先は登りになる 
間近に氷河(シックスグレーシャー)が見えてくる 
道は登山道になる 氷河の先端直下まで行く 氷河を渡ってくる風は冷たい
ホテルから一時間のところで折り返す 帰りは寒いのでスピードを上げる
帰路3・4人に出会うが 皆防寒服 
湖面にシャトーレイクルイーズが浮かんでいるように見える 7時50分部屋に着く
往世 体調不良を訴える 朝食は9時にメインダイニングへ この時間客はほとんどいない
朝食後 湖畔をちょっと散策していたら 往世の体長も良くなってきたようだ
登山をすると言い出した 朝の体調では 今日は湖畔の散策ぐらいより出来なくあとは部屋で
寝ているかなぁーと思っていたのにこの変化にびっくり
まぁー行ける所まで行くことにする
ホテルの右手にある リトゥルビューハイブに向う 往世はスティク使用
1時間は緩い登り 針葉樹の林の間にエメラルドグリーンの湖面が時々のぞく
だんだん急な登り道になり2時間でミラー湖 この上にあるレイクアグネスはカールが見事
ここまで2時間半 コーヒー店もあり 多くの登山客が休んでいる
ヨーロッパ・アメリカの人が多く アジア系の人の姿は見ない
多くの人はここまでで下山の様だが少憩後 ここから30分で目的のリトゥルビューハイブに着く
出発から数回少しづつ休んだが 登りにかかった時間は3時間
ピークからの眺めは素晴らしく まさにカナディアンロッキーの真ん中という感じ
氷河もあちこちに見える 周りの山は2700〜3300メートル
下山ははゆっくりと1時間40分で湖畔へ 
往世 途中3〜4回膝が痛いといって休む
ホテルへ着いたらもう一歩も歩けないと言っていたが 着いたら元気で土産物とか今晩のレストランなど
見てまわっていた
部屋で風呂に入り 一時間ほど休み レイクビューラウンジでアイスクリーム・コーヒーをゆっくり
楽しむ ここからの景観も見事
夕食はホテル内の昨日と違うレストランでステーキ(27ドル)脂分が少ない感じ
このホテルは日本語が通じない

早朝の湖とホテル ビクトリア氷河直下 ビッグビューハイブとミラーレイク レイクアグネスとカール
リトゥルビューハイブから見た
レイクルイーズ
ピークからの眺め
中央がビッグビューハイブ 
がレイクアグネス
に小さくミラーレイク
ピークからのカナディアンロッキー
の眺望
ホテル内レイクビューラウンジ
三日目

6時18分に部屋を出る 今日も快晴 気温は8度ぐらいか 太陽はホテルの左手の方向 山の間から
昇ってくる
昨日と同じ レイクサイドの快適な道を行く 大きなバッグを背負った青年を追い越す
今日はシックスグレーシャーを登るのだそうだ 日本からこちらに来てもう6ヶ月 そろそろ帰るそうだ 
帰路3〜4人に出会う 7時45分に部屋に戻る シャワーを浴び 朝食は昨日のメインダイニングではなく
もう一つの朝食場 ジュース・コーヒーぱ自由だが 果物がない パンは3〜4種類 
9時にチェックアウト 9時15分発の氷河特急バスに乗車 お客さんは32人 昨日昇ったピークが
朝陽を浴びて光っている
快晴の氷河ハイウエーを行く 車は少ない ぺイトレイクで写真を撮り 12時発の巨大な車輪の氷河バスに
乗り北半球最大の氷河 コロンビア大氷原の中のアサバスカ氷河へ足の下300メートルは氷だそうだ
左のアンドロメダマウントの氷河は迫力がある
コロンビア大氷原は名古屋の面積とほぼ同じ広さがあり アサバスカ氷河はその0.5パーセントの面積
だそうだ
昼食は向かいのレストランでする

朝陽を浴びる昨日昇った
リトゥルビューハイブ
湖の向こうはマウントピラミッド 途中寄ったドライブイン ペイトレイクの展望台より
マウントアンドロメダをバックに
アスバスカ氷河で
スキーのインストラクター
神戸出身のMさんと
赤い屋根が印象的な
ボウレイク畔のレストラン
バンフの中心街
マウントカスケードが望める

ここでバスはUターン ハイウエーの両側には標高2700〜3300メートル級の岩山が氷河を
頂の辺りにもって並びたっている
湖畔に赤い屋根のレストランが建っていて印象的なボウレイクの湖畔を散策する
キャッスルマウンテンの立派な岩山の下を通り バンフの街へ バンフスプリングホテルの前を通り 
宿泊先のリムロックリゾートへ
このホテルは山の斜面を使って建っており正面ロビーが7階になっている9階建てのホテルだ
7階の716室は角の部屋で 正面に雄大なマウントレンドル 左にバンフの街並み その上に
マウントカスケードと180度以上の展望
小憩後 バスでバンフの街へ出かける 小さな町で西部開拓時代の様な街だ 街の向こうには
マウントカスケードが迫っている
和食の杉の屋で夕食 バス停で帰りのバスを待っている間 短パンにTシャツではちょっと寒かった
この市内循環バスはホテルのキーを見せると無料で乗れる
9時半ごろ部屋に着く

四日目

 6時18分起床 ホテルの裏に聳えるマウントサルファーの登山路を登る 登るにつれてホテルから
見えるマウントランドルが目前に迫る
案内板によると2285mの山頂までは2時間とあるので 1時間登ったところで下山
8時から朝食 一階下がって6階にある朝陽を浴びて明るいレストランへ コーヒーは美味しいし
応対も良い
9時<氷河満喫>というツアーのバスで 関西からの女性二人と計4人 ホテル出発
同乗のガイドさんは名古屋出身で 地元のいろいろな町の名前など口から出て親しみを感じる
ゆったりした道路に車は少なく快適 道路の横の駐車場から静かな散策路を行くと 落差382mの
タカカウ滝が見えてきた 滝のしぶきが飛んでくるほど近くまで行ける 
この滝の下流がマリリン・モンローの映画<帰らざる河>の舞台になったボウリバー
エメラルドレイクへ 湖面の色は名前のとおりエメラルドグリーン その湖面に 周りの岩山や湖畔に
建つ美しいロッジが映り絵の様に美しい光景だ 時間があれは周りを一周したいと思った
ナチュラルブリッジへ 長い時間と膨大な水量が石を削って造った天然の岩の橋の下には 
急流が渦巻き 迫力十分

リムロックリゾートで朝食 タカカウ滝 エメラルドレーク ナチュラルブリッジ
モレーンレイク 熊の親子右の方にもう一頭見える サルファー山からの眺め

モレーンレイクへ カナダの旧20ドル紙幣に採用されるなど ロッキーを代表する景観といわれている
湖面は氷河の堆積物のモレーンが流れ込んだため神秘的なエメラルドグリーン 湖の向こうには
テン・ピークスと呼ばれる10の頂をもつ鋭山が望まれる 横の岩山が絶好の展望台になっており 
ここからの眺める景色はガイドブックなどで紹介されている
ここで昼食 ビールは700円 カナダは全般的に物価が高い ガイドが言うには このところ
インフレで物価が上がっているという
ここの帰り道に子どもを2頭連れたグリスビーベアーを見た 写真も撮れた 
ガイドいわく 自分も見たのは2度目で 出会えたのは幸運だと言っていた
相変わらずの快晴で暑いはずだが汗は全く出ない 短パンにTシャツで通している
4時半にホテルへ帰り 隣にあるサルファーゴンドラへ 山頂の展望台まで4人乗りのゴンドラで8分 
2500円 バンフの街の全貌や樹海の中にリムロックリゾートが見える
下山し バスでバンフの街へ よく賑わっている 夕食は回転すし 席が30ぐらいあったが満席 
日本からの人は一人もいない みんな上手に箸を使って食べている 二人で5000円 
味はまぁーまぁー良かった お茶は100円
大通りを散策しながらみやげ物店など2・3軒見て周り満員のバスで帰る
部屋のエアコンを入れると空気が乾燥するので切っても温度はちょうど良い
NHKBS放送が入るが 甲子園の高校野球 早実と苫小牧の試合は凄い試合だった様だ
このホテルは応対も良く 部屋は広く 窓からの景観も良く レストランも明るく快適 ベッドも大きく 
水の出もよく 清潔 アメニティーグッズもいろいろ揃っており良かった
ライバルのバンフスプリングスと競っているのかな  

五日目

 このホテルはマウントサルフーの中腹にあり バンフにある建物ではいちばん高いところにある
展望はよいのだが外へ出ると急坂ばかりで 朝の運動がちょっとハードになる 
7時に朝食のレストランへ行くとちょうどマウントランドルの向こうから太陽が昇ってきた 
明るいレストランで感じが良い
8時15分にカルガリーへ出発 車の少ない片側2車線の良い道路 途中カルガリーオリンピックの
ジャンプ場を見て1時間40分でカルガリー空港に到着  バンクーバー行き 靴の中や水の検査が厳しい
馬術のマスターズ大会が行われているようで 日本の選手団が居た
バンクーバー行きの席は12×E・F 往路とは反対側のに席をリクエストしたで下に見えるロッキーの景観は 
違う方向が見えてよい 山の中腹辺りの所々に湖が見える
バンクバーはトロント・モントリオールについでカナダ第三の都市 市内はアメリカと雰囲気が似ている 
市内でいちばん高いところにある クイーンエリザベス公園〜チャイナタウン 
ここはサンフランシスコにつぐ規模だそうだ〜バンクーバー発祥の地ギャスタウン 
この辺りは石畳の道でレンガ造りの建物が軒を連ね当時の雰囲気が漂う
バンクーバーは近年インフレが激しく 地価は高くなり 100坪ばかりの家を買うと億だそうだ
岬の先端にあるスタンレー公園には 先住民族のシンボルである7本のトーテンポールが集められている
ここを一周 10キロはあるたろう
街の所々に熊の模型が立っている

機上から見たカナディアンロッキー クイーンエリザベス公園 7本のトーテンポール 寿司店で夕食

昼食は中国料理
ここで氷河見物で一緒だった女の子二人と再会した HPのアドレスを伝えた
宿泊のフェアモントバンクーバーホテルの下見をする 風格がありお城みたいなホテルだ
ロブソン通りなど街を散策してから寿司店で夕食 今回の旅は和食をよく食べた 
現地に美味いものがなかったのかなぁー?
8時でまだ十分明るいなかをチェックイン ベッドは大きくてよいが 従業員がすましている感じがする

六日目〜七日目
市内のあちこちで見た熊 カナダプレーズ 宿泊先の
フェアモントバンクーバーホテル
岬の先端にあるスタンレーパーク

 目が醒めたら6時48分 外は陽が燦燦と輝いている ビックリして飛び起きた 
今日も快晴だが少々風が強い 気温は12〜3℃ぐらいか 港の方へ行く ここは86年の万博の際に建造された
複合施設のカナダ・プレーズ コンベンションセンター・クルーズ船のターミナル・ホテルなどがある 
五つの白い帆が特徴
遊歩デッキもありウォークに良いところ また今 隣にオリンピックを目指して新しい立派な建物を建造中
街のあちこちに熊が立っている
帰る道を間違えないように慎重にホテルに帰る 朝食はメインダイニング ビジネスマンが多い
バッグは 重量をカルガリーで測ったら21キロあった 31キロの制限重量までゆとりがある
ホテルから空港までは30分 バンクーバー冬季オリンピックに備え 市内では地下鉄工事があちこちで
行われている 作業員はあまり働いていない様に見える
復路もA340型機 空港へ着いてゲートへ行ったら 水泳の北島選手など日本の選手団がいた 
ビクトリアで行われていた世界大会の帰りだった 
ボイスレコーダーの電源の故障で 13時発のところ50分送れて出発 2時間後に食事 その後全部窓を閉め
睡眠時間となったのでオーディオを楽しんでいた 帰りは昼便で室内もあまり温度が下がらずよかった
九十九里浜が見えてきて 15時25分定刻より10分送れで成田空港到着 ここで2時間待ち 
名古屋行きはB747-400 型機は満席 50分のフライトで 7時10分中部国際空港到着

フェアモントバンクーバーホテルの朝食 成田〜中部国際空港間の落日