伊豆 8年5月31日〜6月1日

 7時10分車で出発 三好〜浜名湖SAで小憩〜富士SAで休憩 ここの二階からの富士の展望は素晴らしいが
今日は曇っていて見えない
 沼津に10時50分到着〜三島市内の
楽寿園へ ここは元皇族の別邸であったが 今は市立の公園になっており
国の天然記念物と名勝に指定されている二万坪の静かな公園 1万4千年前の富士の噴火の溶岩の上に生えた樹木が
今は自然豊かな大木に成長している
公園中央の小浜池には富士からの水が湧出していたが 今は涸れている
昼食は三島駅前の蕎麦店で 蕎麦とさくらエビのかき揚げを食す
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柿田川の湧水群は国道沿いにあった 広い無料の駐車場に車をとめ 売店の中を通って行く様になっている
もっとたくさん湧き出ているかと思ったら 案外静かだった
 国道136号線で
元韮山代官江川太郎左衛門邸へ 太郎左衛門は徳川家康に仕え 明治維新まで代々代官を世襲した
渡辺崋山・高野長英に学び 幕府に対して沿岸防備を進言したり 西洋式の砲術の必要を説いた
自らは 東京湾に沿岸防備のためのお台場の建造や 鉄を作るための反射炉の建造を提案し
韮山には自ら反射炉を作った またパンの最初の製造 戸田での西洋式造船の監督 江川塾での教育や
一方では書画・詩作など多彩な余技をもつ文化人でもあったという

楽寿園の小浜池には湧水がなかった 柿田川の湧水地帯 柿田川の水源湧水 ドラマ<篤姫>の生家としてロケが
行われた江川邸の門
韮山の反射炉 ここの反射炉で造られた鉄でできた大砲  御宿つわぶき亭 夜明け前の戸田の港

 韮山辺りから修善寺への国道136号線は渋滞するので 並行している伊豆中央道を通った方が良い
修善寺から戸田へは急坂だが 車の通行が少ないので快適 達磨山(標高880メートル)からは戸田へ一気に下る
 宿泊の戸田の
御宿つわぶき亭に4時45分到着 ここまでの走行は310キロ 部屋はきれい 部屋付きの露天風呂に入る
湯加減もちょうど良い
夕食は6時半から ここの名物の高足蟹に ずわい蟹 鯛のお造りなど
日本旅館は女将の挨拶 仲居さんの出入りが何度もあり 布団の上げ下ろしなどもあり どうも落ち付かない
 翌朝は 4時45分に部屋を出る 港をぐるりと回って 山の中腹にある展望台へ向かう
約45分で展望台へ 
富士の姿がパッと目に入る 思わず おっ!! と声が出る やっぱり富士山は素晴らしい
振り返ると 眼下に御浜岬に抱かれた様な
戸田の港が眺められた 
7時に部屋に帰り風呂で汗を流し朝食 わたり蟹の味噌汁は美味だった
ロビーでモーニングコーヒーを飲み 9時45分に 女将や仲居さんらに見送られ宿を出る 
もう一度展望台へ行ってから 半島の西海岸を
土肥・恋人岬・黄金岬などの景観をゆっくり楽しみながら南下
ゆっくり景色を眺めていたので 時間が過ぎてしまい 松崎で左折 県道53号線て゜
天城へ向かう
大型車通行止の標識の通り 細い道の急坂が続くが交通量が少ないので危険は感じなかったが
久しぶりのハードな道だった 途中 地下1000メートルからくみ上げている水を飲んだが 
これは美味しかった

御浜岬に抱かれた戸田の港 朝日を浴びる富士 黄金岬 恋人岬にて

天城牧場〜土肥峠間は快適な道 修善寺までは下り一方
修善寺の蕎麦の名店
 朴念仁で昼食 なかなか風情のある店だ 桂川橋〜竹林〜修善寺〜独鈷の湯の辺りを散策し
3時20分に帰路につく 途中 日本平と浜名湖のSAで休憩し 三好ICで東名を降り 7時40分家に着く
二日間で740キロのドライブだった

天城牧場 朴念仁の前で 修善寺最古の独鈷の湯 修善寺 桂川沿いにある新井旅館