上海 フランスの旅
07年1月3日〜8日

   
  毎月いろいろな旅行会社から旅のお誘いのパンフレットを送ってもらっている
 そのなかのひとつ <JTBの旅ものがたり>のなかにフランス旅行の紹介があり 
 それを見た5分後に申し込んだ 申し込み番号はもちろん1番だった この一番が
 後々良いことが多かった 
 毎年の冬の旅行はアジアの暖かいところでなので 今年もだいたい行き先が決
 まっていたのだがなにしろお値打ちなプランだったので今年はフランスに決ま
 った ヨーロッパ6日間はちょっと短いかなぁーと思ったが 毎年のことだが
 8日までより休めないので仕方がない
 当初20名の募集だったが 希望者が多く40人に増やし それでもキャンセル待ち
 の人があったようだ 
 
  
朝陽を浴びて飛ぶA340機

・・で40人で出発 添乗員付きの旅行で安気だが JTBの近藤修平添乗員は丁寧に一人ひとりに
 説明し また別室で念入りな説明で いつも使うプレミアムラウンジでのいっぷくの時間が少なく
 なってしまった 
 使用航空会社は 中国東方航空(A-300-600型) 13時40分中部国際空港出発上海で乗り換え 
 まえにも二・三度使ったことがあったのでそのサービスぶりはだいたい判ってはいた
 ジュース類は4種類・ビール・ウイスキー類はなし オーディオの音質は良くない 座席のディスプレーは
 無し 席の間隔は狭い 食事のトレイは20センチほどで 内容は2種類から選択
 15時45分(時差一時間)
上海浦東国際空港到着 ただでさえ遅れる中国への入国 40人が集まってから次への
 行動なので大変 
  バスで市内へ 立派な片側5車線の道路 電燈の明かりも日本以上の明るさ こんな道路が外灘まで
 続いている まず上海で一番ホットなスポットと言われる 准海路近くの
<新開地>洗練されたネオンとレストラン
 などのディスプレーは印象的 つづいて
外灘へ 向こう側はまた一段と華やかになっている 車の数もほんとう
 に多くなっている 豫園商場で上海料理の夕食後 外灘へ ライトアップされた建物が美しい 黄浦江には電飾され
 た遊覧船が行き交う 対岸の高層ビルの立ち並ぶ
新浦東地区の夜景は素晴らしい
 一時間ぐらい夜景を見た後空港へ 22時30分空港到着 
 0時55分発のパリ(シャルル・ド・ゴール空港)行きは E27とL28 2×4×2の座席配列なので サービスも受け易いし 
 出入りもし易く良い 機種はエアバス社最新のA340・600型機 A300に比べると天井が高くトランクも広い
 一時間後に飲み物と食事 オムレツとうなぎの選択 食事後すぐに消灯になる
 

上海 外灘の夜景 向こう側の光景とクルーズ船 上海の二ュースポット新天地

  1月4日 到着2時間前 機内の電灯がつき食事 オムレツとチキンから選択 上海を出発してから13時間半 
 翼の下にパリの灯が見えてきた
 窓の外は終始真っ暗 フランス入国はカードも不要でスムーズ 
 午前6時30分真っ暗の中 大型バスの一番前の席でシャルトルへ向う このバスは座席が狭い
 このバスのフランスのドライバーは無愛想 フランス人はだいたいこんなものかな
 9時近くなって周囲が明るくなってきた 
シャルトルの街は世界遺産<ノートルダム大聖堂>を囲み 
 当時の街を復元してある この大聖堂は左右非対称の尖塔をもつ 右がロマネスク様式 左がゴシック様式
 中を一巡 青いステンドグラスはシャルトルブルーといわれ有名
  ここから快適なハイウエーを約2時間 車は少ない 道の両側は牧草地帯 所々に羊・牛や馬が放牧してある
 曇っていて今にも雨が降りそうだが降らない この旅行中こんな天候がずぅーと続いたが傘は一度もささなかった
 ツールの街 ここはロワール渓谷古城めぐりの出発地点 昼食は名物の鱒料理と特産のワイン 歩いて10分
 
<シュノンソー城>は16世紀初めに造られて以来 城主が女性だったことから 奥方たちの城と言われている
 
<アンボワーズ城>は1560年の宗教戦争の時に数百人の新教徒たちが 体に錘を付けられ直ぐ前のロワール河
 に投げ込まれるという忌ましい歴史がある
 今のヨーロッパは日の入りが早く 4時半には暗くなる 一時間バスに乗って次の
<シャンポール城>へ付いた時
 にはとっくに暗くなっていたが ライトアップしてあって幻想的だった
 今夜のホテルはブロア城の近く 歩いて5分ばかりだが翌朝の日の出が遅いので行けそうにない
 夕食はF1のレストランでした

世界遺産 
<シャルトル大聖堂
シャルトルブルーが美しい
大聖堂のステンドグラス
歴代の城主が女性だったので
奥方の城とよばれた<シュノンソー城>
忌まわしい歴史を持つ<アンボワーズ城>

  1月5日 7時30分食事 8時30分バスで出発 日の出は8時50分 外は真っ暗 曇天なので
 10時を過ぎても車はライトをつけている ノルマンディーの海の向こうに遠く
<モン・サン・ミッシェル>が見
 えてきたときは感動だった 全景が見えるところでいったん停車して写真撮り 大聖堂へは登り坂の小さな小路から
 入る 路の両側は日本と同じ様に みやげ物店やレストランが並んでいる その内の一つが今日の昼食会場 
 モン・サン・ミッシェルの名物のオムライスは とろりとしてして柔らかい 石段が続く 
 岩山の上に修道院を建てよ・・708年 この街の司教に聖ミカエル(サン・ミッシェルはフランス語読み)
 が命じて この海に囲まれた岩山に礼拝堂をたてたのが修道院の始まり 以後増築を繰り返しながら上へと
 伸びていった 英仏100年戦争の時には 天然の要塞として難攻不落を誇った歴史もある
 教会の中は大小様々な部屋があり広い 最上階からの見晴らしは素晴らしい ガイドは英語で説明し 
 それを修平氏が日本語に替えて説明する ここはフランスのユネスコ登録世界遺産第一号 観光バスは少なく数台
 停まっていたのみ
  ここからバスで約2時間 三方を海に囲まれた
城壁の街<サン・マロ>へ 道路は石畳 街並みも当時の建物が
 保存してあってなかなか風情のある街だ 13世紀には海賊の町として知られ 16世紀には4年間独立国家だたことも
 あり ここの人は今でもフランス人ではなく 自分達はサン・マロ人だと言うほど誇りが高い
 今夜宿泊のホテルはこの城壁の中にあり 周りの雰囲気に溶け込んでいる
 小さいがなかなか良いホテルだ ロビーは狭く一行が入るといっぱいになる 
 ただバッグを城外に停まっているバスから運ぶので 部屋に着いたのが3時間ぐらい後だった
 4時半ごろホテルに入り 直ぐ城壁内の散策に出た この街も中央にカテドラルがある
 ホテル内のレストランはなかなか良い 風呂の水の出も良い タオルOK グッズはなにも無い 
 ヘアードライヤーは備え付け
 

フランスの世界遺産第一号の
モン・サン・ミッシェル
一番高い回廊から見た
モン・サン・ミッシェルへの道
サン・マロ 城壁内の風景 サン・マロの街の石畳

  1月6日 朝食のクロワッサンは美味しかった 8時半ホテル出発 ひたすらパリに向けてバスは走る 高速道路風の
 広い道路は渋滞もなく快適 サン・マロから5時間 フランスの美しい田園の景色を見ながらのバスの旅は退屈しな
 かった 
長いトンネルを抜けると突然パリの街が見えた 車も多くなった 市の中心部 サクレクール寺院の下にある
 レストランで昼食 エスカルゴは美味しかった ここから添乗してきたパリのガイドは自然体で良い 

 凱旋門を通りシャイヨー宮で
写真撮り停車 曇り空だがエッフェル塔やパリ市内がよく望めた 次いで
 マロニエの並木が立ち並ぶシャンゼリゼ大通り
そのマロニエの木の状態でパリジャンは四季を感じると言われいてる 
 セーヌの流れが見えてきた CDを持ってきてこの辺りでシャンソン
<パリの空の下セーヌは流れる>を聴こうと
 思って いたが忘れてきて残念
 
ルーブル美術館へ 16世紀 フランソワ一世がこの地にルーブル宮を建設したのが始まりで 歴代の王が権力の象徴と
 して美術品を収集し これらの作品が現在の所蔵品の基礎をなしている 美術館としてのスタートは1793年 現在所蔵
 されているのは古代彫刻から19世紀の絵画まで 実際に展示されているのは3万点ほど 旅行者にとってこれだけの
 展示品を観て周るのは実質不可能 作品を絞って観て周わる必要がある 館内は広く複雑  ルーブルは3つの翼から
 なっており それぞれが半地下から3階まで4層構造 中央にガラスのピラミットがあり この地下にあるナポレオン
 ホールがメインの入り口になっている  今日宿泊のホテルはパリの高層ビルが立ち並ぶラ・デファンス地区の
 ホテル・メルキュール 5時に到着 直ぐ隣が大ショッピングセンターになっており土産など買うのに便利
 部屋で少し休み ジャケットに着替えバスで同行の人たちと一緒に
バトームッシュのディナークルーズへ 
 シャンペンのウエルカムドリンクのあと席へ 音楽や世界遺産のセーヌ河岸を眺めながらのクルーズ 
 前菜に出たフォアグラなど美味しかった フリードリンクを楽しみながら甲板へでると暖かいパリの風が心地よい 
 橋の上や行き交う船の人たちと手を振り合うなどの交流は楽しい
 自由の女神像の近くから乗船して エッフェル塔〜コンコルド広場〜オルセー美術館を右に見て〜ルーブル〜
 シテ島のノートルダム寺院でUターンして2時間半のクルーズを終え 10時分45分に下船 
 この時間まだ人通りが多いシャンゼリゼ大通りを通りホテルへ帰る 

パリの市内観光バス 暖冬で寒くない モンマルトルにあ
ムーランジュール 赤い風車
ルーブル美術館内 同行の皆さんと 
セーヌ河ディナークルーズ
シャイヨ宮よりの眺め ミロのビーナス サモトラケのニケ すれ違うバトームーシュ
ディナークルーズ

  1月7日 ホテル出発は10時 バッグ出し9時 朝食は6時半から フランスの朝食は種類が少なめ
 バスでシャルルドゴール空港へ ちょっと青空が見える こんどの旅行中は曇天の日が多く雨も降ったが 
 観光中は不思議なくらい降らず 傘は全く使わなかったかった 帰りの飛行機もA−340型機 席も同じELで
 ウインドウサイド 13時20分出発 食事後2時間後ぐらいで外が暗くなってきて そのままずぅーと夜だった 
 帰りは11時間で上海到着 帰りは経過時間が短く感じた 上海へ入国してすぐ出国 国際ハブ空港を目指すなら
 もっと トランジットを簡単迅速にしないといけないと思う
 
上海から2時間のフライトで伊勢志摩の海岸から知多半島が見えてきて 定刻11時30分中部国際空港に到着 

機上から見た<シャルルドゴール空港> 機上から見た <知多半島 野間灯台>