中 国 
 =江南地方=
12・8・17〜23

1日目  13時30分 中部空港 この時刻なのに中国国際航空成都行きはチェックインに30分かかる
     ボードには定刻15時40分出発とあるが搭乗案内は未定の表示
     いつものラウンジで休む 17時5分出発表示 遅れの原因は使用機未着 搭乗機はA321 3×3  40−A・B 最後部席 満席
     すぐに軽食としてボックスランチ それにワインと青島ビールを飲む 2時間20分で上海浦東空港到着
     高速道路を蘇州へ 上海の郊外へでると片側3車線から4車線の広い道路に車は少ない 制限速度は120K 
     ホテルは蘇州九華春申湖大酒店 湖畔の広々とした緑の多い敷地に建つ5つ星ホテル ホテルフロント・廊下・部屋は広い 
     アメニティーグッズも充実

二日目  快晴 窓の外は暑そうな陽射し 空に入道雲 6時30分から朝食レストランへ 広く明るいがブュッフェの内容は普通
     8時30分出発 無錫 三国城へ ここは三国志の物語り世界を模した施設 ここをトレインで巡り 広大な太湖を船で巡った
     今 夏休み 家族連れで大賑わい 
     蘇州へ ここまでの道沿いには30階ほどのマンションが連なっている 大型クレーンが林立し 建設中のマンションも目立つ
     中国四大庭園の一つに数えられている元代の庭園<獅子林>へ 太湖石と称される空洞だらけの奇岩で埋め尽くされた
     迷路の様な庭園 獅子の形に似た太湖石が多かったところから獅子林と呼ばれるようになったという
     寒山寺へ 唐代の詩人張継が詠った<楓橋夜泊>で有名 高僧 寒山にちなんで寒山寺と呼ばれるようになった
     この詩に登場する鐘は一回(5元=70円)つくと10年長生きするといわれる 往世は並んで突く
     また 大晦日には ここの除夜の鐘を聴くために日本から訪れるひとが多いようだ
     虎塔へ 八角七層47mの塔は地盤沈下のため北に15度傾いている
     夜は蘇州ナイトクルーズへ 出発地点の川の両岸はボンボリなどで明るいが すぐに周りは暗くなり そこには市民の生活が垣間見える 
     往復45分のリバークルーズ 8時30分ホテル着 エアコンの効き具合 水の出具合 防音など良好 

三国城 寒山寺の鐘楼 獅子に似た獅子林の石 水郷蘇州の夕暮れ リバークルーズ

三日目  6時にパッキングを始めたが 空が明るくならないので日の出が遅いと思っていたら時計を一時間遅らせることを忘れていて
     :現地時間は5時だった またひと眠りした 6時30分朝食 8時15分出発 
     西塘古鎮へ 明清時代の建築物や水墨画のように美しいノスタルジックさが漂う水郷古鎮 最近の人気スポットで大賑わい 暑い!!
     明清時代そのままのショッピングアーケード<煙雨長廊>向い側の店の軒が触れ合うほど狭い路の両側に店が連なっている
     西塘で最も狭い路地 <石皮弄>は 人一人の幅ぐらいの路地 男女産み分け伝説で有名な<送子鳳橋>を渡る
     蘇州からバスで3時間杭州へ この間ほとんど切れ目なく高層マンション群が連なる
     杭州は<天に極楽が有るように 地に蘇州・杭州がある>とか<生まれるなら蘇州 住むなら杭州 食べるなら広州と称され
     白楽天・マルコポーロにも絶賛された中国随一の景勝の地
     樹木が生い茂り 落ち着いた森の中にある<お茶の博物館>へ ここ杭州は龍井茶のふるさと
     船で西湖遊覧 一時間15分 一周15K 豊かな樹木に囲まれたこの美しい湖は 呉王夫差が愛した美女 西施に例えられるだけの
     ことはある 
     その後 宗の時代の街並みをショッピング街として再現した河坊街を散策
     夜は 西湖の夜という舞台をを観に行く これは雑技を盛り込んだダイナミックで華麗なショー 
     帰りはショーを見た人の車で無秩序な大渋滞

煙雨長廊 水郷西塘古鎮 西塘古鎮 西湖の夜


     
四日目  この浙江紫晶大酒店は 水の出は良い・アメニティーグッズは揃っている・枕は二つ・ベッドメーキングは良い・清潔感はある
     近くににコンビニもあり便利 ただ信号まで相当距離が有り また 車が信号を守らないので危険 すぐに赤になってしまう
     中国認定5つ星ホテル 朝食内容,接客は中国として普通 
     今日も日差しが強く暑くなりそう
     紹興酒で名高い紹興の街へ 紹興酒の看板が目立つ ここでは日本にも留学していたことがあり 狂人日記・阿Q正伝
     などの作品を残し 中国現代文学の祖といわれる魯迅の生家魯迅故居 当時の生活を窺い知ることが出来る代々の家跡の
     魯迅祖居 そして故居のすぐ隣に建てられた立派な建物が魯迅記念館 ここには魯迅の自筆の原稿や手紙など600点余り
     が時代ごとに分類されて展示してある
      我々にとって紹興といえば紹興酒 水郷地帯の豊富な水とうるち米 そして小麦を使った昔ながらの酒造りは2000年以上の伝統
     その紹興酒の工場を見学した 試飲をしたら旨かったので 自分と息子達にと上等なのを買った
     日本で調べた天気予報によると 雨もあるとのことだったが 晴れの暑い日が続いている
     ここのホテルは 繁華街 部屋は広いがロビーは狭い

魯迅記念館 魯迅故居 杭州遠望 紹興酒の工場


五日目  杭州から水郷烏鎮まで2時間 ここは中国の発展の波に取り残された街だが それを逆手にとり 昔ながらの古い水郷の街並みを
      観光地として東洋のベニスと売り出している 現地の人で大賑わい 日本からの人の姿はほとんど見ない
      水路を挟み両岸には 昔ながらの中国の民家が立ち並んでいる その生活ぶりも垣間見ることができる
      写真的にはなかなか魅力的なところ 中国の人のファッションは 日本と変わらない印象 都会から都会へと連なる高層マンション群
      と建設中のマンションのクレーンの数々は中国の凄いエネルギーを感じる ただ裏通りには その発展から取り残された住居をも
      多く目につく 車も高速道路は片側3車線で最高時速120K 標識・照明もよく整備されているが 郊外に出ると車の数は少なくなる
      都会ではVW・BM・現代・KIAなどの高級セダンが美しく磨かれ 目立っ
      豫園商場へ 20年前にここのニ階で現地の人と一緒に点心食べ 写真も一緒に撮り 送ってあげた懐かしい南翔饅頭店と湖心亭
      この辺りが商場の中心で大賑わい 凄い人 暑いが店に入るとエアコンで涼しい
      上海雑技団を見るのは三回目になる 毎回出し物は変わるが10mほどの円形のサークルに5台のオートバイが入り縦横無尽に高速で
      疾走する技には毎回驚嘆する

水郷烏鎮 水郷烏鎮の生活ぶり 南翔饅頭店 上海雑技団


六日目  上海のこのラディソン・プル・ホテルの朝食は良質
     上海博物館へ 小雨が降ってきて涼しくなった ここも20年ぶり 円形のモダンな建物に変わり 全く昔日の面影はない
     上海一の
繁華街南京東路を散策後外灘へ ここから見る浦東は あい変らず上海発展のシンボル的な光景
      
94階建て上海金融中心へ ちょっと曇っていて下の外灘や黄浦江 遠くに万博会場跡が霞む
     夜は
黄浦江のナイトクルーズ 見慣れた浦東のビル群 明珠塔が美しい
     上海へは各国への乗り継ぎの合間に観光した回数を含めると6回になるが 今回 郊外の様にクレーンの林立は無いように感じた
     上海は発展しているが 車の信号無視 人々の悠々とした信号無視 行列への割り込み 車内などでの大声の会話 人々のマナーは
     ちょっとて日本とは違うと感じた 観光地では定期的に掃除担当者が巡回してはいるようだが 街にゴミはほとんど目に付かなかった
     上海以外では日本からの人はほとんど目に付かなかった

上海 浦東 上海 外灘 上海 南京東路 ミニトレイン 上海博物館

七日目 浦東空港へ一時間15分 中国国際航空またまたの遅発