ギリシア・トルコ・エーゲ海クルーズ
11・8・15〜23
1日目 アラブ首長国連邦のフラッグシップ エティバド航空EY889便は21時40分発 中部空港の最終便の 一つ前 空港内にいつもの喧騒はなく閑散としている ラウンジで小憩 ここは20時30分まで エアバス330型機は2×4×2の座席配列 中央部はほとんど乗客がいない 整備のため出発が50分遅れた 乗務員のうち2人は日本人 食事は選べず 内容はまぁーこんなものかと いう感じ 食事後 飲み物などのリクエストには回ってこない 後部にバーもない 機内放送はアラビア語に 英語・日本語 3時間30分で北京到着 30分遅れ アブダビへの乗り継ぎは機内で1時間待ち ここでチャイナの人が大勢乗ってきて満席になった アブダビまで7時間 寒くなってきた 温度計は19度 湿度は5% すぐに変なパンと普通の朝食 4時間眠る アブダビでアテネ行に乗り換え 5時間 下はリビア砂漠 褐色の大地 長いフライト 家を出てから22時間でアテネ到着 2日目 空港内でTシャツに着かえる バスで30分 アクロポリスの丘へ 暑いが日陰に入ると涼しい パルテノン神殿は 工事の足場が気になって上手く写真が撮れない ここはいつも工事をしているようだ 足元に古代 建築に使われた石材があちこちに横たわっている 1時間半ほどここに居て バスで20分の近代オリンピック発祥の地 オリンピックスタジアムへ 隣にクーペルタンの像が建つ デルフィの街へ 小高い山の中腹に建つこの街は デルフィ遺跡ーへの観光の基地 道は街の中央に一本細いのが あるだけ 大型バスはすれ違えない その道の両側に綺麗な土産物店や小さな可愛いホテルが建ち並んでいる 宿泊のホテルも綺麗なプチホテル そこのオープンレストランで食事したあとにそんな街の中をちょっと散策した |
アクロポリスの丘(エレクティオン神殿) | パルテノン神殿 | アクロポリスの丘から見たアテネ市内 | オリンピックスタジアム |
3日目 部屋の窓からイオニア海が見える 9時にホテルを出る 相変わらず暑い アポロンの聖域 デルフィ遺跡へ ここには 神託へのお礼の寄進の品々が今も残る 山の中腹に遺跡が広がっている 世界の中心 世界のヘソの石がある このデルフィの遺跡からの出土品を集めて展示してあるのがデルフィ博物館 昼食は ギリシァ名物のひき肉の重ね焼きの<ムサカ> 午後はメテオラ遺跡のある街 カランパカへ 早めのチェックイン コーナーの部屋からはメテオラの切り立った奇岩の 全貌が望める ここのホテルのエレベーターの扉は 手動式で小さく 二人乗ったらいっぱい 夕食後 カランパカの街を散策した 人口2000人ほどの小さな街だが メテオラ観光の拠点で活気が感じられ 異郷を感じる 天空に突き出たメテオラの頂きに建つ修道院が夕日に映え 明日はあそこに・・と思うと胸が高鳴った |
デルフィ博物館 | デルフィ遺跡 | ホテルの部屋からのメテオラ(左部分) | ホテルの部屋からのメテオラ(右部分) |
4日目 今日も朝から快晴 部屋のバルコニーからメテオラの岩山の全貌が見渡せる 窓の外に見えるカランパカの街並みも綺麗 岩山の頂上に建物が見える どのようにして建てたのか不思議に思えるが ホテルで朝食後 バスで巨岩群への裏側へ回ると そこには広い道路が出来ており 橋や階段を使えば修道院に入ることができる 道の両側にはいろいろな国のナンバーを 付けた車が駐車している 修道院を二か所見学 カランパカの街が眼下によく見える 一番高いところにある修道院へは 270段の階段を登る 昔は手動の昇降機や長い梯子で昇り降りしていて転落事故も多かったようだ 昼食はズブラキというギリシア風の串焼き アテネへ向かう 高速道路は快適 車も少ない 夕食は ヨットハーバーのある海岸のレストラン 紺碧の海と青空 落日が綺麗 映画<太陽がいっぱい>の一シーンと イメージがダブル アテネりの市内のホテルに入る前に アクアポリスの丘に聳えるパルテノンの夜景を見る |
修道院内で国際親善 | 頂きの修道院 | カランパカの街中 | 手動ドアーのエレベータ |
5日目 ホテルからバスで20分でピレウス港 ここはギリシア一の港で 各島などへ行く船が十数船留まっている エーゲ海クルーズのツアーはいろいろあるが ルイスクルーズの場合 乗る船は曜日によって違う ルイス・マジェスタ 40、000t 赤い絨毯の長い廊下の両側に客室 この船にバルコニー付の部屋は無いようだ 船内デスクでパスポートと引き換えに船内パスを受け取る カード決済の手続きも済ませる 船内は狭いが機能的 バッグはベッドの下に収納 バスタブは無い 海上は白波が立つ強風だが揺れはほとんど感じない 全員対象の避難訓練後 船内探索に出かける 船内新聞が配られる ドレスコードはカジュアル 昼食はフォーシーズンで メニューからアラカルト シャワーを浴びテンダーボートで白い宝石と呼ばれるミコノス島へ 白壁の建物のあいだの迷路を歩けば この島の魅力を満喫できる ペリカンと並ぶこの島シンボル カト・ミリの五つの風車 おりから落日 こころ和むひと時だ 何台も船行のバスが待機しているので帰りの混雑はない 夕食は10Fのブュッフェ ここは飲み物が有料 22時30分出航 デッキに出ると風が強い 明日の日の出は6時30分 |
ミコノス港のルイス・マジェスタ | カト・ミリの風車 | ミコノス港の風景 | ミコノス島の小路 |
6日目 日の出に合わせて甲板でウォーキング 航行中は風が強い トルコのクシャダス島 相変わらずの快晴 甲板は心地よい 朝食は 7時45分にセブンシーズで ブュッフエの種類は多い 食事を済ませ出てくるころは行列ができていた レストランの混雑を避けるのなら早めに行くことか パスを示して上陸 バザールへ ゆっくりと散策して船に戻り 昼食はセブンシーズで 午後はパトモス島へ 丘の頂上に遺跡があるが バスは無く タクシーはあるが帰りまで待たないというので 帰りの乗り物が心配で島内散策とした なかなか風情のある島で写真の対象も多い 船へは10分 テンダーボートは定員になると出発する 夕食はフォーシーズンで ここはコース料理のみ このレストランは軽装は避けた方が良いようだ おもてなしは良い 今日は12.500歩く クルーズはゆったりできるというが島巡りで忙しい 下船しない人もある様だ 日本人向けのミーティングもあり20人ぐらい集まった またこの日 造花作りの講習もあった |
クシャナス島 歓迎の風景 | クシャナス島 バザール | バトモス島 山上の遺跡 | バトモス島の教会 |
7日目 朝食はセブンシーズで 7時にクレタ島上陸 ヨーロッパ最古のミノア文明発祥の地 大きな島 相変わらの快晴に紺碧の海 右手海の中に城塞が見える あまり暑くない 坂の道を歩く 土産物店が並ぶが観光客は少ない まだ朝早いので閉っているいる店 も多い 大きな城壁の下には崩れた石材がごろころと転がって放置したまま そんな中 城塞を後に坂を下り港へ ボーディングパス を見せて11時に船に帰る 皆が一斉に帰るのでエレベーターが混む 昼食後 4時まで部屋で休む 4時45分にテンダーボートに乗り 約10分 サントリーニ島へ 断崖絶壁 300mの島の頂に白い建物が並ぶ 遠くから 眺めると山の頂の雪の様 ロープウエーでフィラの街へ 白い壁 青い屋根 雲一つない紺碧の空 紺碧の海 それ以外の色は無い 沖合にルイス・マジェスティーや他のクルーズ船が停泊しているのが見える 島の北端イオの街へ 白亜の建物 青い丸い屋根のチャーチ 石畳の道 絶景!! ここは紀元前16世紀を中心に繁栄した ミノア文明期の都市遺跡アクロリティーが発見されたことにより 幻の大陸 アトランティスの中心であったとの説がある ここに立てば その説を信じたくなる様な立ち去り難い絶景の地 ここも日本人観光客の姿は見ない 夕食はフォーシーズンで同行の方々と楽しいひと時ほをすごす |
沖合のルイス・マジェスタ |
白亜のチャーチ |
紺碧の空・紺碧の海 |
イオの街は白と青 |
8日目〜9日目 6時朝食 7時下船 フライト時間まで3時間ほどアテネ市内をブラブラする 1843年 ここで最初の憲法(シンタグマ) が公布されたことが名前の由来である シンタグマ広場 メトロの駅やバスターミナルなどが集中しているアテネ観光の拠点 この広場の向こうが国会議事堂 前にある無名戦士の碑は 衛兵が一時間ごとに交代してここを守っている 手前はエルムー通りで歩行者天国になっている 旧市街のプラカのオープンテラスでコーヒーブレイク このあたりは19世紀に建てられた民家がそのまま残っており 土産物店やギリシア名物のクルーリ(ごまパン)などを売る店が建ち並んでいる 空港で寿司の昼食 満席で凄い味 アテネからアブダビまではほぼ満席 アブダビから北京まではガラガラ 北京で中国からの人がどっと乗り込み満席になった 中部空港には定刻の13時55分に到着した |
アテネの街かど | アテネの街かど | 国立庭園 | アブダピ上空のエティハド航空B777機 |