「2001年5月19日藤沢市民交響楽団定期演奏会」


2001年5月19日(土)18:30〜21:00 本番

☆今回は年のせいで(「年のせい」にするようになったらかなりまずい)まったく耐久力がなくなったことがよほどショック

 だったとみえて、さすがの私もお金を払って「個人練習」するまでになりました。おかげで、こと耐久性にかけてはずいぶん

 満足できるようになりました。吹きたいことが思いどおり吹けるようになると楽しいもので、チャンスさえあれば吹く時間を

 作りたくなることがわかりました。

 学生の頃の貯金(練習の)をすでに使い果たした今となっては、結果を出すために少しでも吹く時間が必要なのだということが

 再認識できた点で、今回の演奏会に向けての練習は有意義だったといえます。当たり前のことなんですけどね。


2001年5月19日(土)14:30〜17:30 ゲネプロ
2001年5月13日(日)18:30〜21:00 合奏
2001年5月12日(土)19:00〜21:30 合奏
2001年4月28日(土)18:00〜21:30 合奏(全楽器揃い踏み)

2001年4月23日(月)9:30〜11:30 自主トレ(個人練習)

☆土曜日の練習での自分のふがいなさを払拭すべく?またしても本駒込地域センターで自主トレを行いました。

 今回はがむしゃらに吹くだけではなく(とはいっても結局がむしゃらになってしまいましたが)本当に久しぶりにクロマティック

 チューナを使って音程の確認をしました。ここで驚くべき事実が発覚したのです。(おおげさ)

 「低すぎる」のです、機械で測定すると。どうも主管のチューニングスライドが抜けるほどだと思ったら...今までよほど無理な

 吹き方をしてきたのではないか、と思いました。一人で吹いていると自分の吹いた音の余韻の音程まで聴くことができてなかなか

 効果的です。こんなチャンス滅多にないもので。

 その後は、ひたすら「マイスタージンガー」の後半にあるキツい旋律を吹きまくりました。それこそ何十回も。こんな機会はたぶん

 もうないでしょう。時間があるということは本当に貴重です。

 次回の合奏は全楽器集合なので、それまでにあともう一回自主トレができないかな?と密かにねらっています。


2001年4月21日(土)18:30〜21:00 合奏(櫻屋敷先生)in 藤沢市民会館大ホール

☆実に2ヶ月ぶりの合奏です。日曜日に自主トレをしていなかったらどうなっていたことやら...

 さすがに演奏勘というか、合奏勘が鈍っていて他の人と合わせるのに一苦労してしまいました。もう本番まで1ヶ月を切っている

 というのに、です。いいわけがましいですが、この時期は練習する時間をとるのが本当に難しいです。

 仕方がないので(このフレーズ、多いなぁ)音を出すこと!に専念してみました。とにかく出す!気合いで出す。それしか方法は

 ありません。それでも自主トレの時ほどは実働時間が長くないので練習しがいがあったかといわれると...?という感じになって

 しまいます。  


2001年4月15日(日)9:30〜11:30 自主トレ(個人練習)

☆仕事の忙しさにかまけてすっかり楽器を吹かずにいた今日この頃、ついに激務に耐えきれず私の首は激痛に見舞われたのでした。

 「このままではいくらなんでも(マズかろう)...」と気を取り直して私が思いついたのは、近所の地域センターでコソ練

 (コッソリ練習)をすることでした。しかし私に与えられた余暇は日曜日のみ。果たして日曜日に空きなどあるのでしょうか?

 さすがに神様はこのあわれなワーカホリックに「練習してもいいよ!」とおっしゃったのでした。かくして今日の練習場所は

 「本駒込地域センターホールB」となりました。

 この練習の目的はただ1つ、「ひたすら吹きまくる」ことのみです!さて、どんな場所なのでしょう?

   ←フルオケでも入るスペースを独り占めです。

 一人で吹くにはもったいないスペースですが、防音完備の部屋はここしかないのですから仕方ありません。「さぞかしお高いん

 でしょうね?」とテレビショッピングみたいな疑問が湧くかもしれませんが、実は地域住民割引で半額なので1,000円

 ちょっとしかかかりません。区民税を払ってきた甲斐がありました。

 

 いつもながら基礎練習もろくにやらずにオケスタを吹いてしまうのには困ったモンですが、楽器が吹ける喜びを味わっている

 ということで勘弁してくださいませ。(誰に対して言っている?)ほぼ2時間にわたって吹き続ける強化練習は貴重な時間と

 なりました!


2001年3月24日(土)19:00〜21:30 金管分奏 西條貴人先生(初登場!)

☆今日は東京都交響楽団のホルン奏者、西條貴人先生による初めての分奏です。もしかすると藤響メンバーよりお若いのかも...

 ベートーヴェンの出来が芳しくないため、先週に引き続きシゴかれました。(やさしく、ですが。)とはいってもトロンボーンは

 4楽章まで出番なしのため、待機。他のメンバーの演奏を聴いて思ったのは、有名曲だからといっても決して楽勝曲ではない、と

 いうことです。有名曲だけに聴衆や自分の聴く態度もおのずと厳しくなりますから、よりいっそう正確に、しかも魅力的に演奏

 されなければ楽しくありません。かといって自分がそうできているか?といわれるとまだまだ!とお答えするしかありませんが。

 西條先生に「トロンボーンはリズムではなくてハーモニーが聞こえるように!天使の合唱で!」と指摘されたのにはうれしいやら

 大変やら、困ってしまうやら...確かにそうなんですが、そうするためには3人のトロンボーンがバランスよく響かせなければ

 ならないですよね!

 調子に乗って、ショスタコーヴィッチはチューバ・パートを吹きました。3rdトロンボーンとオクターブ違いのユニゾンが

 続きます。この頃になると西條先生もノッてきて言いたい放題!かなり好きみたいですね。ショスタコ。でもその乗りにお応えする

 のが難しいのです!モア・パゥワ〜(パワー)が必要なようです。せっかくのロシア(ソビエトですが)物ですから、余裕綽々で

 ヴィブラートなんかもゴウゴウかけられたら最高なんですけど...

 ショスタコは素直にやっても面白くないですね。独特の皮肉な表現をもっと身に付けないと!(でも降り番ですから...)


2001年3月17日(土)19:00〜20:15 金管分奏 小田桐先生

☆すっかり楽器からご無沙汰してしまった今日この頃、「これではますますヘタクソになってしまう!」と危機感を募らせた私ですが、

 なんとか仕事も一息ついて練習にもいくことができました。しかし...一ヶ月以上吹いていないとは。

 運よく金管分奏だったため、普段の合奏よりも多く吹くことができました。しかもヴァーグナーでなかったことも幸いでした。ここで

 吹き過ぎるとおそらく「死ぬほど」つらい目に遭うことは明白だったからです。こんな言い方をすると小田桐先生には申し訳ないのです

 が、ちょうどほどよいリハビリテーションになりました。

 東京から西に50km移動したついでに、日本大学生物資源科学部管弦楽団の春合宿にお邪魔しました。ここでの練習はとにかく「吹く」

 ことに終始しました。J.S.バッハの「無伴奏チェロ組曲第1番」の「プレリュード」を調子に乗って3回も通したのは、まったく

 「死ぬ」思いでした。なのになぜか楽しくて久しぶりに「音楽」させてもらいました。コントラバス・トロンボーンも思いっきり吹く

 ことができました。なんといっても学生達に大ウケでした。まるで大きなイヌを連れて散歩しているみたいでした?!

 たった1泊の合宿でしたが、睡眠時間を削って楽器を吹いた(練習とはいえない)おかげで帰りの運転は...辛かった。


2001年2月10日(土)19:00〜21:30 三原先生

☆先々週の金管分奏は仕事のためお休み。今日は3週間ぶりの楽器演奏です。ベートーヴェンはともかく、ヴァーグナーは吹き慣れないと

 キツイ曲なのにこんなんでよいのでしょうか?

 悪い予感は的中したようで(こういう時の経験はさすが長年楽器に携わっているだけのことはあります。)ヴァーグナーは全然吹けない

 じゃないですか!(他人のフリ?)ちょっと楽器に触らないとすぐに音が出なくなるのは...年のせいでしょうか?でもヴァーグナー

 で悪戦苦闘したおかげで、ベートーヴェンはきっと!と楽観したのもつかの間、さんざん待たされたあげく練習終了直前の数十分間だけ

 しか出番なし...オーケストラビルディングにおいて古典の曲をやる意義は十分にあると思いますが、アマチュアオーケストラ奏者と

 しての視点ではこういう目に遭うからちょっとなぁ、というのが本音です。「普段の練習もしていないのに何をいうか!」というお叱り

 甘んじて受けましょう。しかし、普段の練習時間が十分に取れる環境にあるのならともかく、せっかく思う存分楽器を吹くことのできる

 はずの練習時間に出番がもらえないのは...

 これでは「音楽練習帳」ではなくて「グチ日記」ですねぇ。


2001年1月20日(土)19:00〜21:00 三原先生

☆今年初めての練習です。いきなり大雪に見舞われて30分短縮。それでもトロンボーンは乗り番全員が揃って「マイスター」と「運命」

 第4楽章を練習することができました。今日はお試しとしてF管バストロンボーン(いわゆるコントラバストロンボーン)で演奏して

 みました。さすがにポジショニングが違うので去年の年末に近所の地域センターで練習しておきましたが、F(ファ)やC(ド)の音が

 1ポジションで出せるなど、オリジナルならではの利点が感じられました。反面、基音が4度も低いため、特に「マイスター」での

 特殊なhigh A(ラ)はB管に換算するとhigh D(レ)に匹敵する高音域の倍音となってしまいます。一番いいのは「運命」

 でF管を、「マイスター」でB管を使用することなのでしょうが、あのでかい楽器を2本用意するのはちょっと...

 でもチューバの場合「マイスター」はF管でないとかなり厳しい音域です。しかしショスタコーヴィッチはBまたはC管で吹くのが一般

 的のような気もしますので...どうするんでしょうか?トロンボーンもチューバも持ち替えの時代到来?でしょうか。

 とかいいながら私はB管で練習するつもりになっています。だって重いんだもん!F管は。(それだけかい!)


12月16日(土)19:00〜21:30(譜読み その1) 三原先生

☆私にとってはつらい時期となりつつあります。毎年1月から5月にかけては仕事が多忙なため、練習に行く時間を取ることが難しいから

 です。そんな中で今度の定期演奏会の乗り番はリヒャルト・ワーグナーの楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲

 とベートーヴェン不朽の名作、交響曲第5番という、うまくいけば吹きごたえのある作品です。

 最初の合奏はいきなり吹きすぎてバテバテでした。こんなに吹くのは久しぶりのことでまったくペース配分を考えない(年甲斐のない所業

 ともいえなくもない?)吹き方には周囲の人ではなくて自分自身の身体が参ってしまいました。いやはや、慣れないことはしないに越した

 ことはありません。

 特にマイスタージンガーは私の知っている版とは異なり、なぜか2ndよりも吹き甲斐のある、かなり大変な版でびっくりしました。

 まったく、なかなか楽はさせてもらえません。(ジジくさい言い方だ!)一方の運命は4楽章しかありませんがベートーヴェンだけに

 ハマればとても気持ちのいい体験をすることができるので楽しみといえば楽しみです。さっそく向学のために最新のベートーヴェン交響曲

 全集(のはず?!)である、アバド:ベルリンフィル盤を購入してしまいました。(←やりすぎ)あとはどれくらい練習に行けるか?が

 この5ヶ月間を楽しくできるかどうかのカギとなりそうです。