●超思いつき小話「ぼくドルえもん」







  ぎる太「わーん、ドルえもんドルえも〜ん!
  ドルえもん「どうしたんだい、ぎる太くん」
  ぎる太「バララントの奴が、ぼく達の空き地(バビリム市街北西)に
リサイタルステージ(60階建て)を造りはじめたんだようっ!?」
  ドルえもん「な、なんだってェーー!?」





  バララント「♪お〜れはバララント、大こーうてーい〜〜」
  ぎる太「やめろー! ここはぼく達の空き地なんだぞー?」
  バララント「
おれの物はおれの物、バビリムのものもおれの物だ!(←侵略者的言動) ぎる太のクセに生意気だぞぅっ!?」
  ぎる太「ひーーっ!? 救けてドルえもぉん!」
  ドルえもん「まあまあ。それなら
いっそステージを完成させてあげよう、(ポケットから取り出す)ルビーメイス〜〜
  ぎる太「
それがナンの解決になるんだようっ?

ルビーメイスの魔力で瞬時に塔・・・もとい、リサイタルステージが完成される。





  ドルえもん「さあ出来た。存分に唄うがいいよ。」
  ぎる太「わーんこの裏切り者〜、この悪魔め!」
  ドルえもん「
悪魔だよ(しれっと)」
  バララント「(無視して)おお! 心の友よ!! それでは
遠慮無くバララントリサイタルを開催するゾ!?
  ぎる太「わーーーっ!?」





  
『ボエ〜〜〜〜♪』

想像を絶する怪音波を前に、みしみしと揺れる塔(リサイタルステージ。

  ドルえもん「さあ逃げろ」
  ぎる太「えっ!?」

即座に駆け出す二人。その直後。

  
『ガラガラガラ!!』
  バララント「ぎゃあああああ!!」

崩れだす塔。そしてその瓦礫の下敷きになるバララント。

  ぎる太「・・・もしかして、コレが狙いだったの?」
  ドルえもん「むーふーふー」





  ギルス「つまり・・・100年前、バララントの塔を壊したのは
アヌ様の神雷ではなくて、バララント自身の唄声だったんだね」
  カリア「
そんなオチなの?
  ぎる太「・・・? 誰だい、きみは?」
  ギルス「はじめまして御先祖ちゃん。ボクはギルスだよ」
  ドルえもん「ギルスくんはぎる太くんの
孫の孫なんだ」
  カリア「あ・・・五代目だもんね・・・」
  ギルス「だから、
あなたはボクのおじいさんのおじいさん
  カリア「でもそれ・・・
ド△えもん第一話知らないと解らないネタよね・・・」





・・・・・・続く?
もちろん続きません。



・戻る