ドルアーガ「うっひょひょひょ!よく見つけたわねン?まさか『番外編』と聞いてギルガメスとカイのヌルヌルらぶコメでも期待したのかしら〜ン!?(ダミ声になり)甘い甘いぜ小僧どもォ!!(元の声に戻り)と云う事で今日はアタシがアンシャーちゃんの為にチョコを贈ってあげるわン!?」
アンシャー「って貴様は男ではないか!・・・・・・閑話休題(それはさておき)。久々の登場かと思いきや、一体どういう風の吹き回しだ!?」
ドルアーガ「アラそんな警戒しなくてもいいじゃ無い。純粋に、アタシの復活に尽力してくれたお礼も兼ねてるって云うのに。」
アンシャー「どうせならサキュバス辺りがやるのならまだ理解も出来なくもないのだが・・・なぁ・・・」
ドルアーガ「もうウダクダとウルサいわねぇ!とっとと受け取らないと、こうヨん?(八本の腕に種々雑多な玩具を持って拡げる・・・デモニックラッシュの構え)」
アンシャー「ええい解った解った!!・・・これでは先程の巫女と同じ脅迫ではないか!?・・・・・・閑話休題。それでは一口・・・(ぱく)」
ドルアーガ「どう?」
アンシャー「・・・少々安っぽい味だが確かにチョコの味はするな・・・だが、何やらこれを食した途端下腹の調子がよくないのだが・・・まさか何か一服盛ったか?」
ドルアーガ「アラ失礼ね。何も怪しいお薬盛ってはいないわよン。寧ろ、コレ自体がお薬だモ〜ン!?」
アンシャー「何!?コレは一体ナンなのだっ!?」
ドルアーガ「『アンテルミンチョコ』。」
世捨人ハーサグ「フォッフォ!『アンテルミンチョコ』とは『アンチ・ヘルミンス・チョコレート』の略じゃゾ!」
アンシャー「ぐわぁそれはつまり『虫下しチョコレート』ではないかっ(註:実在します)!!・・・ぐぐぐ、ここはひとまず厠へ・・・」
ドラスコル「(あっさりと)長期戦ですな。ならば大量に落とし紙が必要ですぞ。」
アンシャー「こんな洒落にならん状況でも卿はあっさりボケるのか・・・と閑話休題!ぎゃあ洩れるぅっ!?」
==暫くお待ち下さい==
アンシャー「・・・全く酷い目にあった。お陰ですっかりげっそり痩せ細ってしまったぞ・・・」
ドラスコル「(あっさりと)フード被ってて眼だけしか見えないから傍目には判りませんぞ。」
ドルアーガ「あらンお気に召さなかったようねン!?・・・じゃあ、お口直しにコレもあげるわン。オトナのお味、ウィスキーボンボンよぉン?」
アンシャー「要らぬ。帰る!!」
ドルアーガ「アラつれない事・・・・・・(ダミ声になり)云うンじゃ無ェこのヤロウ!とっとと食べやがれ!!」
ドルアーガ、手に手にウィスキーボンボンを持ってデモニックラッシュの要領でアンシャーに無理やり食べさせる。
アンシャー「むぐわわわわ!」
ドルアーガ「さあ今度はどうかしらン?」
アンシャー「・・・何だか眼がチカチカしてきたぞ・・・本当に中身は酒なのだろうな!?」
ドルアーガ「もう全く失礼しちゃうわネ当然アルコールよン?・・・確かメチルアルコールとか、」
アンシャー「待ていっ!メタノールは『眼散るから飲んじゃダメ』と学校で習わなかったのかっ!?」
ドラスコル「(あっさりと)貴方方は学校行ってたのですか。」
ドルアーガ「(ぽん、と手を叩き)あァ、だから・・・」
アンシャー「???」
ドルアーガ「『ザ・ブルークリスタルロッド』でアンシャーちゃんが生き残るシナリオの場合、アナタ眼をチカチカ光らせていたわけなのねン!?」
アンシャー「ここまで暴走しておきながらオチがそれかっ!?」
・・・・・・ゴメンなさい。