長岡藩関連書籍

 

管理人にとって少なからず縁のある長岡藩関連の書籍です。定価は発行当時のもので、税抜き価格です。
史資料・研究/解説書・その他
書名 著者名 出版社/発行者 初版 コメント
北越戊辰戦争史料集 稲川明雄編 新人物往来社 2001 長岡藩士が残した「戊辰北越戦争記」、「戊辰戦争ノ記」を中心に、会津藩の萱野(右兵衛)隊、尾張藩の戦記・日記も収録。「追考昔誌」(大瀬紀興著)の抄録もあり。東西両軍戦没戦死者名簿付き。定価13000円。
長岡藩戊辰戦争関係史料集 長岡市史
編集委員会編
長岡市 1995 長岡市史双書31。長岡藩士、兵卒による戊辰戦争の記録集。「長岡藩戦争之記」、「長岡藩戊辰各隊長書出」、「会津・長岡戦争日記」、「年中日記肆」ほか。関連年表付き。
長岡懐旧雑誌 長岡市史
編集委員会編
長岡市 1996 長岡市史双書35。旧長岡藩士・小川当知著『長岡懐旧雑誌』全3巻をまとめたもの。「牧野家御略譜」、「御法制之事」、「北越戦争之概略」ほか、幕末期の藩士人名録など。
長岡の地図 長岡市史
編集委員会編
長岡市 1992 長岡市史双書22。江戸〜昭和期の長岡の地図を集めた本。長岡領内図や長岡家中屋敷絵図(慶応年間)、北越戊辰戦争時の長岡城攻防絵図などもあり。
慶応年間 長岡城下町絵図 昭和礼文社 長岡市立互尊文庫蔵版、「長岡城家中屋敷町割明細図」。復刻古地図。定価2500円。
越佐維新志士事略 越佐徴古館編 越佐徴古館 1922 幕末維新期に名を残した越後・佐渡の志士略伝。
長岡郷土史
特集・戊辰戦争をめぐって(一)
長岡郷土史
編集委員会編
長岡郷土史研究会 1979 郷土史家による研究論文と長岡藩史料をまとめた特集誌。史料は、「誌禄」(長岡藩家老稲垣平助重光手記)、「夢の通ひ路」(長岡藩老職疋田水右衛門手記)等を収録。
長岡郷土史
特集・戊辰戦争をめぐって(二)
長岡郷土史
編集委員会編
長岡郷土史研究会 1986 上記の続編。史料は、「誌禄 巻二」(長岡藩家老稲垣平助重光手記)、「北征日史」(高橋竹之介著)、「思出草」(村松忠治衛門手記)等を収録。
長岡郷土史 第26号 長岡郷土史
編集委員会編
長岡郷土史研究会 1989 「夢之幻」(長岡藩士伊坂新平著)、「誌禄 巻三」(長岡藩家老稲垣平助重光手記)、「小林とう刀自の手紙」(慶応4年、江戸表へ長岡の実情を伝えた手紙)、長谷川家(河井継之助の母の生家)の戊辰戦争陣中日記など。
長岡郷土史 第27号 長岡郷土史
編集委員会編
長岡郷土史研究会 1990 「越奥戦争見聞録」(信州松代藩士の見聞録、抄録)、旧長岡藩士秋庭半氏談話など。
長岡郷土史 第28号 長岡郷土史
編集委員会編
長岡郷土史研究会 1991 「追考昔誌 一」(長岡藩士大瀬紀興著)、「出陣日誌」(小泉鳳太夫著)、人足才番庄屋出役土屋準助書翰など。
長岡郷土史 第29号 長岡郷土史
編集委員会編
長岡郷土史研究会 1992 「追考昔誌 二」(大瀬紀興著)、「甥の眼に映った英傑蒼龍窟―根岸錬次郎翁閑談」、「北越御陣中日記」(新政府軍の記録)、領民が伝え残した長岡戦争夜話の解説など。
長岡郷土史 第31号 長岡郷土史
編集委員会編
長岡郷土史研究会 1994 「追考昔誌 四」(大瀬紀興著)、「出陣日誌 三」(小泉鳳太夫著)、「異聞 長岡戦争夜話 三」など。
越佐叢書 第十一巻 今泉省三
真水 淳編
野島出版 1977 「戊辰騒擾記(U)」(慶応4年5月9日〜6月6日)、「明治二巳 日記」を収録。
三方領知替えと天保期の村 長岡市史
編集委員会編
長岡市 1996 長岡市史双書33。天保11年に発せられた長岡・庄内・川越の三藩間での領知替えに関する史料を収録。庄内藩が収集した長岡藩関係史料が豊富。
幕末の越路歴史資料集 越路町史編集委員会近世史部会編 越路町 1995 越路町史双書No.2。「説話正真日記」、「長岡旧藩軍務局日誌」、上山藩の関係文書等を収録。
幕末の越路歴史資料集U 越路町史編集委員会近世史部会編 越路町 1997 越路町史双書No.5。上山領大庄屋長谷川家の記録を収録。
戊辰の語り伝え 嶋田 進 私家版 2009 長岡市栃尾に伝わる古老の話をまとめたもの。後半は、「栃尾郷内激戦の跡」と題し、栃尾が戦場となった北越戊辰戦争について書かれている。定価800円。
戊辰小出島戦争記 小幡梅吉 魚沼市文化協会 2008 復刻版。磯部定治氏が現代文に翻訳。定価1500円。
戊辰戦争とガトリング砲 内山 弘 長岡歯車資料館 2006 ガトリング砲のあらましと、長岡での戊辰戦争との係わりを書いた本。定価1000円。
戊辰戦争140年
中越の記憶
新潟日報社
取材班
新潟日報事業社 2009 「新潟日報」中越版・長岡版に連載されたシリーズをまとめたもの。三国峠、小出島、小千谷、柏崎、長岡での北越戊辰戦争に関する興味深い読み物。写真も豊富。定価1000円。
シリーズ藩物語 長岡藩 稲川明雄 現代書館 2004 長岡藩の成立から戊辰戦争、戦後の再興に至る歴史と、城下町のしくみ、藩士や領民の暮らし等を解説。長岡藩の基本事項、通史を知るのにおすすめ。
長岡城を歩く 青柳孝司 新潟日報事業社 2004 絵図をもとに、かつて長岡城があった一帯を散策するガイドブック。北越戊辰戦争に関する記述、図版もあり。定価1400円。
越後長岡藩の悲劇 磯部定治 新潟日報事業社 1998 北越戊辰戦争を恭順派であった長岡藩士の手記等をもとに解説。とりわけ「追考昔誌」(大瀬紀興著)が元ネタになっている部分が面白い。
長岡城燃ゆ 稲川明雄 恒文社 1991 慶応4年閏4月26日〜5月30日までの34日間にわたる攻防戦を日々を追って解説。巻末に、「槍隊戦功実録記」(旧長岡藩士・屋井緑の手記)を収録。
長岡城奪還 稲川明雄 恒文社 1994 八丁沖渡行戦を敢行、長岡城を奪還した長岡軍の奮戦と、再度の落城まで(慶応4年7月14日〜29日)16日間の奮戦ぶりを解説。
長岡城 落日の涙 稲川明雄 恒文社 2001 幕末の動乱から戊辰戦争を経て、戦後の故郷復興に尽力した人々について書かれた本。
戊辰朝日山
長岡城攻防をめぐる
九人の青春像
中島欣也 恒文社 1984 「新潟日報」で連載された読み物をまとめた本。山本帯刀、稲垣平助、立見鑑三郎、時山直八、岩村精一郎など東西両軍より選んだ9人を取り上げている。
新潟県人物小伝
河井継之助
稲川明雄 新潟日報事業社 2008 河井継之助の生涯を読みやすくまとめた本。写真多数。
歴史現場からわかる
河井継之助の真実
外川 淳 東洋経済新報社 1998 河井継之助の生涯を追いながら、誕生から終焉の地に至るまでの関連史跡を網羅。史跡めぐりにも便利な一冊。
塵壺 河井継之助日記 河井継之助
安藤英男校注
東洋文庫 1976 河井継之助が安政6年に山田方谷を慕って備中松山遊学中、旅の様子等を記した日記。

白虎隊図書館に戻る