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お勧めの銘菓

旅行帰りには基本的に地元の銘菓を買って帰ります。加齢もあって最近は旅程も短めになりましたが、若い頃は車中泊(それも寝台車ではなく座席車で)3連続+3連続と言った荒業もやりました。私が若かった頃は「周遊券」と言うものがあって、急行列車は乗り放題でした。宿代を浮かせるために急行の夜行列車を利用したのです。

そんな時に問題になるのが日保ちです。基本的に銘菓は味で選びますので旅の最終日に慌てて買うようなことはしません。しかし、これには問題があります。日保ちと重量です。

私は基本的に旅装は軽装です。容積で一番多くを占めているのは時刻表で、9泊10日級の大旅行で容積の20%、2泊3日級では25%程度を占めています。重量ではおよそ全体の10%程度です。これは、きわどい乗り継ぎを敢行するために少しでも身軽にと言うポリシーに基づきます。

このような中で容積と重量が加われば文字通り足手まといになります。

一方、長い期間の旅行となると旅の途中で賞味期限が切れてしまうこともあります。お店の人には故郷に戻るまで大丈夫か、尋ねることもよくありました。(購入を断念した例もあります。)特に生菓子系は諦めなければならないことがしばしばです。

前置きが長くなりましたが、日本全国を旅行した集大成として、お勧めできる銘菓を紹介します。

北から順に紹介していますが、他意はありません。

札幌 白い恋人

8/14 製造元の石屋製菓に賞味期限改竄や食品衛生に問題がある趣旨の報道があったため、お勧めから外します)

北海道の銘菓として有名です。実態はチョコレートを挟んだビスケットなのですが、固定ファンも多く、買って外れのない銘菓です。サイズも各種ありますから、おみやげを贈る相手に応じてきめ細かく対応できます。値段も手頃です。

北海道銘菓であることを大切にするため、道外では販売しないとのことです。

函館 五稜郭最中

数ある最中の中でもベスト3に入る最中です。これに勝った最中は下館の館最中(後述)ぐらいです。

五稜郭タワーで購入しました。ただ、購入したのが1989年のことなので、現在も販売しているかは分かりません。

弘前・青森 ねぶた焼

1990年代前半、東北旅行で買ってきた銘菓で、その時はよくある銘菓の一つと言う印象でした。味よりも「森青県」の誤植の印象が強かった記憶があります。

2007年、青森へ行った際に同じパッケージで売っていましたので買いました。最初に買った時の「森青県」の誤植は当然直っていました。

味は「ままどおる」の餡の部分に栗が入っていると言うと一番説明が楽です。

10年以上の吟味に耐え、今日も販売している実績からお勧めの銘菓に加えました。

秋田 金萬

秋田の銘菓と言えばこれです。1個50円+消費税と安価ですから、職場に1箱買うような用途にも向いています。しかし、日持ちがしないのが弱点です。(このコーナーでこれまで取り上げなかった理由の一つです。)

真空パック品で10日です。そして、現地でしか買えない生はわずか3日です。電子レンジで10秒ほど温めると、出来立ての味を楽しめます。

また、これの製造機械は浅草が発祥らしく、全国各地に似た銘菓があります。その一つが八王子の都まんじゅうです。

郡山 ままどおる

福島県の銘菓で一番お勧めなのが、このままどおるです。

贈答用でなければ袋入りのものが単価が安く、お勧めです。(箱入りが1個税込87.5円、袋入りが1個当たり税込84円です。)

郡山や新白河などのキヨスク、売店、駅ビルなどで買うことができます。

新潟 雪国あられ

新潟と言えば笹団子でしょうが、日保ちの問題があります。柿の種も有名ですが、ここは一ひねりしてと言うことで、雪国あられを推奨します。

新潟駅PATIO万代(ばんだい)に製造元のテナントがあります。サイズが各種あり、大小の職場、サークル等のおみやげに最適で、値段も手頃です。甘味が苦手な人にもお勧めできます。

>2003年9月22日 補足情報(2004年10月2日 店名変更に対応)

雪国あられは本店でしか扱わなくなったそうです。CoColo万代(旧PATIO万代)のテナントでは買えませんので注意が必要です。

>2007年9月2日

雪国あられの販売はもうしていないようです。

下館(茨城県) 館最中

「銘菓にうまいものなし」と言う格言を痛烈に否定する、極上の最中です。味も最高で、職場の甘味通からも絶賛を受けました。

最中なので日保ちはします。ただし、高級品ですのでずしりと重く(12個入りで1kgです)値段も張ります。1200円弱で、仙台銘菓の萩の月(1150円)よりも高価です。

当サイト一押しの銘菓です。何かの用があって下館へ足を運んだらぜひ、食べてみて下さい。

下館駅のキオスクで購入できます。

名古屋 ゆかり

名古屋銘菓と言うと外郎(ういろう)がまず頭に浮かぶことでしょう。しかし、それだけではないことを、このゆかりが教えてくれます。

内容はえびせんなのですが、海老がたっぷり入った本物です。取引相手からのおみやげにもらったこともあるもので、高級品です。加えて日保ちがするのも大きなプラス材料です。

名古屋駅の駅ビルで購入できます。

 

こんなところです。優れた銘菓があれば、追加します。製菓業の皆様、ぜひ管理人を唸らせる銘菓を作って下さい。

 

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