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「りいちゃんぺいじ」トップ>PC-9800>使いこなす>PCカードデスクトップ機でPCカードを認識!
デスクトップ機を使っている時、いつも不便に思うのがスマートメディアやハードディスクカードが使えないことです。
スマートメディアやコンパクトフラッシュでしたら、
USB接続のカードリーダー/ライターを接続すれば良いのですが、USB接続ができない比較的旧型のPC-9801の場合は簡単にはいきません。PC-9801
のCバス接続のPCカードリーダー/ライターが現在もIOデータの製品ラインナップにありますので、それを使うのも一つの方法です。しかし、同じIOデータから
SCSI接続のPCカードリーダー/ライターがあります。実売1万7000円程度と決して安くはないのですが高速です。(私はSCSI-1での接続ですが、DOS/Vノートパソコンと比べてレスポンスが遅いようには思えませんでした。)これは最近、人気急上昇のハードディスクカードも認識します。しかも、SCSI接続で認識させると、通常インストールが必要なドライヴァー類が一切不用です。(フラッシュATAカードの仲間として認識するようです。)この結果、本来はサポート外のPC-9800シリーズでも使えるようになるわけです。ただし、
PC-9800シリーズでこれを使うには幾つか注意事項があります。まず、起動時にPCカードを挿入しておかなければいけません。(この辺りが多少、不便です。)この時、ハードディスク起動メニューはPCカードリーダー/ライターを
SCSIハードディスクとして認識します。そして、Windows95を起動します。(残念ながらMS-DOSでは全く認識しませんでした。)これで使えます。Windows上では「リムーバブルディスク」として認識します。抜き差しもPCカードリーダー/ライターのパイロットランプ消灯時は自由にできます。ただし、Windowsを終了させる時は必ず挿入しておかなければなりません。シャットダウンができなくなります。シャットダウンしたら、外して大丈夫です。メルコにも
SCSI接続のPCカードリーダー/ライターがありますが、こちらの方はハードディスクカードなど、大容量のものは認識しないようです。前のページへ
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