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コマンドでファイルを復活させると…ディスクの状態を知るためのコマンドとして、
Windowsではスキャンディスクがあります。それまではDOSのコマンドとしてchkdskがありました。これは便利なコマンドで、ワープロなどを打っている時、パソコンの電源が落ちた後などに文書を復活させたりすることができました。
Chkdsk
コマンドでできたFILE0001.TMPなどのファイルをcopyコマンドなどで縫合し、元のファイル名に直せば高い確率で元通りになりました。縫合の前に
FILE0001.TMPなどのファイルをヴュワーなどで見て確認をするのですが、関係のないデータもたくさんあります。特に驚いたのが学校や企業のパソコンにあったデータです。どう見てもゲームのセーヴデータとしか思えないものがよくありました。「
This is the save data of ALICE SOFT…」などと言うヘッダーにはよく、お目にかかったものです。それから「PC98)GPCFILE」などと言うヘッダーもありました。こうしたファイル復活の方法は
Windows時代になって少しリスクを伴うものになりました。Windowsではレジストリでファイルの管理をしている関係から、変にファイルシステムをいじると、システムが壊れる恐れがあるのです。(もっとも、そうした事態になることは極めて稀なのですが。)なお、
MS-DOSとのデュアルブートが可能なパソコンの場合、DOSのundeleteコマンドを使うとWindowsでゴミ箱からも消したファイルを復活させることができます。間違えて消したと思ったらすぐにDOSに切り替え、各recycledフォルダに行き、そこでundeleteコマンドを実行するのです。すると、消えたはずのファイルが復旧可能な状態としてリストアップして出てきます。ロングファイルネームまでは復活しませんが、覚えておいて損はないと思います。ただ、前述のレジストリ問題があるので、多少のリスクは覚悟しておいた方がいいでしょう。前のページへ
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