身近にあった、警察が介入するには大袈裟な、言わばプチ悪徳商法の手口をまとめたページです。

被害に遭わないコツは実例を知ることにあります。このページをご覧になることで、被害者が１人でも減れば幸いです。

これからも少しずつ更新を予定しています。（こう言った実例が増えない方が本当はいいのですが…。）

事件０：閲覧できないアダルトサイト

プロヴァイダーが提供している有料アダルトサイトに申し込んだものの、お金だけとられて閲覧ができない事象です。相談しづらい内容で、泣き寝入りを促す効果を狙っています。

送りつける主は中学時代の同級生（女性）で、送りつけ先のターゲットは会社の幹部や大学教授など（ただしいずれも男性）です。送りつけ先の社会的地位と関わりを逆手に取った、巧妙な手法です。本の金額が３０００円未満と言うのもミソです。３０００円を切ると詐欺罪で訴えること難しいからです。（日本の法律の場合）

若い女性の「美しくありたい」気持ちを手玉に取る悪質な商法です。

最初、虫歯の治療に来た女性に対して、前歯が出っ張っていることを理由に歯を抜き取り、美容目的で入れ歯を作らせるものです。入れ歯の寿命は永久ではなく、大事に使って１５年程度です。「治療費」はおよそ５０万円とのことですが、入れ歯のメンテナンスで今後最長でも１５年間隔で入れ歯を取り替えなければなりません。その度に歯科医院に莫大なお金が入ってくるわけです。

社内の上役（重役ではないけれども、平社員から見れば雲の上の存在）から、直々に「大学へ寄付するように」と言う指示が下りてくるものです。それとなく出世や昇進とからめてくるのが特徴です。パワーハラスメントの一種です。

要求する金品の額については様々なケースがあるようです。

大学側から上役に持ちかけるのでしょう。複数の名門校で確認しています。もしかしたらキックバックがあるのかも知れませんし、逆に上役の人間が大学に弱みを握られているのかも知れません。

なお、犯罪として立件されることを恐れてか、「義務ではない」と言うことを必ず言います。文章には決まって「慫慂」（しょうようと読みます）と言うお役所言葉があります。慫慂は本来、強く勧めると言う意味ですが、実態は「刑法による強要罪に触れないように強要する」ようなニュアンスです。

大学で不祥事が起きると、こうしたことは沙汰止みになるようです。

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