○半田ごて 用途:半田付け 基板上の半田付けには30W程度が適当ですが、ボリュームのフレームグラウンドの半田付けには70W程度が必要になります。 最低でも急速加熱スイッチ付きのHAKKO 984-01(メーカー希望小売価格 2,500円+tax)、予算があれば温度制御ありのHAKKO FX600-02(メーカー希望小売価格 5,800円+tax)お勧めします。 初心者の方でも置き場所があるならHAKKO FX-888Dなどのステーション型も検討してください。 HAKKOの半田ごては信頼性が高いです。私はHAKKO FX-950を常用しています。 |
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○半田 用途:半田付け 最近増えてきた鉛フリー半田は融点が高いため初心者には難易度が高く、半田付け不良が起きることもあります。 十分な換気をしながら鉛入りの半田を使用して下さい。 千住金属工業のスパークル半田 0.8mm、日本アルミット KR-19RMA 0.8mmをお勧めします。 |
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○こて台、こて先クリーナー 用途:半田ごてを安全に保持する。こて先に付着した余分な半田を除去する。 加熱された半田ごてをそのまま机の上などに置くと火災の危険性もあるので必ずこて台を用意して下さい。 ワイヤータイのこて先クリーナーは水が不要でとても便利です。 HAKKO こて台633 こて先クリーナー599B付(メーカー希望小売価格 2,500円+tax)をお勧めします。 |
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○ヘルパー 用途:基板などのワークを保持する。 goot ST-92は少々値が張ります。 秋葉原の電子部品店や工具店ではノーブランドのヘルパーが1,000円以下で販売されていることもあります。 |
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○飛散防止付ニッパー 用途:抵抗などの脚を切断する。 普通のニッパーでは切断した破片が飛び散って目に入る危険性があります。必ず飛散防止付のニッパーを用意して下さい。 フジ矢の40S-125は丈夫で破片をしっかり掴むのでお勧めします。 |
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○ウエス、工作マット、100円ショップの薄いまな板 用途:机やワークの傷を防止する。 ウエスは厚手のTシャツを切ったものでも構いません。 100円ショップで販売している薄いプラスチックのまな板でも代用できます。 |
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○平ヤスリ 厚さ1mm程度 用途:アルミケースの塗装を削る。 amazonでは適当な商品が見つかりませんでしたが、東急ハンズなどでも5本組のヤスリセットが千円程度で販売されています。 厚い平ヤスリは基板を挿入する1.6mmのスリットに入らないので、厚さ1mm程度のものを用意して下さい。 |
○六角レンチ 1.5mm 用途:つまみのイモネジを締める。 HOZANの六角レンチは機械のメインテナンスにも使るのでお勧めします。 |
○ドライバー +No.2 用途:ケース組み立てる。 ドライバー +No.2はアンプ工作に限らず様々な用途で使用しますのでVESSELやPBなど信頼できる有名メーカー製の物を用意して下さい。100円ショップのものはお勧めできません。 |
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○ドライバー -1.8〜-2.0mm 用途:多回転トリマポテンショを調整する。 精密ドライバーはセット販売されていることが多いようです。ポテンショの調整は低トルクなので100円ショップのものでも使えます。 |
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○ピンセット 用途:切断した抵抗の脚を半田付けする際に保持する。 HOZAN P-880(メーカー希望小売価格 700円+tax)は品質と価格のバランスが良く、非磁性でチップ部品も保持しやすいのでお勧めします。 |
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○テスター 用途:電圧や抵抗値を測定する。 テスターは有名メーカー製のものを選択して下さい。 マイナーなメーカーの安価なテスターは精度や耐久性が悪いこともあるのでお勧めできません。 |
○USB扇風機 用途:鉛を含んだ煙の排煙 半田付けの際に発生する煙を直接吸い込むのは身体に良くないので、部屋の窓やドアを開けて部屋の換気をするだけでなく、卓上に小型の扇風機を置くことをお勧めします。 |
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○ミニチュア ラジオペンチ 用途:抵抗やLEDなどの脚を折り曲げる。 HOZAN P-37はローレット加工が無く、ワークを傷つけにくいのでお勧めします。 |
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○半田吸取器 用途:半田付をやり直すときに、半田を吸い取る。 HOZAN 半田吸取器 US140は吸い取る力が十分で丈夫なのでお勧めします。 |
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○ケミカルペースト 用途:こて先が酸化して半田ののりが悪くなったときに酸化物を除去する。 HAKKOの半田ごてにはHAKKOのケミカルペーストFS-100がお勧めです。 |