★ジオジオからのメッセージ
367 号
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はや6月です。
計り知れない宇宙の営みは、宇宙にあるすべてのモノに 淡々と、そして平等に“時”の経過を与えてくれます。
選書会のシーズンになります。人生の中で、過去が多くなった私にとって、子どもたちの笑顔はなによりの未来です。
谷川俊太郎さんの新しい詩集がでました。 「そして」 今までの作品の中からの自選詩集です。下村昌克さんの絵もいいなあ~。
選挙権が18歳からになりました。実は私はもっと年齢を下げてもいいのではないかと思っています。
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今月の新刊より
![]() 福音館書店 |
「きかんしゃ ホブ・ノブ」 ルース・エインズワース 作 上條由美子 訳 安徳 瑛 画 初版が1985年こどものとも年中版です。 今は博物館でしか見られない機関車。燃料を入れる炭水車が連結されています。 でもお話は古さを感じることなく楽しめます。 機関車ボブ・ノブ、走っている途中で遊園地までのせてほしいと、いろんな動物たちにたのまれます。 貨車に動物たちをのせたまま、トンネルへ…。 まっくらなトンネルをこわがる動物たちに、ボブ・ノブは…。 900円+税 |
![]() 岩崎書店 |
「おじゃまなクマのおいだしかた」 三辺律子 やく エリック・パインダー さく ステファニー・グラエギン え おじゃまなクマ、いますよねェ~。お兄ちゃんのつらいところです。 でもおじゃまなクマはお兄ちゃんが大好き。 トーマスは、クッションや毛布でほら穴を作りました。そこで本でも読もうと…。 でもいつのまにかクマが入っています。 あの手、この手で追い出そうとしますが、気がつくと、またほら穴に…。 とうとうほら穴はつぶれてしまいますが、そこはやさしいお兄ちゃんです。 1400円+税 |
![]() ポプラ社 |
「もと こども」 富安陽子 作 いとうひろし 絵 大人は自分がもと こども だったことをすぐ忘れてしまいます。 子どもは大人が もと こども だったなんて信じられないと思います。 でも、この世の中は こども と もと こども でできているのです。 だいくのじいちゃんも むかしはこども。いませんせいのママも もと こども。ナースのおねえちゃんも、まえはこども。 いま こどものわたしは、 これからなにになろうかな…。 1300円+税 |
![]() ポプラ社 |
「とうめいにんげんのしょくじ」 塚本やすし とうめいにんげんが食事をしたら、 トンカツやキャベツ、ごはんにおみそしるなどが、のどをとおって、おなかに入 り、 しばらくするとどろどろに消化され、いつのまにかウンチになっているのが、見えます。 そのウンチがトイレに行ってすっきりするのも。 びっくりの絵本です。 でもおもしろい。塚本やすしさんの絵も笑います。昨年末に出た絵本ですが。 1300円+税 |
![]() 偕成社 |
「バンブルア-ディ」 モーリス・センダック さくまゆみこ訳 センダックの死の前年に30年ぶりに発表された最後の作品です。 絵もエネルギッシュで、大人にこびない子どもの心が画面いっぱいにあふれています。 ブタのバンブルアーディは、生まれてから一度も誕生日のお祝いをしてもらったことがありません。 バンブルが8さいになったときに、パパとママはブタ肉にされてしまい、アデリーンおばさんに引き取られます。 9さいの誕生日。バンブルは、はじめて誕生日を祝ってもらうことになりましたが…。 2000円+税 |
![]() 小学館 |
「国生みのはなし ~イザナキとイザナミ~」
三浦佑之 監修 萩原規子 文 斎藤隆夫 絵 日本の神話 古事記えほん【一】(全五巻刊行予定) 私たちの国をつくった神々のお話が書かれた「古事記」。その最初の物語です。 まだ地上に海しかなかったところに小さな島をつくり、そこにおりて結婚した男の神イザナキと女の神 イザナミ。 二人は愛し合い、そこでたくさんの神々を生みます。 ところが火の神を生んだために 二人に突然の別れが…。 日本に伝わる神々の冒険や不思議なできごとを楽しんで下さい。 1700円+税 |
![]() ほるぷ出版 |
「すばこ」 キム・ファン 文 イ・スンウォン 絵 最初は“ひな”などをつかまえるための鳥の巣箱でしたが、 100年程前、鳥が大好きなドイツのベルレプシュ男爵が、鳥が安心して住める家を、と森中に巣箱を置いたのです。 それは葉に害をおよぼすハマキムシの幼虫の大発生から、森を守ることになりました。 身近な自然保護として世界中に巣箱が広がりました。 その歴史をたどる絵本です。 巣箱の形も素材も、やってくる鳥たちもいろいろです。 ヘビや猫に教われない工夫も紹介されています。 ジオジオにも実は、巣箱をかけています。 1500円+税 |
![]() 童心社 |
「ウミガメものがたり」 鈴木まもる 作・絵 ウミガメの太平洋を渡っての20000キロの旅を、力強い絵でドラマチックに描きます。 夏の砂浜、夜、ウミガメのお母さんは穴を掘り100個くらいの卵をうみます。 60日ほどででてきた5センチくらいの子ガメたちは海に向かいます。 旅が始まるのです。鳥やカニのえさになってしまう子ガメもいます。 海の中にもたくさんの敵がいます。2年位かかって、日本から10000 キロはなれたカリフォルニアの海へ。 そして2年で1メートルほどになったウミガメは再び、 卵を産むために、自分が生まれた日本の砂浜を目指します。 命をつなぐ不思議とその力を感じます。 1500円+税 |
![]() くもん出版 |
「かんこうさんが ふってきて」 大阪市立豊崎小学校の子どもたち 作 おてつだい たじまゆきひこ うちべけいこ 「じごくのそうべえ」の作家 田島征彦さんのお孫さんが通っている大阪 豊崎小学校の子どもたち全員による絵本 です。 総合学習で能楽体験をしている関係で、 天満宮にまつられている菅原道真の「雷電」という能をモチーフにし て、子どもたちそれぞれで考えたものからできたストーリーです。 冤罪で島流しにあい苦しんだ道真、“かんこうさ ん”が雷とともに、現代に落ちてきます。 いじめられているとしおは、かんこうさんの力を借りて、いじめている子 どもたちとも心を通わせてきます。 そして豊崎神社のお祭り、それから天満宮のお祭り。 どのページにも子どもたち のエネルギーが満ちあふれています。 何よりこの絵本の制作に費やした時間は、子どもたちにとって、また田島さん をはじめ、見守る大人の人たちにとっても、どれほど豊かで大切な時間だったか…。 絵本からも伝わってきます。 1500円+税 |
| 「オイレ夫人の深夜画廊」 斉藤 洋 作 森田みちよ 絵 「アルフレートの時計台」
偕成社 「ドローセルマイアーの人形劇場」 あかね書房 ドイツのベルリンに近い架空の町 イエーデシュタットを舞台にしたちょっとお洒落で大人の雰囲気を漂わせるファンタジーの3冊目。
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