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★ジオジオからのメッセージ
           



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317 号

厳しかった冬の寒さも去っていこうとしています。
ようやくの春の兆し、3月です。

ご卒園、ご卒業を迎えられたみなさま、心からおめでとうございます。
ブッククラブのお子さまたちの新しい出発のご報告も入ってきて、ジオジオにとっても嬉しい春です。

この季節、ブックランドで今までにも度々 ご紹介してきましたが、
今年も、谷川俊太郎さんの この詩を贈りたいと思います。
巣立とうとしている若い人たち、お子さまたちの未来がどうぞ平和でいい時代になりますように...。





3・11 東日本大震災 福島第一原子力発電所 爆発事故 から一年がたちました。

昨年、3月11日、あの日をさかいに私たちの心の中の何かが変わりました。
自然の脅威の前でなすすべもなく、ただただ呆然とながめるしかなかった無力感。
犠牲になられた人々の数字の大きさに、こういう 歴史に遭遇してしまったという驚きで
災害の全様を把握しようとすることさえできなかった日々。
加えての原子力発電所の爆発。 これが充分想定された人災であったこと。
そのことへの怒りに加えて、豊かさの中で関心が薄らいでいた自省の念。

この一年は、めま ぐるしい情報の中で、私たちの国、政治、暮らし、末来を考えさせられました。
3・11をことを決して忘れることなく、私たちの これからを選択していかなくてはなりません。
なにげない日々の暮らしのありがたさ。大切さ。これからの人生を考えられる幸せ。
つつましくてもそれを守っていける未来を子どもたちに残すこと、
そういうために今、私たち大人が何をするべきか、何をしていくのか、子どもたちが見ています。

”子どもたちの声

「福島の子どもたちからの手紙  〜ほうしゃのうっていつなくなるの?」 KID VOICE編 1365円

この子たちには 何一つ責任はありませんが、あの日から福島の子どもたちの生活は一変しました。
福島を離れて避難地で暮らす子ども。福島での暮らしを続けている子ども。
どちらも子どもの意志ではありません。
福島の子どもたちの今の思いに 私たち大人は、応えてやれるのでしょうか?
「お父さんやともだちとはなれてさみしいです。」「ほうしゃせんがなくなってほしいです。」「わたしの夢は去年とまったくちがいます。」「長生きしたいです。」「わたしは何才まで生きられますか?」「外であそびたい」「マスクをしたくない」「僕は大人になれますか?」  日本のえらい人へ  そうり大臣さまへ と書かれています。

外の空気や自然が危険なんて思うことなく存分に遊んだ私たち大人の子ども時代。この子たちの問いへの答えは?


「14才のココロ  間違ってますか? 私だけですか?」 藤波 心(中学3年&ときどきB級アイドル)   1050円

2011年3月23日、ブログに書いた文章が3日間で300万のアクセス。
ブログの閉鎖や削除を求めるメール。芸能界を引退しろ!謝罪しろ!などの声が届いたそうです。
でも心ちゃん(こう呼びたくなるかわいさです。)は決して まちがったことは言っていない。
むしろ応えてやれない大人のほうが情けない。そう思います。
微量とはいえ空気中の放射性物質を吸い続け、
微量とはいえ、汚染された野菜を食べ続け、
微量とはいえ、汚染された水を採り続ければ…。
微量+微量+微量イコール→??? しかもそういう生活が1ヵ月なのか、1年なのか…。3年なのか…。
計算あまり得意じゃないけど、影響があることぐらいバカな厨房(中学生?笑)2年の私でもわかるのに!!  

中学生からみた原発のこと、国や電力会社、大人の人へのまっすぐなメッセージ。


さようなら原発1000万人アクションの署名をありがとうございました。署名の期限が延長されました。

「原発には反対です。」と気持ちよく署名をしてくださる方が多く(特に女性は)、嬉しく思いました。
当初、2月28日の締め切りでしたが5月31日まで延長されました。
引き続きジオジオでも署名活動を続けていきたいと思います。
原発をなくそうという一人一人の思いが大きなうねりとなって国を変えていくことを願っています。


 2012.3




ブックランド紙上で紹介した本をご希望の方は、配本に追加する、あるいは配本に入れる、 という形でご注文くだされば、翌月、翌々月にはお送りできます。
不明の点は、TEL、FAX、Eメールでお問い合わせください。またブッククラブ以外の方のご注文もお受けします。
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今月の新刊より
                


福音館書店

「あかいじどうしゃ よんまるさん」 堀川 真 さく 
古いけれど、若い夫婦は赤い自動車、よんまるさんが大好きでした。
が、あかちゃんが生まれ、とうとう新しい車を買い、
よんまるさんは畑のすみにおかれることに...。
やがてよんまるさんはトラックにのせられて工場に運ばれます。
よんまるさんのモデルはトヨタランドクルーザー40系だそうです。
車好きのお父さんが喜んでくれるかも…。
(840円)


長崎出版

「たんじょうび おめでとう!」
マーガレット・ワイズ・ブラウン さく レナード・ワイスガード え こみや ゆう やく

絵に見とれます。
花でいっぱいの美しいお誕生日の絵本です。
春に生まれた森の動物たち。
次の年の春、みんな1才のお誕生日を迎えます。
プレゼントは何かな?
それぞれに特別のプレゼントです。嬉しいね。
(1575円)


福音館書店

「あいうえおみせ」  安野光雅 さく・え 
スーパーマーケットでの買い物がすっかりあたり前になってしまいましたが、
あいうえお順にいろんなお店が並んだなつかしく、楽しい絵本です。
ページの下段はいろは順です。
おけや、いものや、すみや、わかるかな?(笑)
ロボットや、ビールやもあります。
最後のページはお店の商品がいっぱい。
どのお店に並んでいたのかな?
安野さんの絵がやっぱりすてきです!
(840円)


童心社

「ようちえん いやや」   長谷川義史 
「ようちえん いやや〜」と泣いているこどもたち。
たけしくん、まなちゃん、つばさくん...。みんなそれぞれの理由があるんです。
えんちょうせんせいにあいさつするのがいやや〜。
いちごがすきなのにももぐみやからいやや〜。
マークがいやや〜。
いやや〜と言えるこどもたち、ええなあ〜。
こんなんで泣けるなんてええなあ〜。
最後のページ、こっちまで泣けるなあ、ええなあ。
(1365円)


あすなろ書房

「ピーターサンドさんのねこ」 ルイス・スロボドキン 作   清水眞砂子 訳 
夏、バカンスを過すためにホタル島の別荘にやってきた人たちは、
家の中にねこがいたらいいのに、と思います。
島にはピーターサンドさんという漁師さんがいて数えきれないほどのねこを飼っています。
みんなは夏の間だけねこを借りて過すのですが、
ある夏、事件が...。
ユーモラスなお話の展開にほのぼのとあたたかい余韻が残ります。
(1365円)


福音館書店

「ネジマキ草と銅の城」バウル・ビーエル 作 野坂悦子 訳  村上 勉 絵   
こういう物語に出会うと嬉しくなります。
小さなお話がいつしか 大きな物語に。
村上勉さんの挿絵がとても雰囲気をだしています。
千年の命が尽きようとしている銅の城の王様を救おうと、
まじない師はネジマキ草を探しにでかけます。
その間、王様の命をつなぐのは、動物達たちが語る物語。
王様の命を救うために次々と王国中の動物が銅の城の門をたたきます。
一方まじない師は...。
(1890円)


偕成社

「どうやって作るの?パンから電気まで」オールドレン・ワトソン 作 竹下文子 訳
絵本で工場見学です。
生活のなかで見かけるもの。ゴム、紙、本、石炭、電気、ガラスなどなど。
今は大量生産の時代ですが、この本は1974年にアメリカで出版されました。
作り方は古いところもありますが、
いろんな物 が何からどうやって作られるのか、
基本がとてもわかりやすく描かれています。
昔の人々の知恵の積み重ねで今の暮らしがあるのですね。
(2100円)


福音館書店

「カサエルくんとカレンダー 2月はどうしてみじかいの?」
 いけがみしゅんいち 文  せきぐちよしみ 絵 

今年はうるう年ですね。4年に一度2月が29日に。なぜでしょうか?
月には30日と31日の日があります。とびとびの奇数月が31日なのに、
なぜ7月8月と31日の月が並ぶのかな?。
そもそもカレンダーはどうやって決められたの?
太陽、地球の動きを観察しながら太陽暦を整えていった
古代ローマの偉人ガイウス・ユリウス・カエ サルが登場して楽しく説明してくれます。
ちょっとだけクレオパトラもでてくるよ。
(1260円)


講談社

「素敵な漢字」 五味太郎 (five + taste + great + man)
  「すてきなひらがな」「ステキナカタカナ」

に続いて、今度は漢字編です。
漢字の形、音・訓の読み方、書き順、英単語。熟語。
加えて五味太郎さんのユーモラスなイラスト。
あらためて形や意味、熟語の作られ方など、
漢字の魅力再認識です。
かた苦しくなく楽しめます。
付録ページもあります。3冊セットで小学校の入学のお祝いなどにいかがでしょうか?
(各1890円)       


ポプラ社

「花言葉をさがして」  ヴァネッサ・ディフェンバー 著 金原瑞人・西田佳子 訳
親を知らず、何人もの里親を転々として育ったヴィクトリア。
18歳で施設を出て、行くあてもない日々の中でようやく花屋での仕事を得ます。
唯一心を許した里親エリザベスに教えてもらった花への愛と花言葉のおかげです。
花言葉に思いをこめたヴィクトリアのブーケは評判を呼び、生活も安定してきますが、
里親エリザベスとのつらい過去が彼女を苦しめます。
生きること、愛を求めることが力となっていく物語。
エリザベスの心の迷いと包容力に救われます。
(1680円)



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