★ジオジオからのメッセージ
314 号
今年もジオジオとお付き合いいただいて ほんとに ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
ジオジオの配本を楽しんでいただけているのかなあ〜といつも気になりながら、また一年が過ぎていこうとしています。
今年は、激動の一年でした。
月並みな言葉となってしまいますが、希望とはこういう時にこそ必要なのだと思います。 2011年を見続けた私たちに課せられた大きな問いです。
電気がなくては暮らしていけないけれど…。
地球を思い浮かべた時、日本の国ってほんとに小さい。
そんな状況の中で心ある科学者の提言や多くの反対運動にもかかわらず、原子力発電事業が推し進められてきました。
今は何よりも先に日本が世界に向って宣言すべき時ではないかと思うのです。
原子力ありきのための科学者や経済学者の人ではなく、良識ある知と技術の力を結集してください。
わずか0.3パーセントの小さな国が、未曾有の災害に加え、
2012年が、そういう新しい年になりますように! みなさまもどうぞよいお年をお迎え下さい。
子どもたちの笑顔が嬉しい! 長倉洋海写真集 「きみが微笑む時」 2940円
新刊から
「空の絵本」 長田 弘 作 荒井良二 絵 1470円
「わたしは、たくさんの川を知っている。
たくさんの川に私たちの命と人生と歴史がある。
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今月の新刊より
光村教育図書 |
「ねぇ、おきてる?」 ソフィー・ブラックオール 作 もとしたいずみ 訳 ねえ、ママ、おきてる? なんでまだおきないの?なんでまだよるなの? ねえ、ママ。 まだ暗い朝の4時。もうちょっとねかせて、とママの生返事が続きます。 ママの気持ち、わかりますねぇ! ママのとエドワードの会話は続き、ママはとうとう目がさめて、いつのまにかエドワードは ...。 会話のやりとりに笑います。 (1365円) |
![]() 偕成社 |
「みんなで!いえをたてる」 竹下文子 作 鈴木まもる 絵 家を建てるための働く車の絵本です。 地面をならす。くいを打つ。コンクリートの土台をつくる。 材木を運ぶ。組み立てる。いろんな材料や器具も運ばれてきました。 植木屋さん電気屋さんもきます。 ゴミもでます。たくさんの車が大活躍です。 家ができあがったらさあ、お引越しのトラックがきたよ。 (1050円) |
![]() 福音館書店 |
「コンテナくん」 たにがわ なつき 作 大きな箱に荷物をいれるコンテナくんの旅です。 コンテナくんは一人では動けませんから、 フォークリフトやトレーラー、ヤードトラクターの力で船に載せられました。 コンテナ船にはいろんな国からいろんな物を入れたコンテナでいっぱいです。 どこへ何を運ぶのでしょうか。一緒に長い旅が楽しめます。 (1260円) |
![]() 偕成社 |
「えんまのはいしゃ」 くすのきしげのり 作 二見正直 絵 地獄の入り口でえんまさまの前に座らされたほら吹きの歯医者。 生きてる時は将棋ばかりしていいかげんな治療をしていたことをせめられ、 なんとか地獄におくられまいと地獄の 鬼達の虫歯を治療することになった。 ほら吹き歯医者がした治療とは...。 鬼もえんまさまも、せっせと歯磨きをするようになります。(笑) (1260円) |
![]() あすなろ書房 |
「どうぶつがすき」 パトリック・マクドネル 作 なかがわちひろ 訳 アフリカに行って動物と暮らし本を書こうという10歳の頃の夢をかなえた 動物学者ジェーン・グドール博士の子どもの頃を描いた絵本です。 幼い頃の好奇心と観察欲。本からも知識を得るほどに夢は 膨らみます。 ジェーンは粘り強い観察によってチンパンジーが道具を作り、使う事を発見し、本を書きます。 夢 がかなったのです。 現在は国連平和大使として 環境保護の活動をしています。 (1575円) |
![]() 光村教育図書 |
「じゃがいも畑 」 カレン・ヘス 文 ウェンディ・ワトソン 絵 食べることにことかく毎日。 母さんが夜勤の夜、姉さんのメイベルに言われ、僕たち三人兄弟はケニーさんの畑にじゃがいもを盗みに行った。 でもじゃがいもと思った大半は石ころだった。 おまけに母さんはまったく喜ばない。 あやまりに行ったぼくらにケニーさんは...。 母さんを思う子ども達と母さんの愛を確認する子ども達。 母さんの料理はちっぽけなじゃがいもでも最高の味に。 (1575円) |
![]() 偕成社 |
「こん虫のことば」 岡島秀治 監修 “こん虫のふしぎ“シリーズ3巻目です。 こん虫もことばを持っています。それは人間とはちがうことばです。 においで話すアリやガのヤママユ。 ほたるは光で、セミのオスは鳴き声で メスを呼びます。 ミツバチのことばはダンスです。 おいしい蜜のありかを教えます。 こん虫もさまざまなことばを使って仲間と会話しているのですね。 このシリーズいいです!5巻まで続きます。 (1470円) |
![]() 岩崎書店 |
「ちいさな鳥の地球のたび」 藤原幸一 写真・文 すごい渡り鳥です!北極から南極までを往復するキョクアジサシ。 その走行距離は3万5千キロに及びます。 卵を産み、子育てをするために北極に帰ってきたキョクアジサシのキーア。 セイウチやトナカイ、シロクマなどが迎えてくれます。 やがて秋になり、ヒナたちも空を飛べるようになると、春を迎える南極に向かって飛び立ちます。 森が無くなり、ゴミが増えていく地球を眼下に見ながら…。 (1470円) |
![]() あすなろ書房 |
「印刷職人はなぜ訴えられたのか」 ゲイル・ジャロー 幸田敦子 訳 イギリスの植民地だった1730年代のアメリカ。 イギリスからニューヨークの総提督としてやってきたウィリアム・コスビーは 権力を 振りかざし私欲をこやそうとするとんでもない男だった。 コスビーに対抗しようとする政治家たちは新しい新聞を発行し、悪事を暴きたてていく。 結果としてその新聞の活字を組む印刷職人ピーター・ ゼンガーが訴えられて裁判が行われる。 当時の残された資料から史実に基づいて書かれた物語です。 その裁判をきっかけにやがて歴史はアメリカの独立へと進んで行きます。 訳者のあとがきがとてもいい。 今や報道はそういう闇の時代から明るすぎる時代へ。 だからこそ覚悟ある発信者でありたい。疑う受け手でありたいと。 (1365円) |
![]() 岩波書店 |
「父さんの手紙はぜんぶおぼえた」 タミ・シェム=トヴ 母袋夏生 訳 オランダ、ナチス占領下の時代、ユダヤ人の少女リーネケは 名前を変え、家族と離れて隠れ家を転々とする生活を余儀なくされます。 父でありながらヤープおじさんとして、 リーネケのところに絵入りの手紙が届けられます。 読めば破棄する約束の手紙が、かくまってくれていたコーリー医師により地中に埋め保存されていました。 娘を気遣いながらも楽しい絵とユーモラスな文章の手紙が本の中 に紹介されています。 これは実話でリーネケは70 歳を過ぎ、現在はイスラエルで暮らしています。 「アンネの日記」もそうでしたが、 命の危険をおかしてまでもユダヤ人に手をさしのべようとする人々 の存在に勇気づけられます。 (2205円) |