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★ジオジオからのメッセージ
           



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309 号

東北大震災から4カ月がたとうとしています。
地震や津波の跡地の映像に、そこに変わらぬ明日が来ることを信じていた暮らしがあったことへの残酷さをあらためて感じ入ります。
そしてまた、決して電力を原子力にたよることが安全ではなく、私たち国民の命をおびやかすものだったのだということも再認識させられる日々です。
これからの日本がどの方向に向かうのか、
暗中模索の中、確かなのはこの状況を受け入れて、その復興を担っていくのは子どもたちであり、孫たちの世代になるということです。
大きな負担をかけることになりました。
今、この時、政治を動かす人たちが、どう動いたのか、それを選んだ私たち大人が、どのように判断したのか、
子どもたち、孫たちの未来にさらなる不安や困難を残さないように、また、悲劇を繰り返すことのないよう、恥ずかしくない決断をしていかなくてはと心しています。

20年後、30年後、日本はどのような国になり、どのような暮らしを子どもたちがしているのか、
少しずつでも希望がもてる時代になっていきますように、いえ、しなくてはなりませんね。


岡田 淳さんの新刊です! 「カメレオンのレオン」つぎつぎとへんなことが最近、学校でおこります...。

「この本、おもしろくなかったらお金、返すわ〜。」
なんて冗談をいいながら、たくさんの子ども達に、岡田淳さんの本を買っていただいてきました。
ジオジオが開店したのは、人気の「二分間の冒険」が出た頃でした。
物語の おもしろさに魅かれ続け、新刊を楽しみにしてきました。

岡田淳さんの描く物語は、子どもたちの日常、学校など 身近な生活のすき間から、
不思議な世界に入ってしまう親しみのあるファンタジーが多く、
本をあまり好きでない 子どもたちにも、すんなりと受け入れられていくように思います。
岡田淳さんの本をきっかけに、本が好きになったという子どもたちも多くいます。
学校の先生たちにも好まれるというのは、小学校の美術の先生でもあった岡田淳さんの描く学校の様子に違和感がなく、
そして学校も、子どもたちも、見方をちょっと変えれば、こんなにおもしろがれる世界なのだという嬉しい発見があるのかもしれないと思ったりします。
ジオジオのいちおし!です。

「カメレオンのレオン」  さし絵も岡田淳さん  1050円

桜若葉小学校。
1年1組のマコトが授業中、トイレに行く途中、廊下をぺたぺたと後をついてくる気配が...。
ふりむくとそれはなんと、ペンギン!。
そのことから、実はこの学校で最近、次々とへんなことがおこっていることがわかってくる。
校長先生にそっくりな人間があらわれたり、
カラスノエンドウがジャングルのように育ったり、
そして次第にそれはエスカレートしていき、とうとう学校中、街中をまきこむことに...。
いったい誰の しわざ? 
学校ってミステリアスです。日常だって。でも愉快でしょ!こういうことがほんとにおこったら!


夏休み!感想文の宿題...頭が痛いですね。えっ!お母さんがですか!?(笑)
とっておきのというか毎年、言っているのですが、実は岡田淳さんの本、お勧めです。
長い夏休みなのに、遊び過ぎて本を読む時間がない...。とこんな時には、です。
「フングリコングリ」「ふしぎな時間割」
これ以外にも「雨やどりはすべり台の下で」 「リクエストは星のはなし」などは短編集です。
どれも楽しく心温まるお話ばかりです。
もちろん一冊全部を読んでほしいのですが、もう夏休みが終わる〜なんて時には
この中の お話を一つ読んで「この中で私は(僕は)このお話が一番好きです。」からはじめようね。
自分に似た子もきっと出てきます。
ね!書けそうでしょう!(笑) 先生、お願い、大目に見てくださ〜い!


上橋菜穂子さんファンの方へ!「守り人」シリーズが大好きな人に!

「「守り人」のすべて」  上橋菜穂子  945円

「精霊の守り人」から始まる“守り人“”旅人“シリーズ。
合わせて10巻の壮大なファンタジーは子ども達にも 大人の人にも大人気です。
主人公は児童書にはめずらしく30歳を過ぎようとしている女用心棒、バルサ。
そして 苦悩の人生をおくる皇子チャグムがからみます。
物語は完結し、番外編「流れ行く者」も出ましたが、新しく解説書がでました。
上橋菜穂子さんの心にあるバルサの世界にあらためて目を見はる思いです。
ストーリー、人物像、地図、食事、言葉などの解説。他の作品の紹介や、佐藤多佳子さんとの対談。
最後にタンダとバルサの書き下ろし短編も。


選書会、楽しかったです。

5月 6月と5校の小学校で選書会のお声をかけて いただきました。
楽しい時間をほんとにありがとうございました。
自分達で選んだ図書室の本、ゆっくりと楽しんでくださいね。
7月、また行きます。



 2011.7




ブックランド紙上で紹介した本をご希望の方は、配本に追加する、あるいは配本に入れる、 という形でご注文くだされば、翌月、翌々月にはお送りできます。
不明の点は、TEL、FAX、Eメールでお問い合わせください。またブッククラブ以外の方のご注文もお受けします。
注文


今月の新刊より                                                                       


アリス館


「ぴんぽーん」
山岡ひかる
こどもたちって玄関のチャイムが好きですねェ〜。
中川ひろたか さんの人気の絵本「ピンポーン」は誰が来たか な...バージョンでしたが、
こちらは、誰のお家 かな...とチャイムを鳴らします。
どっちが楽し いかな...。
どっちもわくわく...です。     
(1050円)
                     


サンマーク出版


「このおっぱいだあれ」
塚本やすし
世界中にはおっぱいがいっぱい!
森のなかにも海のなかにも、 おっぱいをのんでいる赤ちゃんがいます。
いろんなおっぱい。だれのおっぱいかわかるかな?
もちろんお父さんにもおかあさんにもおっぱい。
おかあさんのおっぱいは、みんな大好きですね!   
(1365円)                  


福音館書店


「ひとりぼっちのりんごのき」
三原佐知子 さく なかのひろたか え
りんご園ではたらくおじいさんとおばあさんの家のそばにちいさなりんごの木が一本ありました。
りんご園は大きなりんごの木が いっぱい。
みんなのところに行きたいとひとりぼっちのりんごの 木はいつも思っていました。
やがてりんごの木に白い花が咲き、みつばちがやってきます。
そして実がなり、だん だんと大きくなっていきます。
実を食べにきた からすにりんご園につれていってくれるようたの みますが、かないません。
りんごの実を落とした だけです。でも次の年の春には...。  。
(840円)


金の星社


「しげちゃん」
室井 滋 作 長谷川義史 絵
女優の室井 滋さんです。
一年生のしげちゃん、しげる という男の子みたいな名前のせいでいやなことばかり。
もっとかわいい名前だったらよかったのに...。
サユリちゃんと かモモコちゃんとか...。
お母さんに言うと、 しげる という名前にこめた思いを話してくれ た。
結局、両親がつけてくれた名前が一番!
(1365円)


偕成社


「山猫たんけん隊」
松岡達英 作
夏が来ます!こういう絵本を見ているとわくわくしてきます。
舞台は西表島。
東京の小学校の科学部の5人は野生の山猫に会いたいと、 無人島でキャンプをすることに。
海やジャングル、マングローブ、 自然いっぱいの中で冒険の一週間が始まります。
テントを張って、トイレを作って、食事のための 魚釣り。
南の島の生物の様子やキャンプのノウハ ウも描かれていて、楽しく、そして役立ちます。
(1260円)
         


こぐま社


「ひとりぼっちのかえる」
興 安 作 三木 卓 文
山の上にたったひとりですんでいるかえるに、
お日さまや雨、風、地面は「ひとりぼっちでさびしくないの?」とたずねます。
かえるは答えます。お父さんのようなお日さま、お母さんのような雨、友だちのような風、地面もお月さまも、みんな ぼくのそばにいてくれる。
豊かな自然の中で生き るかえるの喜びが詩的な文章で伝わってきます。
やがてかえるの歌声にこたえてくれる山のむこう からの歌声が…。
さらなる喜びが訪れます。
(1470円)


講談社


「おとうさんの手」
まはら三桃 作 長谷川義文 絵
わたしのおとうさんは目がみえません。
でも私が帰ってきたのも わかるし、
ハリ治療にきたのがうらのおばあちゃんだということもわかります。
おとうさんの指は、耳のように痛みを 聞くことができます。
空気の感じでお天気もわかり ます。
においや音でおとうさんの感じる世界がわた しにも伝わってきます。
そして家族のあたたかい 確かなつながりがこちらにも伝わります。
低学年より。
(1155円)



偕成社


「おばけやさん@これがおばけのしごとです」
おかべりか 作
まってましたのおかべりかさんです。
たもつは働く小学生。おばけやです。
役にたつおばけを貸し出しして仕事をしています。
どうやらお父さんとお母さんは別の町でおばけやさんをしているようで、
たもつは親がわりのうさぎとくらしていま す。
おるすばんからおつかい、びっくりするような 依頼が次々と入ります。
4こまマンガもたくさん 入って楽しい読み物です。 
(1050円)


福音館書店


「カエルの目だま」
日高敏隆 文 大野八生 絵
2年前に亡くなられた動物行動学者 日高敏隆さんが若い頃に書かれた文章が絵本になりました。
夏の池で、トノサマガエルが自分の りっぱで大きくてキラキラ光る目だまのじまんをしていると、
そこ にあらわれたのはトンボのギンヤンマ。
小さな目だまがたくさん 集まってなんでも見える複眼のじまんをはじめます。
でも、もっといいよ、ぼくの目は!とミズスマシ。
自分の目だまはただのデメだとすっかりしょげてし まったカエル。
でもみんなそれぞれ自分に合う目が あるんだよ...。じまんなんてつまんないね。    
(1365円)


旬報社


「月のかがく」
渡辺潤一 監修 えびなみつる 絵と文 中西昭雄 写真
夜空の中で、もっとも明るい天体、月。
見るたびに姿もちがいます。
やさしくて親しみのあるお月さまの不思議を科学的に、天文学的にわかりやすく解説しています。
月はどうやってできたの?どうして形が変わるの? 人類が月にしるした最初の一歩の写真。月の引力って?
今年は皆既月食があります。
親子で楽しんでください。
(1470円)                                            
                 



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