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★ジオジオからのメッセージ
           



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306 号

3月11日に東北、関東地方を襲った大地震、津波から半月が経とうとしています。
自然の脅威の前では、太刀打ちのできない人間の無力さにただただ呆然としてニュースに見入る毎日でしたが、
少しずつ被災の状況があきらかになるにつれて、その想像を超えた被害の大きさにあらためて驚き、
被災された 住民の人達の悲しみや絶望感を思うといたたまれない気持ちでいっぱいです。
何かお役に立ちたいと思いながらも、わずかなお金を募金箱に入れる位しか思いつくことはなく、
はがゆい思いを する毎日です。

こういう大災害の時を想定したマニュアルは、何らかの形で出来ているのでしょうけれど、
日本の国をあげての マニュアル、
たとえば、個人、企業のガソリンの規制、停電、節電(特例を除いてですが)。
使用電力がふえれば 電気代が高くなりその分、復興にまわすとか、
税金を被害の大きさに応じて、少し上乗せするとか...。
被災地域 以外は物資を一時、配給制にするとか。
素人の考えでは限界がありますが、こういう災害があった時に、即時に 日常の中で
少しでも痛み分けして協力できる制度があったらいいなあと思います。

私たちは地震の国に住んでいるのだということをまたもや思い知らされました。
そして私たちは何度もそういう 災害を乗り越えて歴史を作ってきた国民なのだと思います。
家族や暮らしを奪われた人たちの、これからを立て 直そうという意思が見えたとき、
人間の、日本人の力に感動し、こういう日本をいとおしく大切に思います。

一日もはやく復興への明るい道が開け、普通の暮らしが戻るよう祈らずにはいられません。 同時に、阪神大震災の後もそうでしたが、
私たち自身の暮らしを見直さなくてはいけないことを強く感じます。
今後は、もう原子力発電所のトラブルが想定外では済みません。
疑問を持ちながらとはいえ、原発の安全神話に よりかかって電気のある暮らしの恩恵に浸ってきました。
今回の原発が招いた状況はそういう私たち国民の責任 でもあります。

日本も、国民も“これから“”ここから“と思って、原子力の電気に頼らない、
命と暮らしを一番に 守る国、政治になっていってほしいと心から思います。

原発をストップした時、電気の消費量をどうしたらいいのかシュミレーションして下さい。
一日2時間停電します。
エアコンを使う期間と温度を限定します。
テレビの放映時間を規制します...等々。
OKです。もちろん!
放射能の危険におびえながら暮らす日常より、その方を選択させてください。


ご入園、ご入学、そして社会人としてのスタートの4月です。心からおめでとうございます。

「もこもこもこ」や「はらぺこあおむし」を楽しんでくれていたお子さまたちが、
保育園、幼稚園、そして 小学生、中学生、高校生へと...。
もう人生の方向を決めて進まれている若い人たちもいます。
いつのまにか「二分間の冒険」や「獣の奏者」「ゲド戦記」、
また清水真砂子さんや宮部みゆきさんの本なども お届けするようになって来ました。
そのご成長を本を通してジオジオも嬉しく見守らせていただいています。

驚いたり、嬉しかったり、腹が立ったり、寂しかったり、悲しかったり、
いろんな事、いろんな人との新しい 出会いが待っています。
いい事ばかりではありません。
いい人ばかりではありません。
でもけっこう新しい世界というのはわくわく冒険するような楽しみもあります。
大切な発見もあるはずです。見つけてください。

心のかたすみにジオジオからお届けした本の世界があって、何かの時に元気の素になってくれたらいいなあ〜
そういう願いをこめて、いつもエールを送っています。おめでとう!


〜〜〜〜  絵本からも元気をもらっています。 〜〜〜〜
      
「おとうさんのちず」
ユリ・シュルビッツ 作
さくまゆみこ 訳
1575円
戦争でなにもかも無くして、故郷を追われ命からがらたどりついた国。
食べるものも、おもちゃもなく、夏は とても暑く冬は寒い国での暮らし。
ある日、お父さんは市場にパンを買いに行き、帰った時に手にしていたのは 大きな世界地図だった。
お母さんは失望し、ぼくは怒った。
でも壁に貼った地図をながめているうちに、遠くの知らない国の砂漠の砂を感じたり、雪山で冷たい風を感じたり、果樹園で果物を食べたり、魔法の時間を過ごすことができた。
ぼくはお父さんを許した。お父さんは正しかったのだ。
「よあけ」などの絵本で知られるユリ・シュルビッツが子ども時代、ポーランドのワルシャワを追われ、ソ連のカザフスタンで暮らした時の物語。

         
「がたたんたん」
やすいすえこ 作
福田岩緒 絵
1050円
知らない人どうしが乗った電車の中。がたたんたん、がたたんたん。
突然、女の子の持ったバスケットから 猫が飛び出します。
一つ置いた座席の男の子があわててつかまえて女の子に...。
男の子の読んでいた本を渡してあげる隣に座っあげるお兄さん。
そこに急ブレーキ!!
いねむりしていたおばあさんの荷物が落ちて毛糸玉が...。
だんだんみんなの顔に表情が出てきます。
まだまだいろんな事がおこるのですが、心が通い合うにつれて色がなかった絵に色が生まれ、色がついてきます。
そして駅に着いた時には…。言葉はありませんが、 「いいなあ〜」と心暖かくなります。

 2011.4




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小峰書店


「あかちゃん たいそう」」
鈴木まもる 作
「みんなあかちゃんだった」の鈴木まもるさんのあかちゃん絵本。
すぐにこの絵本で遊べそうです。
あかちゃんたいそう、はじめー!
ねこさんと ほっぺとほっぺ すりすりすり。
ぞうさんと おはなとおはな くんくんくん。
せなかとせなか かゆ かゆ かゆやこちょ こちょ もあります。
特製の身長スケールポスターが付いています。
(987円)


評論社


「ねむくなんかないっ!」
ジョナサン・アレン さく
せなあいこ やく
おとなのまねをしてひとばんじゅうおきていたフクロウのフクちゃん。
ほんとはねむくてねむくてもうとろとろ。
それなのに「ねむくないっ!」とがんばっています。
でもおとうさんにだっこされて...。     
(1365円)            


絵本館


「妖怪横丁」
広瀬克也
「おとうふ、おねがいね」と買い物をたのまれ、でかけたのは 妖怪横丁。
たくさんのお店が並んでいます。
からかさおもちゃ店、こども服のはなこさん(トイレもあります。)
本のさとり堂 ロックロクビ楽器店 ひとつ目メガネ時計店などなど。
めざすは いったんもめん豆腐店。
たくさんの妖怪が出てくる、出てくる〜。
絵のすみずみまで楽しめます。
(1260円)


主婦の友社


「はるがきた」
ジーン・ジオン 文
マーガレット・ブロイ・グレアム 絵
こみやゆう 訳
もうすぐ春というのに、街はまだ灰色で、街の中に春は見あたり ません。
そこで人々は自分たちで街中に絵を描くことになりました。
たくさんの花の絵、丘や小川。家の壁やビル が明るい緑や黄色に変り、輝きはじめました。
ところがその夜、雨が降りはじめ、絵は...。
「どろんこハリー」のコンビによる絵本。    
(1365円)


岩崎書店


「とらはらパーティ」
シン・トングン 作・絵
ユン・ヘジョン 訳
韓国の絵本です。ほらあなだと思ったのは大きな虎の腹の中。
飲み込まれたしおうり、すみうり、かじやの3人は腹が減ってきたので
腹の中をくりぬいて、塩をかけ、炭で火をつけ肉を焼いて食べると、 そのおいしこと!
くりぬいては食べ、くりぬい ては食べ...。
とうとう虎は倒れ、うんこを プシュ! 3人も外へ。
韓国の北から南へまた がるダイナミックなお話。
絵も楽しい。
(1575円)
 


偕成社


「ねむれないふくろうオルガ」
ルイス・スロボドキン 
三原 泉 訳
ふくろうのこどもなら、もうとっくに眠っている時間だというのに オルガは眠れなくて困っています。
とうとう物知り のちょうろうさまに相談しましたが、だめでした。
しまりすやオポッサム、あおかけす...みんなが 教えてくれた方法を試してみましたが眠れません。
でも、とうとうつぐみが教えてくれた方法では...。

(1260円)


偕成社


「いっしょならもっといい」
ルイス・スロボドキン
木坂 涼 訳
ぼく、ひとりでも遊べるよ。
でもだれかと一緒なら もっとおもしろいことができて楽しくなるよ。
ブランコをこいでも、おみせやさんごっこをしても かけっこやボールあそびも...。
もっとたくさんならきっと!      
(1260円)



福音館


「しごとをとりかえたおやじさん」
ノルウエーの昔話   山越一夫 再話
山崎英介 画
むかし、あるところにそれはそれはきむずかしく、おこりっぽい おじさんがいました。
年がら年中、おかみさんのやり方が気に入らないと言ってはがなりたてていました。
そこでおかみさんは「私が牧草を刈りに行きますから、あんたは私のかわりにうちの仕事をしてくださいな。」と提案しました。
おやじさんは大喜びでそうすることにしましたが…。
結果は想像通りに。
おやじさん、これにこりておかみさんにやさしくなったかな。
(840円)
           


毎日新聞社


「しんぶんしであそんじゃおう!」」
いまいみさ 著
身近な新聞紙を使ってこんなにたくさんのおもちゃを作れるなんて驚きです。
作ったおもちゃで、けん玉、ボーリング、きんぎょす くいやフリスビー、野球などをしてみんなで遊べま す。
新聞紙って重ねるとけっこう強いんですよね。
刀にして遊ぶくらいしか思いつかなかったなあ。
作り方の説明もわかりやすく、ていねいです。 
(1365円)


あかね書房


「彼女のためにぼくができること」「Staying Fat for Sarah Byrnes」
クリス・クラッチャー
西田 登 訳
同じ作家の「ホエールトーク」も心に残る作品でしたが、この作品も。
太った体でからかいの対象だった僕に、いつもよりそってくれていたサラ・バーンズ。
彼女は幼い時の火傷で顔と手が醜い跡のままになっている。
二人は外見のコンプレックスだけではなく、権力にも負けない頭の良さと精神力、
そしてかたい友情で結ばれていた。
僕は彼女を失わないために、水泳部で泳ぎ続けながらも太った体型を保つために食べ続けた。
そのサラ・バーンズが突然心を閉ざし、言葉を発しなくなって入院した。
サラ・バーンズの心の中にあるものは何?火傷の真実とは?いったい彼女のた めに何ができるのか。
親、学校の先生、様々な大人 の価値観、子どもを見る目も多様だ。
それでも失望 には終わらない。
人生の真実を見極め、子どもに手 を貸すすてきな大人も登場する。
そうありたい...。   
(1575円)                               
                 



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