★ジオジオからのメッセージ
301 号
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平等であるはずの時の歩みが年齢とともに加速度がついているように思えること、 寒さに向います。みなさまもどうぞお元気でいてくださいますように。
さて、クリスマスが近づいてきます。
お役にたてましたら...と今年もクリスマスプレゼントやお年玉のリストを用意しました。
サンタさんからのプレゼントのそばに、お父さん、お母さん、またおじいちゃん、おばあちゃんからのプレゼントもぜひ!
ジオジオのクリスマスの定番の本の中から2冊 おすすめです。大人の方にも...
清水眞砂子さんのエッセイ 日常を散策するU 「不器用な日々」 1995円
我慢しない努力の大変さ、「授業が楽しかったらいじめなんておきませんよ」という学生のことば。
本の内容をうまく伝えられないもどかしさを感じながらですが、ぜひ!おすすめです。
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子どもの本の出版の姿勢がとても信頼でき、ジオジオにとってもなくてはならない出版社である理論社が10月に民事再生法を申請したというニュースは
驚きでした。なんとか再生していい本を出し続けてほしいと心から願っています。
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今月の新刊より
![]() BL出版 |
「スプーンくん」 a.k.ローゼンタール ぶん s.マグーン え いしづちひろ 訳 スプーンくん、この頃元気がありません。 ナイフくんやフォークくんのように、あまり役にたっていなくて、ぼくはだめなんじゃないか...と悩んでいます。 でも実はナイフくんやフォークくんもスプーンくんのことをうら やましいと思っていたのです。 ママに自分の幸 せを気づかせてもらったスプーンくんは...。 (1260円) |
こぐま社 |
「ねずみさんのおかいもの」 多田ヒロシ ねずみのきょうだいが、おかあさんにたのまれておかいものに でかけます。 かってくるものはおかあさんが、かみにかいてくれました。 くだものやさん、パンやさん、はなや さん、最後のおかいものはケーキやさん。 おかいものがちゃんとできました。 さあ、なんのパーティがはじまるのかな...。 (945円) |
![]() 文研出版 |
「ココロのヒカリ」 谷川俊太郎 文 元永定正 絵 人気の「もこもこもこ」のお二人による待望の絵本です。 「ココロのヒカリはいつうまれるの?」ではじまる心地よいリズムで詠う谷川さんの言葉。 その言葉を包み抱くような元永さんの豊かなイメージの表現。 おおらかでユーモラスでそして驚きがあります。 声に出して読んでいると、絵の世界に身をおいて漂っているような不思議な感覚です。 (1470円) |
![]() 講談社 |
「かげ」 スージー・リー 作 「なみ」に続いて、こちらも絵だけでイメージが豊かに伝わってくるとても 魅力のある作品です。 闇、光、そして影。 横開きのページの上半分は光の中の少女や物たち、下半分が影で出来た世界。 いつのまにか少女はその影の中に...。 思いもよらない世界が展開していきます。 最後の終わり方もとてもいいです。 文章がない絵本の見事なストーリーですが、最後にお母さんのことばが...。これもうまい! (1470円) |
![]() 徳間書店 |
「かしこいさかなはかんがえた」 クリス・ウォーメル 作・絵 吉上恭太 訳 何万年もの時が流れる進化論のお話ですが、絵本ならではの楽しさです。 むかしむかし、いっぴきのかしこいさかながいました。 なんだってできましたが、たったひとつ、陸の上に行くことだけはかないません。 そこで考えたのは...。 でもこのお話、このさかなのことだけでは終わらなかったのです。 (1575円) |
![]() あすなろ書房 |
「和菓子の絵本 和菓子っておいしい!」 平野恵理子 作 あんこやおもちが主な材料で、お饅頭、おせんべい、おだんごなど 日本で昔から食べられている和菓子。 四季折々の季節感を取り入れ、その地でとれる材料を大切に使い、 ていねいに作られる和菓子は日本人の心とも言えます。 材料や道具、作り方や歴史、行事で使われるお菓子、名物、など、 和菓子の知識がいっぱい。 食いしん坊とお菓子づくりが好きな人には楽しい知識絵本です。 (1260円) |
![]() 講談社 |
「音楽室の日曜日」 村上しい子 作 田中六大 絵 日曜日の音楽室、カスタネットやけんばんハーモニカなど楽器たちがあれやこれやと討論。(関西弁です。) 子ども達の合唱を聞いて、自分達も歌いたいとカスタネットが提案。 なにを歌うの、ばんそうピアノはだれが弾くのな ど話しているうちに、 写真から出たベートーベン も一緒に温泉に行くことに...とびっくりの展開。 (1260円) |
![]() 講談社 |
「パパの電話を待ちながら」 *新刊ではありませんが... ジャンニ・ロザーリ 作 内田洋子 驚き、楽しさ、おもしろさいっぱいの短編集。 旅の多いセールスマンのビアンキさんは毎晩電話で娘にお話を聞かせ る約束をします。 とんがりのない国の話。 腕や足を忘れるうっかりものの男の子の話など。 読み終わるとなんだかいつもの毎日が違った世界に感じられるから不思議。 絵本「キンコンカンせんそう」の話も! (1470円) |
![]() 文研出版 |
「11をさがして」 パトリシア・ライリー・ギフ 作 岡本さゆり 訳 佐竹美保 絵 屋根裏部屋で見つけた古い新聞記事でサムは幼い自分が行方不明になった事を知り、 今一緒に暮らす家具職人のマックは実の祖父ではないのでは、という疑いを持つ。 しかし読み書きがうまくできないという学習障害を持つサムは、 それ以上詳しい情報がわからない。 転校を繰り返すキャロラインを味方にして、 記憶に残る情景をたよりに真相を知ろうとする。 サムをとりまく人たちが温かい。 またキャロラインとの関係もとてもいい。 (1470円) |
![]() 理論社 |
「まつりちゃん」 岩瀬成子 いつも一人でいる女の子まつりちゃん。なぜかほっておけない。 ちょっと気持ちが落ち込んだ少年や老夫婦など。 まつりちゃんに、かかわった人たちの心に不思議に暖かく優しい奇跡がおこります。 岩瀬成子さんが今まで描いてきた少女とは、またちがった魅力と安らぎを感じます。 夜、真っ暗な家で一人過しているまつりちゃんの謎が現実として、少しずつ見えてきますが、でも不幸を感じません。 むしろ希望と幸せを感じさせます。 ん?!まつりちゃんに こちらもはまってしまったかな。 (1470円) |