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★ジオジオからのメッセージ
           



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292 号

2月です。まだまだ寒い日が続きますが、これからは春の予感を感じながらの日々 になります。
少々こたえる寒さも 春がそこまで...という思いで乗り切れます。
三寒四温、昔の人が残してくれた言葉って力がありますね。


4年前の2月、詩人の茨木のり子さんがお亡くなりになりました。

「自分の感受性くらい」「倚りかからず」などの 詩で、この方の潔さにふれ、あらためて自分の生き方を見つめなおされた方も少なくないと思います。
私もそうです。
古い価値観の時代、そして戦争、そんな中を生き抜いてきたからこその詩です。
甘えないで、自分を見失なわないで、もっと自分を解放して自由に生きたら...という茨木のり子さんの言葉を日々の暮らしの中で大切にしていきたいと思っています。

おすすめの詩集 「おんなのことば」「「おんなひとり頬杖ついて」  各1313円  ポケットサイズです。


また詩集ではないのですが、茨木のり子さんの詩の評論集「詩のこころを読む」(819円)という本があります。
この本を読んだ時には、すぐれた詩にふれるという事はどういうことなのかをあらためて教えてもらった ような興奮を覚えました。
豊かで深い詩への入門書です。詩集とともにおすすめしたい一冊です。


「秘密のケンミンショー」というテレビ番組があります。毎週 楽しんで見ています。
島国でせまい日本ではありますが、それぞれの県の県民性にいつも楽しく驚かされます。
食べ物、言葉、習慣、なんの疑問も持たずに暮らしになじんでいたものが、他県にないものだったり、
他県の人から見て理解できない不思議なことだったり、
中央から伝わるものではなく、その土地柄から生まれた文化って 頼もしいなあと思います。
思わず一度食べてみたいなど思ってしまいます。

そこで、オススメの絵本です。どちらも長谷川義史さん
声にだして読んで(歌って)見てください。

「大阪うまいもんのうた」 1365円 
(この歌はほんとうにあって大阪の子どもたちはよく歌っているようです。)
うまいもんがいっぱいある大阪。最後にぼけとつっこみまで入っているのです。
大阪在住の長谷川義文さん。カバーには  わしがかかずにだれがかく

「だじゃれ日本一周」 1365円
 (すべってころんで大分県 こののりです。)
47都道府県のだじゃれです。もうほんまに笑います。県の特産品もでてきます。
きたはほっかいろ みなみはチャーシュー おっきいわまで 地図もついてるよ!  



新刊のお知らせです。    配本をご希望の方はお知らせ下さい。

■ 理論社大長編復刻版 2月にでます。 全7冊 ジオジオが開店した頃、いつも店頭にならべていた本です。
  「さらばおやじどの」上野 瞭 作 田島征三 絵 3990円
  「ピラミッド帽子よさようなら」 乙骨淑子 作 長谷川集平 絵  2940円
  「昔、そこに森があった」 飯野好彦 作 太田大八 絵  3780円     他。 嬉しい復刊です。
■ 白孤魔記シリーズ 新刊「天草の霧」 斉藤 洋 作 高畠 純 絵 1575円 2月中旬にでます。
■ 「NEWスパイダーウィック家の謎 」「1巻 妖精図鑑ふたたび」 「2巻 ジャイアント襲来」 出ています。


月刊誌について
3月の配本時からお届けしている月刊誌が新しい年度になります。
新たにお申し込みされる方、ストップされる方、また他の月刊誌に変更される方はご連絡ください。
ご連絡の無い場合は4月号からも従来どおりお届けいたします。


 2010.2




ブックランド紙上で紹介した本をご希望の方は、配本に追加する、あるいは配本に入れる、 という形でご注文くだされば、翌月、翌々月にはお送りできます。
不明の点は、TEL、FAX、Eメールでお問い合わせください。またブッククラブ以外の方のご注文もお受けします。
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今月の新刊より

                         


福音館書店

「おつきさまこっちむいて」
片山冷子 ぶん
片山 健 え
片山健さんの絵がいいです!
いろんな形のお月さま。
「こっちむいて」とはなしかけます。
「おなかすいてるの?」「なんであとをついてくるの?」「アイスクリームみたい」
「あっこっちむいてるよ」
(840円)
   


ひさかたチャイルド

「あぶくたったにえたった」
さいとうしのぶ 構成・絵
楽しいわらべうたが絵本になりました。
「♪あぶくたった にえたった にえたかどうだかたべてみよ♪」
ねずみさんかぞくがおしるこをつくっています。
まだか まだかと...。
楽譜付き。
(945円)
      


光村教育図書


「コドリーロのおやつ」
ロベルト・アリアーガ 文
ちばみなこ 絵
宇野和美 訳
おなかがすいたわにのコドリーノ。
ママはあかちゃんが入っているたまごにつきっきり。
自分でおやつをさがしにいくことになりました。
うま、ぞう、おさるが食べているものはどれもおいしくありません。
スペインの作家によるお話。
ちばみなこさんの絵でコドリーノが生き生きと描かれています。
(1470円)


福音館書店

「しょうと の おにたいじ」
稲田和子 再話
川端健生 画
大切なたまごをおじぞうさんにたのんで働きに出た“しょうと”(ことり)。
おじぞうさんは鬼にだまされ、たまごはみんな食べられてしまいます。
嘆き悲しむしょうとに、「小さい ものは知恵をつかわにゃ〜」と
どんぐりにはげま され かに、はち、うし、餅つきうすと一緒に鬼の やかたにあだうちに向います。
広島弁昔話。
  (840円)


平凡社

「あの路」
山本けんぞう 文
いせひでこ 絵
母を亡くし一人ぼっちになった少年と”路”に住みついた三本足の犬の出会い。
孤独な少年の魂をすべて受け入れた三本足。
少年の心は三本足にのみ開かれていく。
やがて別れの時が..。
伊勢英子 さんの絵からは悲しいほどに澄み切った 少年と犬の気持ちが伝わります。
山本賢蔵さんは詩人でジャーナリスト。
自死した弟に語りかける中で出来た作品。    
(1575円)


福音館書店

「うっかりもののまほうつかい」
エヴゲーニイ・シュワルツ 作
アリガー・ヤクトーヴィチ 絵
松谷さやか 訳
学者で魔法使い、そして機械作りの名人でもあるイワン・イワン ―ノヴィチ。
りっぱな人でしたが、たいへんなうっかりもの。
一番の発明のイヌ型ロボット、ロボくんにいつも助けられます。
ある日、少年に頼まれて馬を猫に変えましたが、元に戻す魔法のレンズはこわれたまま...。
1945年に出たロシアのゆかいな作品。
(1365円)


徳間書店

「ブルンディバール」
トニー・クシュナ 再話
モーリス・センダック 絵
さくまゆみこ 訳
チェコのオペラ「ブルンディバール」はチェコにあったナチスの強制収容所で
子どもたちによって55回も上演されました。
子ども達が力を合わせて悪ブルンディバールとたたかうこのオペラを
センダックが舞台を想定した絵本にしました。
みんなの力で病気のお母さんのミルクを手に 入れた兄妹。
しかし最後のページのブルンディ バールからの手紙は何を意味するのか...。
(2100円)            


理論社

「ひとりたりない」
今村葦子 作
堀川理万子 絵
堀川理万子 絵
サッカーボールを追いかけた弟 周斗を助けて
おねえちゃんは車の事故で亡くなってしまった。
それ以来家族は口をきかなくなり、
両親はお酒を飲みケンカをするようになった。
指を吸い、おねしょをしてあかちゃんのようになったしまった小学2年生の周斗。
とうとう私はおばあちゃんにSOSの電話をかけた。
生と死をいやがおうでも見つめなくてはならなくなった琴乃。
せっせとおいしい料理を作りながら家族の再生を試みるおばあちゃん。
ひとりたりない事実は変らないけれど、再び家族は生きはじめる。
(1365円)    


小峰書店

「―宮廷道化師―ミムス」
リリ・タール 作
木本 栄 訳
敵国のわなに落ち、とらわれの身となった王子フローリン。
生き延びる道は一つ。
宮廷道化師ミムスの弟子となり、敵国の王につかえることだった。
道化師としての屈辱の日々が続く。
師匠ミムスが謎をもって描かれる。
笑いの中で王にさえ毒舌を吐く。
はたして善なのか悪なのか、フローリンにとって敵なのか味方なのか、
本性がわからないまま共に過ごすうちに軽蔑し、憎んでいたミムスへの気持ちが変わりはじめる。
おすすめの異色ファンタジー。
(2520円)


理論社

「ジャスト イン ケース 終わりのはじまりできみを想う」
メグ・ローゾフ 作
堀川志野舞 訳
15歳のデイビッド・ケースは幼い弟チャーリーが窓から落下しそうになった事の恐怖から、
いつかくる破滅の運命から身を守るためにまったく違う自分になろうとする。
外見を変え、名前をジャスティン・ケース(just in case)と変え、
空想の中で、いつも犬と一緒にいるようになる。
愛と救いを求めながらもやがて自分を追い詰めて絶望にむかうジャスティン。
少年が大人になっていく通過儀礼か...。
1才の弟が兄を気遣い、導く。
(1365円)          



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