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★ジオジオからのメッセージ
           



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277 号

もう11月です。
クリスマス、お正月の話題になってしまいます。ジオジオもクリスマス、お正月の本選びとプレゼントのご案内でバタバタとあわただしい日々です。

さて、クリスマス、サンタクロースの絵本は、数も多く、長く読み継がれた名作も少なくありません。
加えて、毎年新刊が何点か出版されるので、リストにするのがとても難しいジャンルです。

その中でもジオジオがブッククラブの配本に必ず入れているのが
「サンタクロースと小人たち」(マウリ・クンナス作)です。



フィンランドでは小人たちがサンタクロースの配るプレゼントの手伝いをするという伝説があるそうです。
その伝説に基づいて、ユーモラスで温もりのあるタッチのイラストで
サンタクロースと小人たちの1年間を描いた大型絵本です。
1年を通して楽しめる絵本です。
イラストも文章も豊富で幅広い年齢層に支持されています。





そして、今年マウリ・クンナスの新刊が出ました。

「わすれられないクリスマス」

動物たちの住む村タッスラもクリスマスが近づくと皆プレゼントを心待ちにしています。
ところがオンニはそれほど楽しそうではありません。
オンニのお父さんは運送会社の社長でお金持ち。
ふだんからオンニが求めていないのに何でも買い与えています。
クリスマス・イブの夜、オンニのお父さんはトラック2台分のプレゼントを用意しました。
その夜1台分は外に置いたままにしていると、ぐっすりメーメさん(寝ぼけぐせのあるヤギさん)が町の子どもたちにプレゼントを配ってしまい、あげくにトラックを廃材の山につっこんでオンニの家の前に戻しました。
次の朝、プレゼント山積みのはずが木材山積みに。
オンニのお父さんは驚きましたがオンニは目を輝かせて...。
子どもたちが本当に欲しがっているものは何だろうと、大人たちが考えるべきことを子どもの目線でユーモラスに描いた絵本です。(5、6才〜小学校2、3年位まで 1,890円)


この2冊は、いずれも稲垣美晴さんが訳しています。
後者は稲垣さんが主催する出版社から出たので(これが2冊目の本)なかなか入手しにくいと思われます。
今年はブッククラブの配本に加えておりませんが、ぜひ追加の注文をお待ちしています。

クリスマスとくれば次はお正月。
1年の始まりの行事として華やかな、賑やかな中にも静かに迎えるというのがお正月ですが、
最近ジオジオが注目している作家の1人にかがくいひろしさんがいます。


このかがくいさんの作品に、かがみもち(鏡餅)を主人公にした、「おもちのきもち」という絵本があります。
食べられてはかなわんと鏡餅は、すたこらと逃げ出しますが、おなかがすいて、自分の体を食べ始めます。
どんどん食べてとんでもない形に...。 (1,575円)

何ともおかしな絵本ですが、これがかがくいさんのデビュー作で、以降、次々とおもしろい作品を発表しています。






「もくもくやかん」(1,575円)の主人公は、
やかん、ポット、じょうろ、きゅうす。干からびた大地に雨を降らすために奮闘します。

「ふしぎなでまえ」(1,575円)では、
ものぐさな、さつまさん(さつまいも)とじゃがさん(じゃがいも)の夫婦が料理がめんどうだと、ラーメンとカレーの出前をたのむと、やってきたのは空のうつわ。ラーメン、カレーを食べさせろといいます。


「だるまさんが」「だるまさんの」では、だるまさんがころぶのではなく、意外な展開になります。(各893円)


11月の配本には、クリスマスプレゼントやお正月のお年玉のご参考になればとカルタやカレンダー、すごろく、またおすすめのしかけ絵本、図鑑などのリストを同封しています。
早めのお申し込み、ご予約をお願いいたします。
また、このリストをご希望の方はお送りしますので、メール、FAXなどでお届け先のご住所、お名前をお知らせ下さい。


 えぐさもとはる   2008.11




ブックランド紙上で紹介した本をご希望の方は、配本に追加する、あるいは配本に入れる、 という形でご注文くだされば、翌月、翌々月にはお送りできます。
不明の点は、TEL、FAX、Eメールでお問い合わせください。またブッククラブ以外の方のご注文もお受けします。
注文


今月の新刊より



福音館書店

「クリスマスのふしぎなはこ」
長谷川摂子 ぶん
斉藤俊行 え
男の子が縁の下で見つけた箱。
そっとのぞくと、サンタの眠っている姿が見えた。
次にのぞいてみたらプレゼントの準備をしているサンタ。
クリスマスを、サンタを待ち望む男の子のドキドキ、ワクワクを描いた幼児絵本。
(2,3才〜 780円)
「てのひらむかしばなし」 第2集 刊行開始 長谷川摂子 文
「いっすんぼうし」「三まいのおふだ」「はなたれこぞうさま」「はなさかじい」「ねずみじょうど」(既刊) 続いて全10冊が刊行されます。
(各798円)

てのひらむかしばなし 第1集(既刊) ●「ももたろう」●「かちかちやま」●「したきりすずめ」●「うろこだま」●「へっこきあねさ」
●「やまんばとがら」 ●「つるのおんがえし」●「さばうりどん」●「十二支のはじまり」●「だんだんのみ」
岩波書店


ほるぷ出版

声に出すことばえほんシリーズ
「サーカス」
斉藤 孝 編
中原中也の詩を題材に、「ほねほねさん」シリーズでおなじみの、にしむらあつこさんがイラストを加えました。
空中ブランコがゆれる様子を表現した「ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん」が、
不思議な、しかし、これ以外に表現できないサーカスの世界を感じさせてくれます。
(4,5才〜 1,260円)


教育画劇

「チョコレータひめ」
もとしたいずみ 文 
樋上公美子 絵
お菓子の大好きなチョコレータひめ。
お城には珍しいお菓子を作る菓子職人を呼び集めていた。
ある日、手にふれるものは何でもお菓子に変わるという魔法のチョコレートボンボンを口にした。
姫は大満足だが、王様はじめ城の者は大弱り。ところが、姫の大切な話し相手である菓子職人のカカオまでチョコレートに変えてしまった。
すべてのものを金に変える王様の昔話がありますが、そのお菓子版。独特のタッチのイラストが”大人”の雰囲気をかもし出す不思議な絵本です。
(1,155円)


アリス館

ゆかいなさんにんきょうだい
「きえたおかしのまき」
たかどのほうこ 作
たろう、じろう、さぶろうの三人兄弟のお話、第1巻。
たろうはおつかいに行って、もらったお菓子を他の二人にやるものかと、タンスにかくした。
ところがこっそり見ていた二人はつまみぐい。
のつもりが、お菓子はすっかりなくなってしまった。
兄弟げんかが始まろうとしたとき...。
3兄弟のお話、全3巻の予定。
(997円)


偕成社

「フングリコングリ」
岡田淳 作・絵
岡田淳さんの最新刊。
図工室をたずねてきた不思議なお客たちに聞かせた6つのお話。
一つ一つのお話に岡田淳さんのファンタジーワールドがつまっています。
岡田淳さんの初期の作品に『放課後の時間割』という本があります。学校ネズミが語る不思議なお話を集めた本です。
「フングリコングリ」と対になる作品と言えるのではないかと思います。合わせてお読み下さい。
(小学中学年〜 1,050円)


あすなろ書房

「ラッキー・トリンブルのサバイナルな毎日」
スーザン・パトロン 作
片岡しのぶ 訳
ラッキーは10才の女の子。
母を亡くし、父はフランス人のブリジッドにラッキーの後見人を押しつけた。
ブルジッドがフランスに帰ったら...。
しかし、ラッキーは自分の人生は自分で切り開こうとする。「大いなる力」を信じて。
(小学高学年〜 1,470円)


岩波書店

「ムーンレディの記憶」
E・L・カニグズバーグ 作
金原瑞人 訳
モディリアーニのヌード画”ムーンレディ”。
この1枚の絵とそれに関わった人々の歴史と記憶がよみがえる。
ナチス時代の闇を描いたカニグズバーグの最新作。
(中学生〜 1,995円)


あすなろ書房

「恐竜辞典」
デビッド・ノーマン/アンジェラ・ミルナー 著
日本語版監修 伊藤恵夫 
最新の研究をもとに描かれた恐竜の世界。恐竜大好きKIDSにオススメです。子どもに負けたくない大人にもオススメです。 (2,625円)



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