★ジオジオからのメッセージ
273 号
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7月といえば、もうすぐ夏休みですね。楽しみにしている子どもたちに比べて、親たちはそれほどでもないようですが、(笑) せっかくの機会ですから子どもたちとともにいい思い出を作ってください。
「西の魔女が死んだ」が映画化され、7月上旬に全国で封切られました。 オヤジはいっこさんとともに早速観てきました。
中学に入学した少女まいは、1ヶ月もたたないうちにクラスで孤立し、
「魔女修業」とは言っても、毎日の生活をきちんと行うことです。
祖母(祖父)と孫、あるいは、老人と子ども、という関係がポイントになると思います。
「西の魔女が死んだ」のおばあちゃんとまいも、適度なすきまをあけて噛み合う、言い換えると距離のとり方が絶妙なのだと思います。
絵本や児童文学の中でも、祖父・祖母と孫、老人と子どもを主人公にした優れた作品が見られますが、
湯本香樹実さんの「夏の庭」「ポプラの秋」などもジオジオがおすすめしている本です。
「西の魔女が死んだ」(梨木香歩・作 420円)「ポプラの秋」(湯本香樹実・作 420円)「夏の庭」(湯本香樹実・作 420円)
「西の魔女が死んだ」も含めて、これらの作品は老人を描く関係上、死の問題を避けることができません。
「西の魔女が死んだ」のラストシーン(原作でも映画でも)で祖母の魂がまいの中で生き続けていくのをまいも読者も確信する場面があります。
前号で「しずかに!ここはどうぶつのとしょかんです」というドン・フリーマンの絵本を紹介しました。
富山県でニホンカモシカが図書館に入ってきた、しかも正面の入り口から...という新聞記事に笑ってしまいました。
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今月の新刊より
![]() 福音館書店 |
あかちゃんの絵本シリーズ 「わんわん にゃーにゃー」 長 新太 さく・え 和田 誠 しあげ 「わんわん」「にゃーにゃー」犬と猫が出合いました。 あれれ?猫は犬の口の中へ。 「わふん」「わふん」「にゃご にゃご」 おやおや、猫は犬の鼻の穴から出てきました。そして、お別れ。 「わんわん」「にゃーにゃー」「さようなら」 ●長 新太ワールドとしか言いようがありません。 (840円) |
![]() 福音館書店 |
あかちゃんの絵本シリーズ 「プアー」 長 新太 さく・え 和田 誠 しあげ 「プアー」の音とともに、 犬のしっぽ、耳、会、鼻、前足、後ろ足、体、大きくふくらんで巨大な犬になりました。 最後のページで「スー」 「もとにもどったよ」「ワン」 ★長 新太さんのナンセンスを言葉で説明するのは不可能です。読んでみてください。 (840円) ●「わんわん にゃーにゃー」「プアー」の2冊は長さんが亡くなる数ヶ月前に描いたラフスケッチを、和田誠さんが色をつけてしあげました。 |
![]() 福音館書店 |
「たたんでむすんでぬのあそび」 平野恵理子 さく たった一枚の布。でも実用から遊びまでいろいろなものに変身します。 ハンカチでバナナがつくれるよ。 ふろしきはまわしになるぞ。 シーツやバスタオルは多人数でいろいろな遊びができる。 自分でも工夫してみようね。 (880円) |
![]() 教育画劇 |
「きちょうめんななまけもの」
ねじめ正一 作 村上康成 絵 動物園のなまけものは一日中 木にへばりついているだけ...と思ったらおおまちがい。 あれは見物人の期待に応えるだけのポーズ。 ほんとうはね...。 あっと驚くなまけもののほんとうの姿を描いた詩の絵本。 (1,050円) |
![]() 福音館書店 |
「どうするどうするあなのなか」
木村 祐一 作 高畠 純 絵 逃げる三匹のネズミ、それを追う二匹のヤマネコ。 しかし五匹は深い穴に落ちた。 食べたい、食べられたくない、でも穴から出たい、 さまざまな思惑がからんでの五匹の脱出作戦は...? タテ長の画面で構成された穴の中の表現方法がおもしろい。 ところで、思わぬ方法で脱出できるのですが、その後五匹はどうなったと思います? (1,365円) |
![]() 評論社 |
「コンビニエンスドロンパ」 富安 陽子 文 つちだ のぶこ 絵 おとわやまのイロハもみじの木の下にコンビニ「ドロンパ」オープン。 オーナーはきつねだんな。 店長はのっぺらぼう。 店員はがいこつ。 さいしょのお客はおきくさん。次にカッパ、ろくろっ首とお化けたちで大にぎわいのおかしなコンビニ・ドロンパ。 あなたもきませんか? 富安陽子さんとつちだのぶこさん、最強コンビによるこの夏一番のオバケ絵本。 (1,365円) |
![]() フレーベル館 |
「やかましい!」 アン・マクガバン 文 シムズ・タバック 絵 木坂涼 訳 むかし、あるところにおじいさんがいました。 ある日、ベッドのきーきーいう音や風のひゅんひゅんいう音、やかんのしゅーという音が うるさくて眠れないと博士のところへ相談に。 ところが博士のいうとおり、牛、にわとり、羊をかってもやかましくなるばかり...。 次々に言葉を重ねていくストーリー展開がとてもおもしろい絵本です。 (1,470円) |
![]() くもん出版 |
「巨大昆虫探検図鑑」 山口 進 写真 文 世界の巨大昆虫を実物大の大きさでのせた写真図鑑。 写真はニューギニアのオバケトビナナフシ。 30センチ近くあります。 とにかく巨大な昆虫たちは驚きの連続です。 (1,680円) |