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★ジオジオからのメッセージ
           



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269 号

昨年が少なすぎたのかもしれませんが、今年は雪が多いような気がします。
週二回行っている西はりま特別支援学校はたつの市の北部の山の中にあります。
昨年は降雪、積雪ほとんどなく、聞かされていた話と違うと思っていたら、今年はえらいことです。
凍結が原因と思われるスリップ事故も何件か見かけたし、吹雪の中を車で走ったこともありました。 雪の多い地方から見たら「かわいいもの」かもしれませんが、雪に不慣れな人間には怖いものです。

さて、3月といえば、入学試験に卒業の季節。
団塊世代のオヤジの頃は「推薦入学」という制度が高校も大学もなかったように思います。
最近は早く入学が決まることもあって、年末、1月に合格の知らせを聞くことも多くなりました。
これから入試を受ける方は、最後のひとがんばり、応援しています。
また卒園、卒業、あるいは学年が終了する方々、おめでとうございます。区切りではあっても終わりではありません。
新たな世界への助走を始めて下さい。期待しています。

オヤジは子どもの頃、天文少年でした。
旧ソ連が犬や人間を乗せた人工衛星を打ち上げた頃です。
人類が月へ行くということは、まだ夢物語で、科学的な内容の本にも、まことしやかに、
「火星には運河があり、タコのような火星人がいるかもしれない」と書いてありました。
でも、このような本でもオヤジは宇宙にあこがれ、天文学者を夢見ていました。
きっと今の子どもたちも一冊の本から宇宙にあこがれ、天文学者になりたい、宇宙飛行士になりたいという夢や希望を持つだろうと思います。

さて、ここにご紹介するのは、アインシュタイン以来と言われ、
最先端の理論物理学を使って、宇宙の解明の先頭に立つスティーヴン・ホーキング博士と、
その娘で、作家・ジャーナリストであるルーシー・ホーキングさんの共著、


「宇宙への秘密の鍵」
(ルーシー・ホーキング スティーブン・ホーキング 作 さくまゆみこ訳 1,995円 小学校高学年〜)
岩崎書店

ホーキング博士の本といっても、お堅い本ではなく、土台はスペースファンタジーといえるでしょう。

●ジョージの両親はナチュラリスト(自然派)という生活を選び、多くの人々と違った生活をしている。
そのためにジョージはいじめられていた。
ある日、隣の空き家に越してきた一家と知り合う。
父親のエリックは科学者で、彼のコンピューター(名前はコスモス)は宇宙のどこへでも瞬時に行ける出入り口を作ることが出来るという。
エリックの娘、アニーと共にジョージは彗星に乗って宇宙を飛び回るという体験もした。
ここにからんでくるのがグレアム・リーパー。
かつて、エリックと共に科学を学んでいたが、成果を独り占めしようとする邪な心の持ち主で、エリックとは離れていった。
今はジョージの学校の教師で、エリックのコスモスのことを耳にしたリーパーは自分のものにしようと策略をめぐらす。

●ジョージやアニーを主人公とした冒険とロマンの物語であると同時に、地球や人類の未来を考える大人たち(ナチュラリストと科学者)を描くサイドストーリーも目を離せません。

●地上と宇宙を各々背景にしたストーリー展開と随所に見られる写真や図版を使った宇宙の解説ページで、ストーリーと科学的興味の両方を楽しませてくれます。

この本は毎年1巻ずつ、全3巻となる予定だそうです。次が1年先というのは...。



「ライラの冒険」−黄金の羅針盤−
(フィリップ ・プルマン 作 大久保 寛 訳)

新潮社 2,520円 文庫 上下各620円

早速封切りの日に映画を見てきました。
次々に姿を変える動物たち、ライラと共に行動する巨大なシロクマ。
何が本物で、何がCGかよくわかりません。
ナルニア国の第2弾も近く上映されるようだし、ライラもきっと続編が作られるでしょう。
他のファンタジー作品も実写版で次々に作られるかもしれません。
ライラは見て損はない映画でした。





ジオジオの裏手にある教室で小さな学習塾を開いています。
小4から中3までごく少人数のクラスですが、意欲的に取り組む気持ちのある生徒を募集しています。
授業見学もできますので、お問い合わせ下さい。
教えているのはジオジオのオヤジです。


 えぐさもとはる   2008.3




ブックランド紙上で紹介した本をご希望の方は、配本に追加する、あるいは配本に入れる、 という形でご注文くだされば、翌月、翌々月にはお送りできます。
不明の点は、TEL、FAX、Eメールでお問い合わせください。またブッククラブ以外の方のご注文もお受けします。注文


今月の新刊より



福音館書店

「おちゃをのみにきてください」
やぎゅうげんいちろう さく
「おちゃをのみにきてください」と、男の子がいいます。
「はい、こんにちは」と、カエルがやってきて、一緒に遊び、
「いろいろおせわになりました」 「はい さようなら」と別れます。
カエルに続いてタコ、変なおじさん、恐竜も登場。
わらべうたを題材に、柳生弦一郎さんがシンプルでカラフルなイラストを加えて楽しい絵本ができました。
登場人物だけでなく、男の子の変化にも注目して下さい。
(2才〜 780円)


福音館書店

「くまとりすのおやつ」
きしだえりこ 文
ほりうちせいいち・もみこ 絵
いっぱいなった木いちごをくまとりすが見つけました。
「きいちご ぽちん ぽちん  なってるか なってるよ すっぱいか あまいだろ」
岸田衿子さんのリズミカルな文章と、堀内誠一さんのちぎり絵によるイラストが
2匹の楽しそうな様子を 見事に表現しています。
(2才〜 780円)


福音館書店

「まゆとりゅう」
富安陽子 文
降矢なな 絵
せいたかのっぽのやまんばと、 その娘まゆの済む雪深い山奥にも春がやってくる。
山の雪がとけはじめると、やまんばかあさんは春を連れてくるおきゃくさまを迎える準備をはじめた。
まゆもちょっとおめかしをして、山の頂へ。
そこに現れたのは雪をとかす雨を降らせる巨大なりゅう。
春が来るよろこびを大迫力のりゅうと共に味わって下さい。
(3,4才〜 840円)
※前作「まゆとおに」では鬼もかなわないげんきいっぱいのまゆでしたが、今回はおめかしした愛らしいまゆも 描かれています。


福音館書店

「まえむき よこむき うしろむき」
井上洋介 作
ゾウ、カエル、イモムシ、フクロウ、電車、自転車、時計、クロール泳ぎ...。
見る方向が変わると意外な姿が見えてくる。井上洋介さん独特のイラストと文章を楽しんで下さい。
さて、カエルのうしろむきって想像できますか。
大迫力の見開きページになっています。
(2,3才〜 840円)


福音館書店

谷川俊太郎さんの科学絵本3冊。

「こっぷ」
谷川俊太郎 文
今村昌昭 写真 
日下 弘 AD
ガラスのコップが見方を変えるといろんなものに見えてくる。
水を入れる、虹もつくれる、歌もうたうし、われる。
1つのコップから世界が広がる写真絵本。
1972年初版。久々の復刊。
(4才〜 各880円)



福音館書店

「とき」
谷川俊太郎 文
太田大八 え
時間を決して後戻りできない流れととらえて、
地球誕生から今までを子どもたちの身近な生活の場面を軸に、
見えない「とき」を描きます。
1973年初版。
(4才〜 各880円)


福音館書店

「きもち」
谷川俊太郎 文
長 新太 え
子どもたちが日常生活の中で体験する場面での気持ちを考える。
気持ちを表す言葉は使わず、自分の気持ち、相手の気持ちを考え、想像する絵本。
(4才〜 各880円)

※詩人、写真家、画家ががっぷり四つに組んだ科学絵本というジャンルを超えた絵本です。
絶対オススメです。



リーブル

「1ちゃんいちにち へんてこかぞえうた」
高木あきこ うた
さいとうしのぶ 絵
1ちゃんいちにち
2こにこと
3じゅうさんこのあめなめて
こんな調子で10までのかぞえうた。
2ちゃんは2から10まで、3ちゃんは3から10までと、10このかぞえうたがのっています。
10ちゃんは一行だけでちょっとかわいそう。
数字がわからなくても声を出すとリズムもテンポも楽しめるかぞえうたです。
(3,4才 1,050円)



佼成出版社

「「さやか」ぼくはさけんだ」
岩瀬成子 作
田島征三 絵
さやかは体も心も強い。泣いたところなんて見たこともない。
ぼくは泣き虫で弱虫。だから、さやかの強さにあこがれていた。
ある日、いじめっ子たちがさやかをからかい、そのはてに、さやかの赤いマフラーをふんづけ、泥だらけにしてしまった。マフラーは死んだ母のかたみ。ぼくはその時さやかが泣くのを初めて見た。
ぼくは尻馬に乗って辛かった自分が許せなかった。
あこがれ、好意を持っているのに、いじめ、からかいに加わってしまった少年の心理を描いた作品。
田島征三さんの力強いさし絵もたっぷり入っています。
(小学校2,3年〜 1,365円)



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