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★ジオジオからのメッセージ
           



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265 号

今年は夏の暑さが長かったせいか、秋の訪れが遅いような気がします。

10月14日に与謝野町へ行ってきました。
天の橋立の宮津市と反対側にある岩滝町が合併で名前が変わりました。
そこへ行くには舞鶴自動車道を北へ北へ行くのですが、山間を走るこの道路の沿線も全く秋の気配がありませんでした。

我が家の欅も11月になって、わずかに色づきはじめたのですが、まだ緑の葉がいっぱいで、
恒例の焼きいも大会はいつできるのだろうかと気をもんでいます。

地球規模の変動なのか、ある地域のちょっとした変動なのかは、後になってみなければわからないのだと思います。
よく「例年並み」と言いますが、結局長い目で見たらどの年も「例年並み」になってしまうのではないでしょうか。
今年は今年、毎年やってくる季節を受け入れて、それに合わせて暮らしていくというのがうまい生き方ではないかと思います。

10月は講演、絵本ライブと忙しい日々が続きました。
11月もそうなりそうです。講演の場合は、母親向けにという訳ではなくても、
ウィーク・デーとなると父親が参加するのは非常に難しいのが現状です。
オヤジは家庭で本を読む役割の半分は父親が担う方がよいと考えています。
ですが父親も本読みをと訴えていても、父親にその声が届きにくいのです。
以前、たつの市のPTA連合会のお父さん向けに話をする機会がありましたが、本当に珍しいことでした。

ところが、12月に、やはりたつの市のある幼稚園から、父親向けの読み聞かせの講演依頼がありました。
またもたつの市とは...。これには何か深い訳が...なさそうです。
でも、本読みに父親が加わることの重要性を考えている人がいることを知って、とても心強く思います。

10月下旬に加古川市教育委員会の生涯学習・スポーツ振興課の事業で、
「家庭力げんきセミナー」という講座の講師を依頼され、
浜の宮、東加古川、志方の3会場で「親子で絵本を楽しむ」という話をさせていただいたのですが、
どの会場でも、「自分で選んだ本は偏りがあるのではないか」と心配されている母親が多いようでした。
自分の好みの本ばかり選んでしまうという訳です。
しかし、これは偏り≠ニは違うとオヤジは思います。好みの問題だろうと思います。

そこで、異なった視点で本選びをするならば、父親の出番だと思うのです。
「本を読む」の前段階、「本を選ぶ」というところから父親が参加すれば
異なる視点からの本選びになるのではないでしょうか。

さらに、オヤジのことを一般化するのは相当無理があるかもしれませんが、
父親はおっちょこちょいで調子にのりやすい、関西弁でいう「いちびり」です。
子どもが喜んでくれたら「もっとおもしろく読んでやろう」がどんどんエスカレートしていきます。
また、父親は「おだてに乗りやすい」という性質も持っています。
特に、子どものおだてに異常に乗りやすいのです。子どもにほめられたひには天にも登る夢心地という気分です。
「絵本命!」という父親になるかもしれません。

もちろん、子どもたちにとっては、母親、父親だけでなく、
おじいちゃん、おばあちゃん、兄弟姉妹など、身近な人たちが本を読んでくれるという状態がより良いということは言うまでもありません。
そして、本そのもの以上に、親子で楽しい時間を共有するということが大切なのだろうと思います。
ジオジオのオヤジは、お母さんはもちろんですが、お父さん”がんばれ”のエールも送り続けたいと思います。

11月ともなると早くも年末という言葉が、あるいはクリスマス、お正月という言葉か飛び交う気ぜわしい季節となります。
ジオジオも来年のカレンダー、クリスマス、お年玉のプレゼントをご案内する季節となりました。
定番、新刊、ご満足いただけるものを別紙カタログにご用意しました。
ぜひ、この中からお選び下さい。
またご相談、お問い合わせは何なりとお申し付け下さい。
ただし、これらの季節商品は数に限りがある場合が多いので、早い目のご注文をおすすめします。
もしご希望に添えない場合はご容赦下さい。

年末に向けてもうひとがんばりのジオジオです。


 えぐさもとはる   2007.11




ブックランド紙上で紹介した本をご希望の方は、配本に追加する、あるいは配本に入れる、 という形でご注文くだされば、翌月、翌々月にはお送りできます。 不明の点は、TEL、FAX、Eメールでお問い合わせください。またブッククラブ以外の方のご注文もお受けします。注文


今月の新刊より


こぐま社

「わたしの」
三浦太郎 作
いす、お茶碗、歯ぶらし、くつ...
大、中、小を並べて「わたしのどれかな」「ちいさい○○わたしの」
幼児が自分の持ち物を意識し始めた頃にぴったりの絵本。
「くっついた」「なーらんだ」の作者の第3作目。
(2才頃〜 840円)


こぐま社
「ねえ あそぼ」
まど・みちお 文
ましませつこ 絵
にわとりとひよこはかくれんぼ。
くまの親子はおすもう。
竹と竹の子は背比べ。
ペンギンの親子はすべり台。
楽しく遊ぶ親子の様子をまどさんの簡潔な言葉とりずむのある表現で楽しむ絵本。
(1,2才〜 945円)


教育画劇

「ごきげんぶーた」
さとうめぐみ 作・絵
ごきげんぶーたはカスタネットを鳴らして森の中を飛び回る。
それを見て、トラにキリン、サル、ワニが自慢の楽器を手に
ぶーたの後をついていく。さてぶーたの行く先は...。
ぶーたをはじめ動物たちの楽しそうな表情が印象的です。
これはプレゼントにぴったりです。
どんなときのプレゼントかは読んでのお楽しみ。
(子どもから大人まで 1,050円)


福音館書店

「トイレのおかげ」
森枝雄司 写真・文
はらさんぺい 絵
スペインのバルセロナ地方では、
クリスマスになると「カガネー」というお尻丸出しのうんこ人形が売られます。
我が家にもあります。
ここから始まる古今東西のトイレの話。
「へえっ〜」「ほうっ〜」と感心したり、驚いたり。
そして現代のトイレは温水で洗い、温風で乾かすという便利なしろものですが、
エネルギーを使うという点では時代に逆行しているという警鐘にも耳を傾けたいものです。
(1,365円)


教育画劇

「あくま」
谷川俊太郎 詩
和田誠 絵
ぼくは昔話の中の道を歩いていた。
魔女が現れてともだちになろうといった。
ぼくは魔女をやっつけようとしたが魔女は死なない。
そこに悪魔が現れて魔女をやっつけてくれた。
悪魔は友だちになろうと言ったが、ぼくは昔話の中から逃げ出した。
そして、ぼくは家に帰って考えた。
「あくまとともだちにならなくてそんしたんじゃないかって」
※時には少量の毒が薬になることもあります。谷川さんの盛った毒をあなたは口にしますか...。
(子どもから大人まで 1,365円)

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文研出版

「どうしてクリスマスには...」
二宮由紀子 文
木曽秀夫 絵
「なぜトナカイがサンタのそりをひくか」
その答えは「サンタはトナカイの乗るそりをひくほど力持ちじゃないから」だって。
質問はまともだけど、答えはみんなこの調子。
おこらないで、おかしな答えを楽しんでください。
(4,5才〜 1,365円)
※作者、二宮由紀子さんは前号でも紹介した「あ」ではじまる言葉だけ、
「い」ではじまる言葉だけで物語を作るというシリーズをだしています。
「あ行」「か行」に続く「さ行」「た行」が12月に出ます。


福音館書店

「サンタクロースとぎんのくま」
マレーク・ベロニカ  文・絵
みやこうせい 訳
兄のマルチには"ぎんのくま"。妹モニカには"まり"。
でもモニカは”ぎんのくま”がほしくて仕方ありません。
マルチはサンタののところへ行って、もうひとつ”ぎんのくま”を作ってもらうことにしました。
妹思いの兄マルチのクリスマスの冒険を暖かなタッチで描きます。
(5、6才から 1,260円)


偕成社

「そのぬくもりはきえない」
岩瀬成子 作
小学校4年生の羽村 波は何か違うと思いながらも、
自分の思いを母や友人達に伝えられずにいます。
ある日、足の悪いおばあさんの飼い犬を散歩させる「仕事」引き受けることになり、
その家で波と同じ小学4年生の不思議な少年、朝夫に出合います。
波は朝夫が自分と同じ心の内を持つことを感じ取り、
二人だけの現実とも空想ともつかない時間の中で心が解放されていきます。
朝夫もまた同様に...。
自立への第一歩を踏み出そうとする少年、少女たちの現在を「ファンタジー」の手法で描いた作品。
(小学校中・高学年〜 1,470円)



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