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★ジオジオからのメッセージ
           



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263 号

夏休みが終わって、二学期が始まります。もう秋になるのですね。
秋は子どもたちの行事がたくさんあって、親子共々忙しい日が続くのではないでしょうか。
運動会、発表会(昔は学芸会といっていました)、高校では文化祭(あまり親は行かないか)、遠足等々、目白押しといった具合です。

ジオジオのオヤジも8月は夏休みで授業がなかった西はりま特別支援学校(07年度から養護学校とは言いません)の二学期が始まり、
また、9月10月は、保育園を母体とするNPO法人に声をかけて頂いています。
ここは昨年から活動を始めた小学生を中心とした読み聞かせグループの育成をしています。
小学生”に”ではなく、小学生”が”というところがおもしろいのです。
大人顔負けという上手な子どもたちもいます。
これから息の長い活動を期待して、オヤジが力になれることがあれば協力していきたいと思います。

10月は読書週間もあって、絵本ライブだけでなく、幼児を持つ親向けの絵本講演の依頼が、
加古川市の「生涯学習スポーツ振興課」というところから来て、
しかも三ヶ所で、ということなのでちょっとビックリです。
生涯学習という点では絵本は大いに関係あると思いますが...。

また久々の遠出ですが、京都府といっても日本海側に面した、岩滝町の岩滝小学校で絵本ライブの予定です。
以前に一度お招きいただいたことがありますが、その時は出来たばかりの町の文化ホール(?)のようなところでした。
天の橋立で有名な宮津市と湾を挟んで向かい側ですが、なぜか昔から、宮津市と岩滝町は互いにライバル心が強いらしくて(笑)、
知らない人間にはちょっとビックリです。
ただ、人柄はとてもいい地方で、出石、豊岡の方言に似たところがある土地の言葉はとても耳に心地よく響きます。

こうして、声をかけて頂けるのはとても幸せなことだと思っています。
仕事としてというプロ意識は忘れてはならないと思いますが、
その土台には、子ども、大人を問わず、絵本が好き、児童文学が好き、という方々と楽しみを共有し、共感する喜びがあるように思います。
これを原動力に、この秋もがんばります。

ジオジオで発売以来人気の高い読み物の一つに「精霊の守り人」 に始まる「守り人」「旅人」 シリーズがあります。
今春に全10巻が完結しました。

「精霊の守り人」「闇の守り人」「夢の守り人」
「虚空の旅人」「神の守り人 来訪編」「神の守り人 帰還編」
「蒼路の旅人」「天地の守り人」T部 U部 V部  全10巻 各1575円

ブッククラブでも小学校高学年から大人の方まで多くの方に配本し、好評を得ています。

人間が自然を畏怖し、精霊も悪霊も信じた時代を背景に、短槍使いの名人、女用心棒バルサ という特異な主人公の深い哀しみが
解放されていく様を描いた大長編です。
一冊あたり300ページを超えるのが10冊ですから読みごたえは十二分にあります。

さて、このシリーズ第一巻「精霊の守り人」 が現在、アニメ になり、衛星放送で毎週放映されています。
ジオジオは衛星放送が見られないので、古くからのお客さまが、何話かごとにDVDに入れて届けてくださいます。
初めて見たときは、違和感もありましたが、見慣れてくると意外によくできた作品だと思うようになりました。
ゲド戦記が残念な結果となったので、あまり期待をしなかったのですが、
原作から大きく外れることなく、押さえるところは押さえた作品に仕上がっていると思います。
現在は第20話あたりまで見ているのですが、いよいよストーリーは山場を迎えるところで楽しみにDVDを待っているところです。
機会があればご覧下さい。もちろん原作をまずお読みになることをお勧めします。
ブッククラブでは小学校5,6年からの配本にしていますが、大人の方にもぜひおすすめめしたい本です。
追加のご注文があれば、いつでもお申し付け下さい。

また最近の同作者の作品、「獣の奏者」T・U も、力強い作品です。
人が支配してはならなかった2種類の獣を政治の道具にしようとした為政者たちと獣を人の手から解放しようとする少女を軸に展開するファンタジー作品です。

いずれの作品も作者の上橋菜穂子さん がアボリジニーの研究をする文化人類学者であることを考えると、
研究テーマが作品に色濃く反映しているのが理解できると思います。

「獣の奏者」T・U(各1,575円・1,680円)


 えぐさもとはる   2007.9




ブックランド紙上で紹介した本をご希望の方は、配本に追加する、あるいは配本に入れる、 という形でご注文くだされば、翌月、翌々月にはお送りできます。 不明の点は、TEL、FAX、Eメールでお問い合わせください。またブッククラブ以外の方のご注文もお受けします。注文


今月の新刊より


講談社

「おさるのまねっこ」
いとうひろし 作
人気絵童話「おさる」シリーズの絵本版。
南の島のおさるたちが、楽しいまねっこあそびをしています。
読者も一緒に遊べます。
絵本版おさるシリーズは「おさるのかくれんぼ」「おさるのおいかけっこ」の3冊が発売中。
絵童話版は既刊8冊。
なんだか時間がゆ〜くり流れているようなおさるのしま。いとうひろしワールドでほっとした気持ちになれます。
絵本版(各1,575円 )絵童話版(各1,155円 )


福音館書店
「もりのびょういん」
渡辺鉄太 作
加藤チャコ 絵 
オーストラリアの森の中に、おさるのコイコイとチャイチャイが病院を開きました。
オーストラリアの珍しい動物たちが次々にやってきます。
ところが山火事が起こり、コアラの親子が取り残されてしまいました。
無事に救出できるでしょうか。
作者はオーストラリア在住のご夫婦。
(1,365円)


偕成社

「どろぼう だっそう だいさくせん!」
穂高順也 作
西村敏雄 絵
牢屋から出て自由気ままに暮らしたいと、
どろぼう三人組は脱走大作戦をたてます。
それが何ともおかしな方法ですが、大成功! しかし、世の中そうそううまく事は運ばず、再び不自由な生活に。
牢屋に逆戻りではありませんよ。
ユーモラスにコミカルにどろぼう三人組の”大作戦”を描いた絵本。おすすめです。
(4,5才〜 1,050円)


偕成社

「ちきゅう」
G・ブライアン・カラス 作
庄司太一 訳
自転と公転を土台にして、それらがもたらす様々な現象を
わかりやすく解き明かします。
昼と夜、季節の変化など身近な変化、
現象からスタートして、太陽系の中の地球という所まで説明を深めます。
同様の本は多くありますが、最も初めに読める「地球」の科学絵本でしょう。
(4,5才〜 1,470円)


BL出版

「まさかおさかな」
フェイ・ロビンソン 文
ウエイン・アンダースン 絵
岡田淳 訳
エリザベスはさかなが大好き。
ある日、水道の蛇口から魚が出てきた。
両親はまともにエリザベスの言うことをきいてくれない。
だが、魚は次から次へと出てきて、とうとう鯨まで...。
大パニックの結末は?そして結末の結末が...。
(5,6才〜 1,575円)


小学館

「エアボーン」「 スカイブレイカー」
ケネス・オッペル 作
原田勝 訳
羽ばたき飛行機と飛行船が空の交通機関という時代(もちろん架空の)、
いつかは飛行船の船長になりたいと思って
現在は乗客係をしているマット・クルーズ少年を巡る、
恋と冒険のアクションファンタジー。
全2巻完結。(中学生〜 各1,995円)


理論社

「ラークライト 伝説の宇宙海賊」
フィリップ・リーヴ 作
デイヴィッド・ワイアット 画
松山美保 訳
時代は19世紀中頃、なのに舞台は宇宙。
月の北側に浮かぶ宇宙住居<ラークライト>に住むアーサー一家。
宇宙ぐもにおそわれて命からがらラークライトを脱出したが、
宇宙海賊ジャック・ハボックに出合って、奇想天外な冒険旅行が始まる。
時代背景に少し面食らうけど、スリリングな冒険の中にもイギリス流のユーモアもたっぷり入って、
男女を問わず楽しめます。
(中学生〜 1,890円)
◎長谷川義史さんの抱腹絶倒絵本
「いいからいいから」パートUが近々発売になります。 (予価1,260円)



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