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★ジオジオからのメッセージ
           



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261 号

お元気ですか。
オヤジはまとわりつくような蒸し暑さにまいっています。
一昔前なら食って、飲んで夏を乗り切ったものですが、今そんな事をしようものなら、悲惨な翌日が目に見えています。
ひたすら耐えて乗りきる今年の夏であります。

6月24日(日)午後10時〜の「世界ウルルン滞在記〜ルネサンス〜」という番組をご覧になりましたか。
今回は、今や世界にその名を知られる「紙の魔術師」ことロバート・サブダ氏を訪ねて、若手タレントがニューヨークへ行きます。
桃太郎をしかけ絵本にしようというのです。
サブダ自身が自分の作品を作り上げる過程を見せてくれた訳ではありませんが、
サブダ流のしかけ絵本の作り方はよくわかりました。
特に、サブダ独特の複雑な「しかけ」は、一点だけの手作り見本とはいっても、コンピュータを使って部品の形を決めたり、
色の決定も専門のスタッフがいたり、一人でマニアックにコツコツと制作するという世界ではないのですね。
もちろん、元になるアイデアはサブダの頭の中から生まれたのでしょうから、PCの力なしに彼の作品は生まれなかった、などと言うつもりはありません。
が、もっと「職人芸」とも言える部分を期待していたのですけど。もっとも、企業秘密とも言えますから、それほど簡単に手の内を見せるという訳にもいかないのでしょう。
サブダはプロフェッショナルなしかけ絵本の作者であり、最終的には出版されて、店頭に並ぶということを視野に入れて作品を制作しているのでしょう。
オヤジのように「趣味的」にしかけ絵本を作っているアマチュアとは一線を画すという、プロとアマの決定的な違いを痛感しました。

日本で紹介されているサブダの作品は7点ありますが、時期や人気の高さから品切れとなっているものが多く、
重版されてもすぐに品切れという状態が続いています。
以下、サブダのしかけ絵本を列記しますが、ご注文いただいてもすぐにお届けできないものが多いので、予約という形で注文をお受けします。


「恐竜時代」(3,990円)

「シャーク −海の怪獣たち−」(3,900円)

「クッキーカウント」(2,940円)

「不思議の国のアリス」(3,990円)

「オズの魔法使い」(3,990円)※1冊在庫あり

「クリスマス・アルファベット」(2,940円)

「ナイト・ビフォークリスマス」(3,360円)


尚、テレビでも紹介されていましたが、サブダの特徴でもあるサブページにある「のぞきからくり」のしかけは、しかけ絵本の原型とも言われ、1830年代にフランスに登場しています。
この復刻版が出版されています。当時の大人たちの遊び心をくすぐったのでしょう。現在の私たちも、もちろん楽しめるしかけ絵本です。
これも、ぜひおすすめします。

「「ヴェルサイユの庭園」(2,625円)



TVと仕掛けというと、NHK教育の朝の子ども向け番組のコーナーに「ピタゴラスイッチ」というのがあります。
身の回りによく見かけるものを材料に、大がかりな仕掛けというか、からくりが展開するのですが、いつも感心します。
DVDも発売されているとか。

このような次々と仕掛けが連鎖していくのを「ループゴールドバーグマシン」と言うのだそうです。
このような仕掛けをテーマにした絵本が昨年出版されていました。

あかりを消して8時に寝るように言われたコブタくん、暗いと怖くて眠れません。
そこで、ベッドに入ってちょうど眠った頃に、まくら元のあかりが消える装置、
つまり家全体を使った「ループゴールドバーグマシン」を作り上げた。
さて、あかりのひもを引っ張ると...。
全編装置の動く様子を追いかけていくスリリングで同時にコミカルな画面でページをめくるのがとても楽しくなります。
銅版画なので細かい線で描かれた画面が緊張感をさらに盛り上げています。
「ピタゴラスイッチ」ファンの子どもと大人におすすめです。

「あかりをけして」(1,365円) アーサー・ガイサート作、久美沙織・訳


サブダのような作品は無理ですが、簡単なしかけを中心にした「しかけ絵本教室」を出前いたします。
くわしくはジオジオまでお問い合わせ下さい。


 えぐさもとはる   2007.7




ブックランド紙上で紹介した本をご希望の方は、配本に追加する、あるいは配本に入れる、 という形でご注文くだされば、翌月、翌々月にはお送りできます。 不明の点は、TEL、FAX、Eメールでお問い合わせください。またブッククラブ以外の方のご注文もお受けします。注文


今月の新刊より


くもん出版

「くいしんぼうず」
つきおかゆみこ 作
さんきちは寺の小坊主。いつもかくれておかしを食べているので、「くいしんぼうず」と呼ばれている。
ある日、かげおばけが現れて、おばけの体にうつる影を見て、それが何だか当てたらおかしをくれるという。
しかし、さんきちは「はずれじゃ!」ばかりで当てられない。
さんきちはおかしをもらえるのでしょうか。またかげおばけの正体は...。
皆でワイワイ遊べる絵本。
(2,3才〜  945円)


福音館書店
「てじな」
土屋富士夫 作・絵
すごい手品師登場!
「あんどら」
「いんどら」
「うんどら」
のかけ声でページをめくると...「おっ!」
ちょっとしたしかけを使って、おもしろい効果を出しています。
幼児絵本のシリーズですが、もう少し上の子どもたちも楽しめます。
(2,3才〜 780円)


こぐま社

「ありんこ リンコちゃん」
タダサトシ 作
森の中のクロヤマアリの巣の中で、リンコちゃんはまいにちまゆの世話をしています。
「外の世界が見たい」と思いはつのり、リンコちゃんは巣の外へ出かけます。
セミの羽化を見たり、クワガタと木のしるを吸ったり、ワクワクの大冒険。
しかし砂の中にすり鉢状の穴を見つけ、だれのうちかと穴の中に入っていったら、そこはアリジゴクの巣。
二度と出られない恐ろしい穴。底にはアリジゴクが待ち構えている。
リンコちゃんピンチ!助けは来るのか。
科学ストーリー絵本。リアルに描かれた昆虫たちと冒険ストーリーがうまくマッチして、楽しめる作品です。
同じ作者の昆虫ストーリー絵本に「カブトくん」「カマキリくん」があります。こちらもおすすめです。
(3,4才〜 1,365円)


フレーベル館

おかしきさんちのものがたり
「4にんのこえがきこえたら」
おのりえん 作
はたこうしろう 作
おかしきさんちの4兄弟。
上から「ふー」「まー」「いー」「うー」と呼ばれている。
4人そろうといつも大騒ぎ。仲が悪いのかというと、そうでもない。
一人一人遊んでいても、やっぱり4人がいちばんだ、とそろったとたんに大騒ぎが始まる。
最近ではめったにみられない4人兄弟のおはなし。このシリーズは続きます。
(3,4才〜 、絵 1,260円)


アリス館

「きみだれ?」
松橋利光 写真・文
体の一部が見えている生き物に、「きみだれ?」と呼びかけると、次のページでは「ぼく○○」と答えます。
変わった生き物も登場したり、アングルを変えると不思議な形に見えたり、毛色の変わったおもしろ生物図鑑。
(4,5才〜 1,470円)


BL出版

「漂流物」
ディヴィッド・ウィズナー 作
海辺で自然観察中の少年が拾った古い水中カメラ。中にはフィルムが入っていた。
そしてそのフィルムを現像してみると...。
大画面、コマ割り、マルチスクリーン、映画的技法も取り入れて、全くの文字のない絵本に動きを与え、
頭の中には物語が語られ、登場人物が話しているかのように思える。
これはもう完璧なウィズナー・ワールドとしかいいようがありません。
「かようびのよる」(気になる本たち7)(1,470円)以来、ディヴィッド・ウィズナーの作品を見るたびに
「やられた」「まいった」と言い続けているオヤジが、ぜひにとおすすめしたい一冊です。
(子どもから大人まで 1,890円)


佼成出版社

「ジルケンの冒険」
松居スーザン 作
松成真理子 絵
森に中で一人暮らしているナネルばあさんが不思議な生き物に出合った。
赤い色が大好きで、心の中はいつも音楽でいっぱい、背中に羽がある小さい生き物はジルケンと名乗った。
自分が何物かわからないジルケンと、一人暮らしのナネルばあさんとの出会いと別れ、
そしてジルケンの自分探しの冒険旅行の果てにみつけたものは...。
豊かな自然と美しい音楽を背景に語られる物語。
(小学校2,3年〜 1,365円)


フレーベル館

「ハエくん」
グスティ 作
木坂 涼 訳
変な本見つけました。
「ハエくん」
紙、布、皮... 多彩な材料を使った立体的コラージュです。
ハエくんが待ちに待った海水浴に出かけます。でも、行ったところが...。
(1,365円)



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