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★ジオジオからのメッセージ
           



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260 号

6月といえば、そろそろ梅雨 入り。ジメジメ、ジトジトのたまらん季節です。
もっとも米作り農家は田植えの季節で、梅雨がなければ大変なことになってしまいます。
オヤジは例年のように知人の田植えを手伝いに行きます。「山田錦」 という酒米で、背が高くなる品種です。
その分、根も深く張るので深く鋤いてあり、時にはヒザくらいまで土の中に入り、ふだんは使わない筋肉は悲鳴をあげますが、作業が終われば爽快感もわいてきます。
そして、秋には刈り入れが待っています。

6月30日に、加古川駅前のJAビル(旧そごう別館)3F10:30〜12:00ジオジオの絵本ライブ があります。
加古川市の 男女共同参画センター開設1周年記念フェスティバルの催しの1つとして企画されました。
先着50名ということになっていますので、参加希望の方は早い目に。
5Fで同じ時間帯にアンパンマンという強敵が来ているのでちょっと心配です。(笑)
この他にもいろいろな催しがあります。案内チラシが届いていますので、御入り用の方はご連絡下さい。

8月に(日時は次号で)ジオジオの教室で絵本講座 を開きます。
もともとは地元の兵庫短期大学の学生さんたちの自主講座として行ったのが始まりです。
卒業して保育士となったメンバーの呼びかけで、昨年、学生さんたちも参加して絵本講座を1回だけ開きました。
続けたいという要望があり、第2回目を開講します。今回のテーマは「年齢別絵本の楽しみ」 です。
どんな絵本を与えるか、というよりも、どのように与えるかを中心に進めたいと思っています。園での実践的な方法と同時に仮定に置いても「絵本を選ぶ」といゆ観点ではヒントになることもあると思います。
そこで今回より保育士、保育科の学生以外でも参加できるようになりました。興味のある方はぜひご参加下さい。
6月下旬には案内チラシが出来る予定です。 定員40名。申込制。会費1,000円。



すごく素敵な本が出ました。欠点が見あたらない。ストーリーもイラストもとても素敵です。
「としょかんライオン」 というタイトルです。

ある日、図書館にライオンがやってきます。来館者も図書館員のマクビーさんもちょっとびっくり。
館長のメリーウェザーさんに言いつけますが、図書館の決まりを守るならそのままにしておくようにと言われます。
どうやらライオンは図書館のお姉さんのお話の時間を楽しみに来たようです。
お話の時間が終わると思わず「うおお...お!」とおねだりの大声をあげ、メリウェザーさんにしかられます。
でも静かに聞くことが出来るなら次の日からも来てもよいと許可をもらいます。
次の日からライオンは毎日やってきて、お話の時間まで図書館の仕事を手伝うようになります。
しっぽで棚のほこりをはたいたり、封筒の封をするのりをなめたり、高いところの本を取ろうとする子どもの台になったり...。
来館者たちはライオンがいなけりゃこの図書館はやっていけないとまで言う始末。館員のマクビーさんはおもしろくありません。
そんな時、メリウェザーさんが踏み台から落ちて足を骨折します。
ライオンの「うおお...お!」の大声が知らせとなって大事には至らないで済みますが、規則を破ったことには違いなく、即刻、ライオンは来館禁止となって、図書館はすっかり活気をなくします。

この後、もちろんハッピーエンドになりますが、そこらの事情は読んでのお楽しみということに。
ストーリーはたっぷりの文章量にもかかわらず一気に読ませます。
いきなりライオンが図書館にやってくるという奇想天外な始まりから読者を物語の中に引き込みます。
そして、それぞれのシーンに合った水彩画のイラストがいいんです。透明感のある水彩画は多く見かけますが、
陰影が強調されて、立体的な、奥行きのある画面がストーリーをしっかりと支えています。
そして、ここに描かれている人々が図書館や本に対して深い愛情を持って接しているのが感じられます。
絵本という方法でこのような作品が描けるということは、絵本の世界はまだまだ無限の可能性があるということに違いありません。
この絵本は本年度の翻訳絵本のベスト3に間違いなく入ると断言できます。
ブッククラブの会員の方には順次リストに加えていきますが、お急ぎの方は順次ご注文下さい。

「としょかんライオン」(1680円 3,4才〜大人まで) ミシェル・ヌードセン作、ケビン・ホークス絵 福本友美子・訳


 えぐさもとはる   2007.6




ブックランド紙上で紹介した本をご希望の方は、配本に追加する、あるいは配本に入れる、 という形でご注文くだされば、翌月、翌々月にはお送りできます。 不明の点は、TEL、FAX、Eメールでお問い合わせください。またブッククラブ以外の方のご注文もお受けします。注文


今月の新刊より


ポプラ社

「ごろんごろん」
まつおかたつひで 作
「ぴょーん」の姉妹編。「せーの」のかけ声とともに、
かえる、こいぬ、ねこ、わになどが「ごろんごろん」とでんぐり返りをします。
中にはできないものもいますが...。
最後は子ども、赤ちゃん。「ぴょーん」と同様、遊べる絵本です。
(819円 1才〜)


福音館書店
「くだものなんだ」
きうち かつ 作・絵
「やさいのおなか」の姉妹編。
くだものの断面をズームアップしてみると、不思議な形が見えてくる。
まずは白黒で、次のページはカラーで。
知識絵本ですが、とてもアートな感覚で楽しめます。
(2,3才〜 1,050円)


福音館書店

「まだですか?」
柳生まち子 作
とりさんがやってきて、まおちゃんに「うさぎのおばさんち、おさるさんち、ぶたさんちにいいことがあるんだって」と言いました。
まおちゃんは「いいことってなんですか」とたずねますが、「もうすぐわかる」としか答えてくれません。
表紙を見れば、ふっくらしたお腹でピンとくるかな。
(1,155円)


福音館書店

「10ぱんだ」
岩合日出子 文
岩合光昭 写真
動物写真家の第一人者、岩合光昭氏によるパンダ写真絵本。
主に中国パンダ保護研究センターのパンダたちがおさめられています。
1尾エージめの「1ぱんだ」には一匹 というように、数が増えていくと写真に写っているパンダのかおも増えてゆき、 「10ぱんだ」には10匹の子パンダが写っています。
パンダ好きにはたまらんパンダ絵本です。
(945円 すべてのパンダ好きに)


福音館書店

「がたごと ばん たん」
パット・ハッチンス作 絵 
いつじあけみ 訳
おじいちゃんの農場で、ぼくは手押し車に乗せてもらい、
「がたごと ばん たん」と収穫にいくと、小さな赤いめんどりがついてきた。
ぼくはこんなことができるんだぞと、じゃがいも、にんじん、たまねぎetcの収穫の様子を見せてやった。
すっかり終わった帰り道、途中からニワトリがついてこない。
今度はぼくたちがニワトリに着いていくと、トリ小屋の中に...。
リズムのある言葉のくり返しが楽しい。
ハッチンス独特のタッチの絵で36種類の野菜、果実が描かれているそうです。
(1,260円 3,4才〜)


教育画劇

「ぎょうれつのできるパンやさん」
ふくざわゆみこ 作
林をぬけ、牧場をすぎた山の中に「ふっくらパンや」が開店した。
とびっきりおいしいパンだけど、やってくるのは、山や牧場の動物たち。
お金の代わりに、木の実、果物、ミルクや卵を置いていく。
それを使って動物たちをかたどったパンを焼いたら、また評判に。
毎日動物たちのぎょうれつができた。でも、小麦粉がなくなって、
お金がなければもうパンを作れない、閉店のピンチ!
「もりいちばんのおともだち」等の作者が贈る、パンが食べたくなる絵本。
(1,365円 3,4才〜 )


福音館書店

「あれこれたまご」
とりやまみゆき 文
中の滋 絵
変身願望の強い卵たち。スーパーに並べられて、料理の上手な人に買われて、
おいしい料理に変身するのが夢です。
そして買われていった卵が料理に変身!
ホットケーキ、マヨネーズ、天ぷらの衣、茶碗蒸しetc.
知識絵本ですが、卵が語るというストーリー性の強い作りになっています。
そして、それを強調しているのが、全て大阪弁!なんでやねん!と
ツッコミたくなりますが、おもしろいので許す。
(880円 3,4才〜)


偕成社

「子ネズミチヨロの冒険」
さくらいともか 作
チョロではない、チヨロ。
チヨロはお母さんにお使いをたのまれた。
森をぬけて、いとこにチョッキを届けに行く。
くれぐれもへびには気をつけるようにと注意されたが...。 へびってどんなもの?
(小学校低学年〜 1,050円)


理論社

「STONE HEART ストーンハート」
チャーリー・フレッチャー 作
大嶌双恵 訳
校外学習で博物館に行ったジョージは、いじめっ子にいたずらを仕掛けられたのに、教師にしかられた。
その腹いせに壁を殴りつけると、石像のドラゴンの頭がこわれた。
その時から彼の世界は<もうひとつのロンドン>裏ロンドンとなる。。
石像が、銅像が動き、彼に襲いかかる。あやつるのは謎の存在ウォーカー。
彼の味方は砲兵の銅像ガナーと不思議な力を持つ少女イーディー。
この裏ロンドンから抜け出すには24時間以内にストーンハートを見つけ出すこと。
スピーディーな展開で、現在のロンドンと過去の歴史が交錯しながら一気に読ませる465ページ。
三部作の第一巻目。以下続刊。
(中学生〜 1,995円)



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