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★ジオジオからのメッセージ
           



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259 号

5月といえばGW。いかがお過ごしになられたのでしょうか。

ジオジオは前半は娘一家(もちろん孫つき)と姫路の動物園へ。
お城の裏側にある小さな動物園ですが、 9月で2歳になる孫にはちょうどいいサイズでした。
久しぶりに乗り物に乗ったり、文化施設が整っている 周辺を散歩したり、
ジイも半日たっぷりと楽しみました。
次の日は我が家の小さなベランダで野外(?)バーベキュー。
昼から始めて夕食まで、食べ過ぎ気味でした。
GW後半はブッククラブのお仕事です。
孫たちもそう長くは付き合ってくれないでしょうから、今の間にたっぷりと遊んでもらっておこうと思っています。



さてGWというのは2つの国民の祝日が5月の初頭に連続しているから休日が続くので、その名がつけられました。

その祝日の一つが「憲法記念日」5月3日です。
1947年5月3日に現行の日本国憲法が施行されたのを記念した 日です。
前年1946年11月3日に公布されました。11月3日は「文化の日」と呼ばれています。

この日本国憲法を改正しようという動きが与党からだけでなく野党からも起きています。
また国会で発議した後は、国民投票にかけられます。
国民投票を定めた法案は衆院を通過し、参院での 審議中です。5月中旬には参院での成立が見込まれています。

しかし、日本国憲法を今、改正する必要があるのでしょうか。
焦点となっている第9条にしても、自衛隊を軍隊に昇格(?)させ、海外でも戦闘行為を行えるようにすることによって、
世界の一流国の仲間入りなどと考えているのでしょうか。
また一方では、現在の日本国憲法は押し付けられた憲法だから、自分たちの手で憲法を作り直せという意見もあります。
確かにマッカーサー草案とよばれるものをもとに新憲法の草案が政府から出されるのですが、
それ以前に出された 政府の改正案は帝国憲法の原則とそれほど変わらなかったといいます。
民間でも多くの憲法案が出されたそうですが、 マッカーサー草案を超える民主的、平和的なものはなかったそうです。
太平洋戦争後、連合国とはいっても、すでに米ソの冷戦は始まっていただろうし、
歴史の表には現れることのない 大国の思惑というものもあったと思うけど、
それでも日本国憲法の第9条は今も世界で最も進んだ憲法の条文であると 思います。
押し付けを問題にする以前に、その中身を問題にしたいものです。

さらに、あえて言うなら、今、海外での軍事行動が出来るようになると、喜ぶのはアメリカではないでしょうか。
ということは、この憲法改正はアメリカによる「押しつけ」ではないでしょうか。

イラクでは、アメリカ(ブッシュ)の尻馬に乗ったイギリス(ブレア)は大失敗しました。
ヨーロッパ各国はもう アメリカと共同軍事行動はとらないでしょう。
そうなると、日本に目をつけてくるのは当然です。
そして、日本の軍備強化、 海外派兵の布石となる国内世論作りに最も効果的なのは、
近くに「脅威」を作っておくこと、と考えると、 ミサイル実験をしているあの国をアメリカが利用していると思えたりもします。
これはオヤジの思い過ごしであればいいのですが。

いずれにせよ、武力によって国際紛争を解決しないというのは、 これからの国際社会の常識になるでしょう。
だからこそ、 憲法9条を守るのは日本の国内問題ではなく、世界にアピールすべき国際問題なのだと思います。

憲法記念日だからという訳ではありませんが、日本国憲法を考える本とDVDを紹介します。

「日本国憲法の論点」(伊藤真・著)
「高校生からわかる」という副題どおり、憲法とは何かというところからスタートして、改憲・護憲を自分の頭で 考えようという解説書。とてもわかり易いので、ジオジオでは以前からおすすめしています。(1,890円)

「映画 日本国憲法」(ジャン・ユンカーマン監督)
日・米・中・韓の歴史学者、政治学者、民主化活動家、作家など12人の「知の巨人」たちへのインタビュー集。 世界の国々が日本を日本国憲法をどのように見ているかの一端がうかがえます。改憲論議は国際問題であると、 この映画を見て思いました。 (DVD 98分 2,940円)

ご注文、配本へのご希望、どちらでもご連絡ください。大切な子ども達を戦争で殺されたり、殺したりという時代にしないためにも、是非!
そして国民投票で9条をかえてはならないという意識をあらためて認識するためにも...。


 えぐさもとはる   2007.5




ブックランド紙上で紹介した本をご希望の方は、配本に追加する、あるいは配本に入れる、 という形でご注文くだされば、翌月、翌々月にはお送りできます。 不明の点は、TEL、FAX、Eメールでお問い合わせください。またブッククラブ以外の方のご注文もお受けします。注文


今月の新刊より


福音館書店

「おーくん おんぶ」
片山 健 作
おーくんはおんぶするのが大好き。
くまさん、お人形さん、ぶたさん、いぬさん。
でも重すぎて「どっしん」泣きべそ顔のおーくん。
そこへお母さんがやってきて、おーくんが言います。「おーくん おんぶ」
おーくんはおんぶしてもらうのも大好きです。
おーくんの表情の変化は片山 健さんならではです。片山 健ボードブック。
(1,2才〜600円)


鈴木出版
「トコトコさんぽ」
長野ヒデ子・スズキコージ 絵
さんぽしているくまさんのところにふうせん、スカーフ、メガネ、カサ… 
いろんなものがとんできて、くまさん 全部持って、身につけてさんぽを続けます。
「トコトコさんぽ トコさんぽ」
「あららら あららら あらららら」
くり返しのことばが楽しさをさらに盛り上げます。
そして、何より長野ヒデ子、 スズキコージという絵本作家が2人で作ったパワーも2倍の絵本です。
(2,3才〜 1,050円)


鈴木出版

「アネゴン たい タロラ」
あきやまただし 作
たろくんとおねえちゃんは、いつもささいなことでけんかを始めます。
そして、けんかをしている時の二人は まるで怪獣アネゴンとタロラです
。お父さんもお母さんもあきらめ顔。
人気絵本作家、あきやまただしさんが描く、姉と弟のバトル。自分の子どもがモデルだそうです。
(3,4才〜 1,155円)


ブッキング

「イモヅル式物語」
スズキコージ 作
スズキコージさんの本をもう一冊。
これは復刊です。
月刊誌「おおきなポケット」に連載された4ページ絵本12話 を一冊にまとめました。
話と話のつなぎのページが付け加えられて、
まさに「イモヅル式」に次から次へと不思議で 奇妙で不気味で、
それでいて、とても魅力的で、とりこになってしまうスズキコージの世界が展開します。
画集と言ってもいいような絵本です。
(子どもから大人まで 1,995円)


偕成社

「セーラーとペッカ、町へいく」
ヨックム・ノードストリューム 文
菱木晃子 訳
船乗りを引退したセーラーと彼の人生の友、犬のペッカ。
港町の郊外に暮らす二人のさりげない日常を描いたシリーズ 第一作。
ペッカは言葉を話し、散髪屋さんにも行きます。
町ではカバやウサギが道を歩いています。
そんなことはあたりまえと思わせてしまう不思議な魅力がある絵本です。
コマ割りやコラージュなどシンプルな絵の中に多彩な技法も取り込まれています。
(子どもから大人まで 1,365円)
”セーラーとペッカ”シリーズ第2弾「いったいどうした?セーラーとペッカ」も発売中。(1,365円)
順次全5巻が刊行されます。


あすなろ書房

「シモンのおとしもの」
マクリントック・バーバラ 作
福本友美子 訳
シモンは落としものの名人。
学校に迎えに来てくれた姉のアデールに注意されたのに、学校の帰り道に
ねこの絵、本、マフラー、 てぶくろ、ぼうし... 
次々に落としてしまいます。
落としものはページのどこかにあります。
一緒に探して下さい。
背景は20世紀はじめのパリ。
時代の香りを感じさせるクラシックな雰囲気の絵が素敵です。
(4,5才〜 1,680円)


理論社

「あかりの木の魔法」
岡田 淳 作
こそあど森シリーズ第9巻。
こそあどの森の湖にみかけぬテントが建った。
不審に思う住人たちの前に現れたのは、
腹話術師 にして怪獣学者のイツカとカワウソのドコカ。
こそあどの森の湖に怪獣がいると聞いて調査をしにきたという。
だが、彼らの狙いは?あかりの木の話とは?
話の最後に岡田淳さんらしい色鮮やかな場面がでてきます。
(小学3,4年〜 1,575円)


偕成社

「さいでっか見聞録」
富安陽子 作
東京生まれだが、子どもの時からの関西暮らしがすっかり板に付いた著者の爆笑エッセイ。
ボケとツッコミの二役を軽々こなし、
創作、講演、家事、育児の日々を綴っています。
オヤジは富安さんの講演を聞いたことがありますが、確かにノリのよい楽しいお話でした。
(大人向き 1,260円)



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