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★ジオジオからのメッセージ
           



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257 号


1985年の3月にジオジオはオープンしました。

今年で22年が過ぎ、23年目になります。開店のときは多くの方々に後押しをしていただきました。
長新太さん、工藤直子さん、長谷川集平さん、谷川俊太郎さんなどの作家の方々からもメッセージをいただいて、とても嬉しいと 思うと同時に、緊張感を覚えました。これらのメッセージは「from BOOKLAND」の創刊号(小冊子になっていました)に 掲載しました。

実は「from BOOKLAND」(以下「fB」には「マイナス1号」という開店前に出した幻の...というより怪しい 号があります。
開店のお知らせ、経緯等々を書きました。そして最後に「帆船ジオジオ丸にどんな風が吹き、 どこへ行くのだろう」というようなことを書いています。夢や希望はたくさんありましたが、どうするのか、 どうなっていくのか、よくわからないままのスタートでした。実現した夢、しなかった夢、まさに紆余曲折が あり、現在に至っています。

←  「−1号」 と「創刊号」  手書きのブックランドの始まりです。



今は店頭販売を休止して、ブッククラブと注文だけの営業ですが、いつか店を再開しようというのが現在の ジオジオの夢です。
ところで「fB」のマイナス1号と創刊号があるということを書きましたが、「1号」もあります。普通なら 創刊号=1号とするところですが、マイナス1号を作ってしまったので、マイナス1の次は0、0の次は1と なるのが自然だと思ったのですが...ヘンかなぁ?

さて、3月は卒業のシーズン。卒業というと、どこか感傷的な響きがありますが、旅立ちへの一歩を踏み出すときでもあります。
「fB」紙上でも何度か紹介したことがるのですが、谷川俊太郎さんの「どきん」 気になる本たち19という詩集の中に「卒業式」という 詩が収められています。その中に、 「(まるめた)卒業証書の望遠鏡で見る君の未来」という一節があります。オヤジの卒業式のイメージはまさにそれです。 そして、終わりというのは人生でただ一回だけなのだと思います。それまでは、いつも終わりは始まりの 第一歩なのだと思います。「卒業」する(した)人たちに心からエールを送りたいと思います。



で、ちょっとこじつけになりますが、卒業を迎えた長編シリーズがあります。

1996年に第一部がスタートし、今年2月に第7部、全10巻が完結した上橋菜穂子さんの「守り人」「旅人」シリーズです。
第一部「精霊の守り人」は、こんな出だしでした。

「バルサが鳥影橋をわたっていたとき、皇族の行列が、ちょうど一本上流の山影橋にさしかかっていたことが、 バルサの運命をかえた。」
そして、第7部「天と地の守り人」の最後は
「バルサはほほえみ、短槍を戸のわきに立てかけると、家の中に 入っていった。」

短槍使いの名手、女用心棒のバルサという特異で魅力的な主人公を軸に、人の世界と精霊の世界が混在する 壮大なスケールのファンタジー作品です。ジオジオのブッククラブでも、小学校高学年から大人の方まで幅広く 高い人気の作品です。今後も配本に加えていきますが、早く読みたいという方はご連絡ください。 また、「守り人」シリーズの刊行中にも、上橋さんは「狐笛のかなた」気になる本たち27 「獣の奏者T・U」255号新刊という読み応えありの作品も出しています。こちらも、ぜひお読みください。

さて、「守り人」シリーズを終えた上橋さん、次はどんな作品で楽しませてくれるのでしょうか。

「守り人」「旅人」シリーズ(各1,575円)
「狐笛のかなた」(1,575円)
「獣の奏者」T(1,575円)U(1,680円)
※「守り人」以前の初期作品「月の森にカミよ眠れ」(735円)「精霊の木」(1,260円)も、もちろん おすすめです。



ジオジオの裏手に教室があります。ジオジオの行事にも使いますが、普段は塾に使っています。教えているのは 私、ジオジオのオヤジです。 少人数の教室(1クラス5〜6人まで)なので、あまり大々的には宣伝をしていませんが、3月中旬から 新学年がスタートしますので、ご案内いたします。 小学生は週1回、算数を教えています。3年〜6年まで。もちろん学年毎にクラスが分かれています。中学生 は週2回、英数を中心に、理社国も加えています。授業は公立高校受験向きです。 最終的には高校受験を目標にしていますが、学ぶことの楽しさを知ってほしいと考えた授業を心がけています。 曜日、時間、費用など詳細はジオジオまでお問い合わせください。授業見学、体験授業(無料)も歓迎します。


 えぐさもとはる   2007.3




ブックランド紙上で紹介した本をご希望の方は、配本に追加する、あるいは配本に入れる、 という形でご注文くだされば、翌月、翌々月にはお送りできます。 不明の点は、TEL、FAX、Eメールでお問い合わせください。またブッククラブ以外の方のご注文もお受けします。注文


今月の新刊より


鈴木出版

「となりのオジー」
藤本ともひこ 作
ぼくたちのあそびば、はらっぱのとなりにヘンな家があり、ヘンなじいさんが住んでいる。
「いじわる」が生き甲斐で、100才を超えているという噂もある。
ボールが入っても取らせてくれない。ぼくたちはオジーと呼んでいた。
怪人オジーと子どもたちの攻防戦がコミカルに描かれます。また、作者藤本ともひこさん独特のカラフルで 力強いタッチの絵がストーリーにぴったりと合っています。
オヤジもこんなオジーになりたいと思います。
3、4才から楽しめます。
「落とし穴」が出てくるけど子どもたち知っているかな?
カンカン帽にチェックのシャツ、赤いズボン オジーはかなりオシャレです。
(1,155円 )


ひかりのくに
「くすのきだんちは10かいだて」
武鹿悦子 作
末崎茂樹 絵
野原にそびえる大きなくすの木。
10階建ての「くすのきだんち」です。管理人はもぐら。地下一階に住んでいます。
音楽家のきつねやさるの大工さんもいます。 レストランもあります。、 7、8階があいています。7階にかけすの新婚さんが越してきて、卵を4つ産みました。ところがへびが 8階の部屋を見に来ました。かけすと卵をねらっているようです。もぐらさん、住人たち、蛇に部屋を貸さないように 一計を案じます。
ソフトタッチの絵、住人たちの日々の暮らし、柔らかな穏やかなストーリーが読者の共感を得たのでしょう。 本来は市販されていない月刊誌からリクエストが多くて市販本になりました。
(1,260円 3、4才〜)


講談社

おおかみ・ゴンノスケの腹ペコ日記「テツガクうさぎに気をつけろ」
きむらゆういち 作 
山下ケンジ 絵 
シリーズ第3作目
ちょっと間の抜けたおおかみゴンノスケ。大好物のうさぎを見つけて、とびかかろうとした時、うさぎに テツガクを語られテツガクおおかみに...。ゴンノスケのちょっとなさけなくて笑えるおはなし。 (1,050円 小学校中・高学年から大人まで)


評論社

「どでかいワニの話」
ロアルド・ダール 作
クエンティン・ブレイク 絵
柳瀬尚紀 訳
アフリカの大きな川に住む、どでかいワニは、「今日の昼食は人間のガキを食う」とジャングルを出て、 人間の子どもたちがいる町へと出かけた。
ヤシの木、シーソー、メリーゴーランドのいす、いろいろなものに化けて、もう少しで子どもが食べられると いう時、森の動物たちが邪魔をする。
最後はとんでもない(もちろんワニにとって)結末が待っています。
ハラハラ、ドキドキもあり、ブラックユーモアな笑いもありの、挿し絵たっぷりの絵童話。
(945円 小学校高学年〜大人まで)


岩崎書店

「りんごがひとつ」
ふくだすぐる 作
りんごがひとつおちています。森の動物たちがみな狙っています。そこへサルがやってきて、りんごを持って 逃げて行きます。
動物たちは追いかけます。崖のふちに追い詰められたサルは、崖から飛び降りた...。
この後、ストーリーは意外な展開を見せます。笑いありの後、ホロリとさせる絵本です。
( 3、4才〜 1,365円)
●新刊ではありませんが、オススメの本です。


新風社

「ひゅるりとかぜがふくおかで」
ふくだとしお 作
ひゅるりとかぜがふくおかで、木の実が一つ落ちました。それを虫が食べ、その虫を魚が食べ、その魚を鳥が食べ、 厳しい自然のおきてを詩情豊かに描きます。
(1470円 5、6才〜)
●新刊ではありませんが、オススメの本です。



子どもの本●ジオジオ  運営責任者 江草元治
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