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★ジオジオからのメッセージ
           



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256 号


新しい年が始まったと思ったら、あっという間にもう2月。昔から「1月はいぬ、2月はにげる、3月はさる」と言われていますが、本当にその通りです。 納税の申告、各種の届出、3月末で年度が替わるので4月からの新年度の準備、おまけに2月は28日しかない。なんやかんやと気忙しい日々です。

1月末に若い保育士さんと保育士を目指す学生さんたちの依頼で「絵本講座」 を行いました。25名ほどの参加者でした。
大学の保育科では絵本そのものについての講義や「絵本を読む」 を始めとする絵本の実技講義などがほとんど行われていないそうです。
一昨年の暮れ、地元の兵庫大学の学生有志が他大学にも声をかけて、「絵本講座」 を自主的に開いて、オヤジが6〜7回講義をしました。
そのときの中心人物N君が声をかけて、今回も実現しました。

N君は現在神戸で保育士をしています。彼の勤める保育園には、ジオジオのブッククラブの会員のお子様がいるそうです。
不思議な縁かもしれません。

さて、講義や講座といっても「絵本学」などと大上段に構えたくはないので、絵本の歴史から絵本の現在という大きな流れ と、 絵本とは何か 、という深遠な問題(もちろんオヤジの主観ではあります)と、実技編 という三本柱を軸に構成しています。
今回は前回のような連続講座ではないので、本選びを中心とした実技編という内容でした。
できれば年に2,3回やりたいということなので、機会があれば「絵本とは何か」というテーマで取り組みたいと思います。
というのは、参加した彼ら、彼女らが、保育という現場で子どもたちと絵本の出合いを創り出すという大切な仕事をする上で、 もっとも大事なことは、彼ら、彼女らが 自分自身で絵本を好きになること、自分自身の絵本の世界を作ることだとオヤジは思っているからです。
特別な「学」や「論」以前に、「絵本」という大きく深い世界があり、そこに一歩足を踏み込んで、驚きや喜び、 時には悲しみを自分自身で感じてほしいと願うからです。
彼ら、彼女らがそういう気持ちを持って子どもたちに接するならば、絵本の時間はもっと豊かなものになっていくと思います。
このことは、とりもなおさず、家庭における親と子の絵本の時間にも当てはまると思います。

オヤジも『絵本ライブ』 と名付けて、保育園、幼稚園、小学校で絵本中心のお話し会を行っています。子どもたちはとても喜んでくれます。 (多分...)

おもしろい本はないか、 どうすればもっとおもしろく演じられるだろうか、そういうことばかり考えて臨みます。
特別な技術や道具はなくても、そういう思いを持って行えば、子どもたちはちゃんと受け止めてくれます。
この絵本が好き!そういう思いを込めて、子どもたちに絵本を届けたい、オヤジはそう思っています。
そして、人に一応筋道立てた話をするということは、自分の中でも筋道というものをきちんと作っておかなければなりません。
そういう意味でも「絵本講座」 は自分自身への 絵本とは何か、という問いかけにもなり、かえってこちらの方が勉強させてもらうチャンスを与えられ、ありがたいくらいでした。
次回を楽しみにしています。




いつもは小学部で読み聞かせをしている西はりま養護学校ですが、小学部が全員雪遊びに出かけるというので、 中学部・高等部で読み聞かせを行いました。いつもはあまりこういう体験がないのでしょうか、とても喜んでくれました。

西はりま養護学校では高等部にも給食があります。その日のメニューは丹波地域の名物(?)とかで、「とうふめし」「ぼたんじる」等が出ました。
別の日には東播磨、淡路島地域の名物(?)という日もあって、「おっ!かつめしか!?」と思ったら、「たこめし」でした。 でも、栄養士さんが加古川の人だそうで、時々「かつめし」も出るそうです。

今年は読み聞かせの実技指導をしている明石の青少年自立支援センターの中学生4人が、西はりま養護学校へ読み聞かせをしに行くことになりました。 2月28日です。 西はりま養護学校での試みは初めてなので、オヤジの方が緊張しています。いい交流の時間が持てたらいいなと思っています。
他にも2ヶ所で読み聞かせを行います。次号でこの報告は 出来ると思います。


 えぐさもとはる   2007.2




ブックランド紙上で紹介した本をご希望の方は、配本に追加する、あるいは配本に入れる、 という形でご注文くだされば、翌月、翌々月にはお送りできます。 不明の点は、TEL、FAX、Eメールでお問い合わせください。またブッククラブ以外の方のご注文もお受けします。注文


今月の新刊より


佼成出版社

「いかりのギョーザ」
苅田 澄子 作
大島 妙子 絵
こぶたのブブコさんが見つけたフライパンは火がなくても焼けます。怒りのパワーで熱くなります。 ところが、おいしいギョーザができて、それを食べたらだれもおこる者がいなくなりました。これでは フライパンは熱くなれません。もうおいしいギョーザは食べられないのでしょうか。 タイトルに反して、主人公はフライパン。大島妙子さんのコミカルな絵も楽しめます。3,4才〜
(1,365円)


福音館書店
「こよみともだち」
みやもとただお 作・絵  わたりむつこ作 
ましませつこ 絵
  1月から12月までは、それぞれの自分の家に住んでいた。かたく戸を閉ざし、友達もいません。 そんなある日、1月は2月のところへやってきて、「友だちになろう」とさそいだしました。次々と12月までさそって、 みんなで1軒の家に住みたいと、お引越しがはじまりました。 最後のページは「しかけ」がほどこされています。どんなしかけかは見てのおたのしみ。3,4才〜
(1,050円) 



ブロンズ新社

「365まいにちペンギン」
ジャン=リュック・フロマンタル 文
ジョエル・ジョリヴェ 絵
石津ちひろ 訳
ある日突然ペンギンが送られてきた。そして毎日毎日1羽ずつ。差出人はわからない。家の中は大パニック!画面いっぱいのペンギンたちは かわいいを通りこしての大迫力。最後のどんでん返しも大笑いです。5,6才〜大人まで
(1,680円)


クレヨンハウス

「うんこのあかちゃん」おとうちゃんの出産絵日記
長谷川義史 作
今や超売れっ子作家の長谷川義史さんが描いた出産絵日記。三人の子どもたちは助産院、自宅出産をしたので、こんな絵日記が 描けたのでしょう。 これからお父さんになる、あるいはなるかもしれない人に、ぜひ、ぜひ、ぜひ、読んでほしい本です。
※対談相手は中村季衣さん。
(1,680円)


講談社

「かんたんせんせいとペンギン」
斉藤 洋 作
大森 裕子 絵
夕方、氷山の上にずらりと並ぶペンギンの列。そのわけは...。 始まりはペンギンのリゲルがかんたんせんせいに「空を飛びたい」と相談にいったところから。それが氷山のペンギンたちと どうつながるかはお楽しみ。何でも「かんたんさ」と言う「かんたんせんせい」シリーズの第1弾!
※小学校低学年から楽しめる絵童話です。
(1,155円)


講談社

「獣の奏者T 闘蛇編」「獣の奏者U 王獣編」
上橋菜穂子 作
自然の中で生きるべき獣を戦いの道具として飼いならそうとする者たちと、出生の秘密を背負いながら、 獣たちが自然の中で自由に生きることを願う少女、エリン。政治、国家に翻弄されながらも、ひたすら前向きに生き続けようとする エリンの姿は、上橋菜穂子ファンタジーの主人公にぴったりです。「守り人」「旅人」シリーズとは一味違う上橋ファンタジー、ぜひお読みください。 おすすめです。
(T 1575円 U 1680円 2巻完結)
■「守り人」バルサのシリーズ「天と地の守り人」第2巻発売中。第3巻で完結です。



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